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【悲報】まさかのNISA非課税恒久化がナシに?

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衝撃的なニュースが入ってきました。

ほぼ通るだろうなぁと楽観していた新しいNISAの非課税枠増額や非課税期間恒久化がオジャンになりそうです。

外部リンク「NISA恒久化」暗雲、非課税期間の延長は無理筋か、「口座開設期間」延長でお茶を濁す案も浮上

※リンクは新しいタブで開きます

 

もちろんTwitterでも大荒れw

では、一緒に内容を見ていきましょう。

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【悲報】まさかのNISA非課税恒久化がナシに?

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振り返りとして、2022年9月に金融庁がNISA改正の要望を出していました。

ポイントとしてはこんな感じ。

  • 二階建ての新NISAはお蔵入り
  • NISAの一本化
  • 年間投資枠の増額
  • つみたてNISAは12で割り切れる数字に
  • つみたてNISA以上にしたい人は成長投資枠を用意予定
  • 投資期間の縛りが無くなる
  • 非課税期間が無期限になる
  • 年間投資枠が設けられる
  • トータル非課税枠というのができそう
  • NISA内でのスイッチングが可能に
  • ジュニアNISAは廃止にするが0歳からNISA使用可能に

12月の大綱で大きな流れが決まるが、財務省との駆け引きやら色々あるので浮かれないようにと自分で書いてましたが、非課税枠恒久はくるだろうと思ってたのでショックです。。

関連記事大注目!シンNISAが少し見えてきた【金融庁の改正案】

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理由としてはシステム改修が間に合わない?

ちょっと長いけど引用です。

表面上の経緯だけを振り返れば、NISA恒久化はほぼ既定路線になったかのようにも思えるが、水面下では重大な問題が浮上している。政府は当初、2024年1月の新制度移行を目指していたものの、金融機関側のシステム改修に想定以上の時間が掛かることが判明したのだ。

みずほ銀行のシステム障害でよく知られたように、金融機関のシステム改修には莫大なコストと不具合発生のリスクが伴う。口座管理システムを含めた大規模改修となると、「どれほど急いでも1年以内には終わらない」(有力証券幹部)。

また、手数料水準の低い投資信託に売買が偏りがちなNISA制度は証券会社や銀行にとって、ほとんど儲けにつながらないとされる。業界側からは「政権としては実績作りを急ぎたいのかもしれないが、見返りが期待できないシステム改修のために、事業者がコストとリスクを引き受けなければいけない意味がわからない」(地銀幹部)と不満も漏れ聞こえる。

※太字等の引用は管理人がしました。

個人的にはシステム改修は苦しい言い訳かな、と。

つみたてNISA商品を売りたがらない旧体制の気持ちは分からないでもないけど、ネット証券の隆盛を見ているとそんなこと言ってる時代では無いワケで。。

 

読み進めていくと財務省が悪い、と勝手に思いました。

 

金融庁と官邸の距離感が問題?

記事によると金融庁と官邸の距離感がダメだったのではないか、と。

その一因が、官邸と金融庁との「微妙な距離感」にある。政府側でNISA拡充を担当している木原誠二官房副長官は旧大蔵省出身で、官邸メンバー内では最も金融分野に詳しい。だが、この出自がかえって連携の妨げになっているようだ。

「現在の金融庁幹部連は大蔵省時代の先輩に当たり、後輩の木原氏が命令を下す逆転現象が起きて関係がギクシャクしている。本来は緊密に連絡を取るべきだが互いに遠慮し合い、木原氏と十分に腹を割って意見交換できる官僚が当局側に存在しない」(中堅職員)という。

ここらへんもどうも理解しにくいです。

木原官房副長官は大蔵省出身ということは財務省ですから、思いっきり財務省の意思ちゃうんかい、と。。

金融庁は以前からNISAの非課税恒久化に何度か要望を出していましたが、その度に要望は通らなかった過去があります。

何となく記事を読んでいて釈然としないものがありました。

 

参考までに財務省と金融庁の立ち位置。

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で、一番ショックだったのが非課税枠恒久化が通らないときの落としどころ。

 

「非課税期間」ではなく、「口座開設期間」を無期限に延長?

金融庁内ではNISA恒久化について、2024年1月の制度移行という政府側の要求を満たしつつ、NY講演との整合性を図る「最低ライン」で行く案が浮上している。「非課税期間」ではなく、「口座開設期間」を無期限に延長するというのだ。

自然に考えれば、「恒久化」とは投資の収益が非課税になる期間の無期限化を意味する。非課税期間の時限措置を据え置かれれば、新たに口座を開設できる期間だけが延長されても、投資上限額が多少拡大したところで1人1人の利用者にとってメリットは少ない。政府として「非課税期間の恒久化」を明言していたわけでないとしても、次善の策に落ち着けば国民から「騙された」と批判が起こりかねない。

※太字等の装飾は管理人がしました。

口座開設期間を無期限というのはバカにされ過ぎではないでしょうか。。

インベスト岸田は何だったんだろうか。。

金融所得倍増とは?

つみたてNISAは今の制度だと2042年までの時限的処置なので、口座開設期間が無期限というのにも意味はあるんですが、ちょっと苦しいですね。

 

一番嫌なのはこれで頑張ったとして金融課税だけくること

最悪なのがこれで終わりになって金融課税だけ検討されるパターンですね。

ななし
ななし

岸田なのであり得るのが怖い。。

もちろん金融庁はNISA制度を良いものにしようとするでしょうけど、利権や関係各所との調整が難航しそうです。

 

おわりに|期待せず12月の大綱を待ちつつ自己防衛しよう

今回の記事はまだ確定ではありません。

12月の大綱(ここで出たものはほぼ通ることが多い)を待つのが良いでしょう。けど、期待していた分、もやもやが残りますね。

リプ欄を見ているとフォロワーさんも期待していたのに・・・という声が多かったです。

しかし、声を上げ続けるのは大切なことなので今後もしていこうと思います。

 

非課税枠については残念なことになるかもですが、どちらにせよ資産形成は必要なことです。

政府に期待せず、今までどおり自分たちにできることをコツコツ頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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