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皆が勘違いしている平均リターンのお話【ほとんどが平均割れ】

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皆さん、株式の平均リターンってどういう風にイメージしていますか?

多分なんですけど、複利も入れてこんな感じの人が多いかも。

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まぁ、正しいことではあるんですが。

 

さて、お世話になってるナザールさんのインスタを見ていると、そういえばコレ、自分も昔勘違いしてたわと思うことがありました。

じつは株式投資をしていると積立してる期間のほとんどが元本割れとかあるんですよね。。

 

ちなみにこの投稿があったから、4000万円で老後足りるのか?と思うことになって先日記事にしました。

関連記事実際に老後4000万円で大丈夫だろうか?ちょっとシミュレーションしてみた

※リンクは新しいタブで開きます

 

せっかくなので記事にてシェアしようかな、と。

皆が勘違いしている平均リターンのお話【ほとんどが平均割れ】

もったいぶっても仕方ないので結論から。

こちらをご覧ください。

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出典:資産は低率では増えない(インスタ投稿)

上記は1998年1月から2020年11月まで、S&P500(円建て)に月1万円積み立てた資産額とシミュレーションの8.5%の比較です。

リーマンショックを食らいつつ、元本に対しては爆益なんですけど、実際に出た8.5%というリターンを見ると、ほとんどの期間、これを超えていません。

 

良いときも悪いときもひっくるめて8.5%とナザールさんは書いていますね。

管理人も暴落を乗り越えて、暴騰でも持ち続けた結果が株式平均リターンを取れる方法、とは何度か書きました。

しかし画像で見ると衝撃的ですよね。。

 

画像で見ると2017年あたりはS&P500はバリュエーションが高過ぎて、もうこの株価は維持できない、そろそろ大幅調整だ、とか言われていました。

ここらへんで米国株を降りて欧州株あたりに行ってたら悔しすぎて禿げそう。。

ただ、こういった状況って今後20~30年くらい投資していく中で何度もあると思うんですよね。もちろん私も迷うはず。

リーマンショック前はホント米国株不人気で、新興国株式買わない人バカなの?みたいな時代もあったので。

ななし
ななし

もうすぐこんな時期がくる気もしてますw

 

おさらいでS&P500の積立実績をもう一度見ていきましょう。

この23年間に積立をした場合、資産は3倍になりました。(S&P500自体はもっと上がってるけど積立投資なので後半かった分はリターン寄与が少ないので。)

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結果もちゃんと3倍になっていますね。

つみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積立してる人なんかは、ざっくり3倍とかイメージできそう。

まさに管理人のことです。

昔は株式リターンが6.7%なら

  • 12年で2倍
  • 24年で4倍
  • 36年で8倍
  • アカン、どう考えてもウハウハやん

とアホな考えをしていました。

まぁ、みんな陥りがちな罠と思ってます。笑

 

ただ、保守的に見積もって1.5~2倍くらいに考えてるほうが、いざお金を使うターンになったとき安心ではあるので、

コツコツ積み立て、ゆっくり取り崩す
儲かったときは贅沢に
暴落のときは清貧に

という感じが良いかもです。

 

もう一度、現実を見てみましょう。

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げえーーーー

全然、期待していたほど平均リターンになってない。。

というか、平均とは?と思っちゃいます。

 

ここらへん、株式は値動きがあるので幾何平均で計算しないといけなくて、私たちが良く目にするような算術平均より数字が小さくなるんですね。

もし良ければ、たまに紹介している当サイトの記事も読んでくださると嬉しいです。

関連記事【リスクはリターンを蝕む】株式投資で複利リターン6%は期待し過ぎの可能性大!

※リンクは新しいタブで開きます

 

動画だとかず先生のYouTubeが分かりやすいです。

外部リンク「算術利回りと幾何利回りの違い」「インデックス投資で複利でウハウハ?ほんまに?」「みんなが想像しているほどリスク商品は複利は効かない」

 

というワケで、今日は短いんですが、初心者が陥りがちな勘違いというお話でした。期待し過ぎず一緒にコツコツ積み上げていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

【秀逸】世界一分かりやすい株式リターン7%の図

平均リターン繋がりで、こちらも初心者が陥りがちなパターンです。というか、私も同じミスをしていました。

 

実際に老後4000万円で大丈夫だろうか?ちょっとシミュレーションしてみた

老後の取り崩しでも右肩上がりを考えている人は少ないかもですが、市場が低迷しているときにリタイアした場合のシミュレーションはキツイものがありますね。

上記はかなり厳しめなので参考になれば幸いです。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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