Xのタイムラインを見ていたら興味深いtweetが。
おしろまんさんのtweet。
まさかのオルカンからアメリカが減ってる件 pic.twitter.com/xr8D0IgUCX
— おしろまん@資産形成の図解屋 (@oshiromandayo) August 7, 2026
マジ?と思って確認したらマジでした。せっかくなので記事にてシェアします。
では一緒に見ていきましょう。
まさかのオルカンからアメリカが減ってる件
まずはおしろまんさんの画像から。

出典:https://x.com/oshiromandayo/status/2085834622362083449
アメリカの比率が64.5%から63.2%に減っています。
2025年3月と2026年3月の比較ですね。
(目論見書は2025年7月と2026年7月を参照)
ただ、これはアメリカが不調だから減ったのではなく、他国がアメリカ以上に好調だったせい。新興国の伸びが凄い。台湾、韓国の半導体上げが効いてるのかも。日本も少し伸びてます。
時価総額加重平均を考えた人、マジで天才。あと、こんな低コストで投資できる環境に感謝。
ただ、管理人が投資を始めた20年前は全世界における日本の比率は10%くらいだったので、それを考えると、まだ日本が徐々に世界でのプレゼンス低下は続いている様子。
ネットで目論見書探したら2024年までのしか無かったですが、チェックしてみましょう。

2024年目論見書

2025年目論見書

2026年目論見書
出典:三菱UFJアセットマネジメント
分かりやすい表にしてみました。
| 時点 | アメリカ | 日本 | 新興国 |
|---|---|---|---|
| 2024年3月末 | 63.8% | 5.5% | 10.0% |
| 2025年3月末 | 64.5%(+0.7pp) | 4.9%(-0.6pp) | 10.3%(+0.3pp) |
| 2026年3月末 | 63.2%(-1.3pp) | 5.0%(+0.1pp) | 11.4%(+1.1pp) |
年ごとの状況など。
Claudeがまとめてくれました。
2024年3月→2025年3月の変化:米国一強の年
米国:63.8%→64.5%(+0.7pt)
2024年のS&P500は前年末比+26.6%、ナスダック総合は+33.4%上昇。「マグニフィセント・セブン」7銘柄が牽引し、2024年11月末時点でS&P500全体の時価総額の32%近くをこの7銘柄が占めるまで拡大。AI・半導体需要への期待による米国大型テック株の急拡大が、他地域を上回るペースで米国シェアを押し上げた。
日本:5.5%→4.9%(▲0.6pt)
為替はこの期間ほぼ横ばい(2024年7月に一時160円台まで円安が進んだ後、日銀の利上げ観測で円高方向に戻すなど上下動)だったため、為替より株価パフォーマンスの格差が主因。日米の金融政策の方向性の違いを背景にTOPIXがS&P500から乖離し始め、米国テック株の急拡大に対して見劣りする形でシェアを落とした。
新興国:10.0%→10.3%(+0.3pt)
2024年9月末の中国当局の景気支援策発表を受けた中国株の急上昇、AI関連需要の恩恵を受けた台湾株の堅調さが下支え。ただし米国の伸びの方が大きく、拡大幅は小幅にとどまった。
その他先進国:20.7%→20.3%(▲0.4pt)
米国・新興国のシェア拡大分を相殺する形で相対的にシェアを落とした。
そういえばM7という言葉が出てきたのも2024年とかですかね。日本株は上がったが円がポンコツすぎた結果、全世界での比率が下がったという感じ。
2025年3月→2026年3月の変化:新興国(台湾・韓国)が主役の年
新興国:10.3%→11.4%(+1.1pt、3年間で最大の変化)
2025年は新興国株式が軒並み好調。韓国総合株価指数(KOSPI)は年間+70%超、ブラジルのボベスパ指数は+30%超と、米国S&P500の+16.39%を大きく上回るパフォーマンス。AI半導体需要の拡大で供給網を担う台湾・韓国株が急伸し、2026年に入ってからは台湾の株式時価総額がインドを上回り世界5位に。新興国指数内の勢力図も「中国中心」から「台湾・韓国のプレゼンス拡大」へ変化。一方インドは原油高によるコスト増や、生成AI活用による業務効率化がIT関連株への逆風となり伸び悩んだ。
米国:64.5%→63.2%(▲1.3pt)
新興国が米国を上回るペースで上昇し相対的にシェア縮小。加えて2026年2〜3月は中東情勢緊迫化に伴う原油高などでリスクオフ局面があり、世界の時価総額上位10社の合計シェアが低下する場面も。超大型テック株ほど下落の影響を受けやすく、これも一因。
日本:4.9%→5.0%(+0.1pt)
この期間は円安が約6%進行し、日本株のドル建て時価総額を目減りさせる方向(マイナス要因)に働くはずだった。にもかかわらずシェアが微増したのは、それを上回る勢いで日本株(現地通貨ベース)自体が上昇したため。日経平均は2025年10月に5万円台、2026年4月には一時6万円台に到達。半導体関連株の急伸、2025年衆院選での与党大勝による政治的安定期待が背景。円安による目減り分を株高が打ち消して余りあった。
その他先進国:20.3%→20.4%(+0.1pt)
ほぼ横ばい。米国のシェア縮小分の大半は新興国が吸収した。
目論見書が3月時点なので、そういえば中東問題で株価が下がってた時期でした。反対に新興国株は今までのように中国主流でなく台湾、韓国が一気にシェアを伸ばしましたね。日本は円安をものともせず株価上昇したことが要因。
まとめ
- 前半の1年は米国一強(AI・テック株ブーム)、後半の1年は新興国(台湾・韓国の半導体株)が主役と、ドライバーがはっきり入れ替わった。どちらも起点はAI・半導体投資ブーム
- 日本のシェア変動は為替より株価パフォーマンス格差の影響の方が大きい。直近1年は円安が進んでもシェアはむしろ微増した
- MSCI ACWIは時価総額加重・四半期リバランス型なので「勝ってる市場のシェアが自動的に増える」性質は今後も続く。米国集中が気になるなら、TOPIX連動や新興国連動ファンドを別途組み合わせて意図的に比率を積み増す判断を
普段、全然チャートをみないのと、S&P500の状況くらいしか気にしてないので、オルカンのなかでの米国株比率が低下してるとは思っていませんでした。
とはいえ、この自動調整こそがオルカン最強のメリット。
勝手に勝ち馬に乗らせてくれます。
管理人はNISAでオルカンを買っていますが、資産形成を終えて、老後に取り崩していき、管理人が亡くなったあとは妻が相続して使っていく予定。
そうなると10年、20年ではなく30年、40年という長期投資になります。
40年後の覇権国がどこか分からなくても、オルカンが比率を変えてくれるので、何も考えずに投資が可能。しかもコストは格安。ホント良い時代になりました。
とはいえ、自分の好きな米国株比率くらいはたまに見ておこうかな、とも。
というワケで今日はまさかのオルカンからアメリカが減ってる件というお話でした。
投資をしていると、良い時期も悪い時期もありますが、それを乗り越えながら、ともに頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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