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【詳しく解説】Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)は信託報酬0.1155%の超絶低コスト高配当投信

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個人的に高配当戦略が好きなのですが、ついに大本命の配当貴族投信が登場しました。

信託報酬0.1155%と超低コストで個人的には主力にしたい。商品スペック等含め記事にしました。

では一緒に見ていきましょう。

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Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)は、25年以上連続で増配している企業の株式で構成される商品

そもそも配当貴族とは何ぞや、という読者様もいますよね。

目論見書より分かりやすい画像などを。

S&P500配当貴族指数の特徴

  • S&P500構成銘柄から採用
  • 連続増配25年以上の企業
  • 時価総額30億ドル以上の企業
  • 1日当たりの平均売買代金が500万米ドル以上
  • 各銘柄のウェイトを均等化
  • 年4回リバランスをする

参考:S&P500配当貴族指数

SPYDとVIGを足したようなイメージかもですね。

ただ、連続配当25年以上というのは堀の深いビジネスをやっている企業への投資になりますね。というか配当重視の米国株ですら厳しすぎる水準。

日本だと花王くらいしか無い気がします。

米国株でも基準から落ちる企業も多く、リーマンショックで外れた企業も多かったはず。

シーゲル教授が赤本で書いていた黄金銘柄への分散投資がこれ一本でできます。(高配当をすすめるイメージが強いですが半分はVTとか世界分散をおすすめしています。)

 

配当に対して異常な熱意をもつ米国株でも、25年連続増配はかなり堀の深いビジネスをしている企業になります。

連続増配が基準なので、企業としては増えていくこともありますが、合併やスピンオフなどで銘柄数が減る可能性もあります。

この指数は裁定銘柄数が40で設定されており、将来的にそうなった場合の検討もされているようです。

具体的には連続増配20年以上に変更とかですね。

 

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の上位銘柄やセクター比率など

出典:日興証券

ちょっと画像が小さいかもですがスマホだと拡大して見て下さると助かります。

S&P500やNASDAQと比べるとセクター比率が全然違いますね。増配がキーなので生活必需品、消費財、ヘルスケアにウェイトを置くスタイル。

個人的には均等ウェイトではなく時価総額だったら面白かった気もしますが、連続増配が途切れた瞬間にポートフォリオが変わり過ぎるからかな、とか思ったり。

例えばですがマイクロソフトが指数に入っていたとして、それが連続増配ストップで指数から除外されるとめちゃんこ変わりますよね。

 

信託報酬は0.1155%と激安

信託報酬は0.1155%と激安です。

実質コストの心配をTwitterなどで見ましたが個人的にはそんな心配をしていません。

SMT米国株配当貴族インデックス・オープン、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族指数という先発商品もあり、NikkoAMはそれなりに仕事するんじゃないかな、と。

実際、SMTのほうは実質コストも十分なレベルでした。

関連記事SMT米国株配当貴族インデックスの実質コストは年率0.68%と優秀(信託報酬は0.59%)

※リンクは新しいタブで開きます

 

昔から配当貴族の商品が欲しかったのですが、SMTなどは信託報酬も微妙だしHDVやVYM買ったりしていました。

子供へのプレゼントとして10万円くらい買ってあげようか思案中だったり。自分のはポイントや副業収入でボチボチ買っていこうと思います。

 

ちょっと悩んだ結果、子供にプレゼントしておきました。

 

ヘソクリはないので妻に正直に謝っておきますw

 

配当貴族とS&P500の長期比較リターン

S&P500と比べてリターンはどうなのか?と思う方も多いですよね。

これが意外に強いのです。

ただ、ITバブル崩壊のときのダメージが少なかったことは考慮に入れないとダメですね。

とはいうものの金融危機などの暴落で大ダメージを受けないこと、その間、高まる配当利率で再投資して株数を増やして次の上昇相場のアクセルとするのはシーゲル教授が提唱していたものに通じます。

上記チャートを見るとハイテクしか勝たん、というコロナショック後の増え具合がS&P500を超えて驚きました。

 

ちなみに日本からでは買えないのですが、配当貴族連動ETFもあります。

設定が2018年なのでVOOとの配当込みリターンも比較で見ておきましょう。一番S&P500が強かった時代なので参考になるかも。

 

配当貴族ETFのNOBLとVOO(S&P500)の配当込みリターン比較

以外ですが現時点のリターンはあまりS&P500と変わらないんですね。

コロナショック後の暴騰は負けるものの、インフレ地獄でグロースが厳しい時期なので。こういった時期にボラティリティが低く、高配当で株数を増やすことで上昇相場のアクセルになるのが高配当が市場に勝つ、とシーゲル教授は言っていましたが自動放置でタイムカプセルにできそうです。

 

余談ですが、SPYDもこういった事情を考慮して作ったと思っています。

超長期だとS&P500をアウトパフォームしていたりします。こっちはコロナショックでの下落がとんども無かったですけど。(当時酷評されまくってましたw)

分かりやすい画像など。

約30年の比較だと

SPYD指数(配当込み) 1907.8%

S&P500(配当込み) 1822.4%

詳しくはナザールさんの記事をお読みください。

外部リンク驚愕!SPYDの30年トータルリターンはS&P500を上回る!

※リンクは新しいタブで開きます

SPYDはまさかコロナショックで

  • 小型株多め
  • REIT多め(当時)
  • 金融株多め

ということも重なり、ええぇこんな下がるの?という想定外のことがありましたが、NOBL(配当貴族ETF)とVOOの比較を見ていると配当貴族は少し安心感がありそう。

 

まとめ|Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)は信託報酬0.1155%の超絶低コスト高配当投信

  • S&P500構成銘柄から採用
  • 連続増配25年以上の企業
  • 時価総額30億ドル以上の企業
  • 1日当たりの平均売買代金が500万米ドル以上
  • 各銘柄のウェイトを均等化
  • 年4回リバランスをする
  • 信託報酬は0.1155%と激安
  • 過去リターンはS&P500を上回った

堀の深いビジネスをしており、連続増配25年という生き残った老舗に投資をする配当貴族指数。

高配当が好きな人はサテライトで持ってみるのも面白いのではないでしょうか。

管理人は副業売上でチビチビ買っていこうかと思っています。ただし将来の結は誰も分かりません。欲しくなった方は自己責任200%くらいでお願いします。

 

というワケで今日はTracers S&P500配当貴族インデックス爆誕というお話でした。

 

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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