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2022年版|S&P500を天井で高値掴みしまくった場合はどうなるのか?【特に問題なし】

雲、上空 お金と投資
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管理人は海外ETFをかなり雑に買っています。

それはけっこう昔にこんなことを思ったからです。

S&P500って全部高値掴みだったとしても年1回ドルコストとあまり変わらんのでは?

 

まぁ、右肩上がりの指数であれば、そうなりやすいんですけど。ただ、高値掴みって避けたいじゃないですか。投資してる身としては。

  • 買った後、暴落したら悲しい
  • でもスルスル上がって指をくわえてるのも嫌

というのも事実。ここらへんの葛藤を考えるのも面倒なので、大体余剰金の半分を買うというのが最近の状況です。

もちろん全て底で買えるのが理想的ですが、そんなことが出来たら管理人はブログを書いていないでしょう。

 

記事内容は直近5年間のスポット買いが全て高値掴みしたけど大したことは無かった、というもの。

結論から述べますと投資額15000ドルに対して1000ドルくらい差が出ますが、失敗しまくっていても結果オーライかな、と。

 

  • 投資額はどちらも15000ドル
  • コロナショック被弾
  • 高値掴み17,297ドル
  • ドルコスト18,970ドル
  • ざっくり180万円使って失敗した割に、結果は17万円くらいしか変わってない
  • 失敗しまくって10%は許容範囲過ぎワロタ

個人的には許容範囲。というか、こんな雑な投資なのに凄くないですか?笑

 

じつは一昨年一年前くらいにも同じことをやっており、そのときは高値掴み16036ドル、ドルコスト17193ドルでした。

 

では、一緒に確認してみましょう。

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S&P500を天井で高値掴みしまくった場合はどうなるのか?【特に問題なし】

こっそり見てみる

投資商品はS&P500ETFであるVOOです。

調べてみた条件

  • 期間は直近5年
  • スポット買いは一回1000ドル×15回
  • ドルコストは年末に3000ドル×5回
  • 購入するものはVOO
  • 試算なので端数の株も保有

どちらのケースも15000ドルを投資した結果が分かります。

2019年の暴騰、2020年3月のコロナショック、そして直近の急落を被弾しているので相場の影響を見るのには問題ないでしょう。

 

  • 失敗しまくったスポット買い
  • 淡々とドルコスト

の比較ですので、ドルコスト優位ですが思ったより差が無かったというのは、株式投資は退場しないことが最良の戦術を素直に表していると思います。

 

画像はこんな感じ。

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S&P500を高値掴みし続けたケース

やっつけ仕事感がありますがご容赦ください。

青丸部分で1000ドルつづスポット買いしています。(丸の数が足りないけど時間無いのでゴメンナサイ。)

株価上昇に浮かれて直近高値掴み後に下落を受けた状態。合計15回の購入をして15000ドルを投資しています。

 

ドルコストはそれぞれの年末です。良い時期もあれば暴騰真っ最中もありますね。ここ5年は調整と暴落を挟みつつ美しい右肩上がり。

ホントは毎月末を調べれば良かったのですが、高値掴みを人力で調べて疲れちゃいました。笑

でも、年一回ドルコストも毎月ドルコストも大差ないのでこのままいきます。

ななし
ななし

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もったいぶっても仕方ないので結果を画像で見てみましょう。

 

S&P500に15000ドル投資して「天井高値掴み」と「ドルコスト」で1000ドルの差

 

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青線が株価、オレンジが資産額になります。

合計15,000→17,297ドル

アカンところで買いまくって、さらに今回の被弾を受けても案外大丈夫でした。

 

もう一回チャートを見てみましょう。

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こんな買い方でも救われているのですね。。

 

チャートだけ見ていると今回の急落で大きく下がったように見えますが、

  • 失敗したと思っていても単純に購入した分だけ資産が増えている
  • 過去の高値も今となっては安値

というのは長期投資家として知っておきたいですね。

タイミングに悩んで下落を待つよりも、副業収入だし長期保有するからという理由で買っている管理人の言い訳終了。

 

15回の高値掴みをして直近でコロナショックに被弾してしまいましたが、200ドル前後で買っていたものが多いので損失は出ていないというのが高値掴みでした。

さて、ドルコストの方はどうでしょうか。

画像はこちら。

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エクセル先生の日付が怪しいですが、大体年末に3000ドルを買い付けるドルコストです。

グラフには出ていませんが金額集計日は高値掴みと合わせています。

合計15,000→18,970ドル

こちらも順調に伸びています。

ただ、資産が増えたあとに大きめの急落を食らうと、ドルコストでも高値掴み積立のどちらも大きく下がるというのは意識しておきたいところ。

長期投資で下がるのはリターンの振れ幅であって、リスク自体が下がるワケではないので。

 

ただ、長期投資のイメージとしては下記画像を見ておくと心の平静が保てますね。

投資期間とリターンの散らばり(ランダムウォーカー)

20年運用すれば負けなしですが、直近1年で見ると+52%から▲37%まで資産が動きます。

 

さて、テキストの方もみてみましょう。画像はぱっと見わかりやすいですが、私はテキストの方が好きです。

 

テキストで見たS&P500高値掴みとドルコストの差

細かな数字は省略していますが十分参考になるかと。

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日付 株価 資産額 合計保有数
2018/9/17 269 $1,000 3.72
2018/11/26 253 $1,941 7.67
2019/4/29 270 $3,071 11.37
2019/7/22 277 $4,151 14.98
2020/1/3 305 $5,570 18.26
2020/4/13 263 $5,803 22.06
2020/6/1 293 $7,465 25.48
2020/8/22 322 $9,204 28.58
2020/10/12 318 $10,090 31.73
2021/2/8 361 $12,454 34.50
2021/5/3 388 $14,385 37.08
2021/8/30 416 $16,423 39.48
2021/11/15 431 $18,016 41.80
2021/12/27 436 $19,225 44.09
2022/3/16 416 $19,343 46.50
2022/5/27時点 372 $17,297

 

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日付 株価 資産額 合計保有数
2017/12/26 245 $3,000 12.24
2018/12/31 231 $5,829 25.23
2019/12/30 296 $10,469 35.37
2020/12/31 343 $15,131 44.11
2021/12/31 436 $22,233 50.99
2022/5/27時点 372 $18,970

 

今回は配当を含まずのざっくりシミュレーションですが、長期低迷をした場合の再投資は大きな差になってくるでしょう。

株式は短期では驚きの連続ですが、長期では企業の生み出した利益に収束します。

 

購入できた株数|高値掴み50.9株、ドルコスト46.5株

結果はドルコストの勝ちなんですが、個人的には投資は余剰金でやるものだし、大した差とは思わなかったです。(管理人の場合、たぶん逆張りで下がってるときにウキウキで買ってるでしょうし。)

今回、大きな差にならなかったのは購入できた株数が大差なかったことですかね。

  • 高値掴み|50.9株
  • ドルコスト|46.5株

さて、読者様はどう思われたでしょうか?

ちなみに去年調べたときに買えた株数は高値掴み55.68株、ドルコスト58.75株でした。何だかんだで早く始めたほうが株数買えて有利というのも感じました。

絵心なかったり、雑な抽出かもですが、けっこうデータを拾ってグラフにすると面白い発見もあります。

もし、こんなの調べられます?みたいなのがありましたら、Twitterなどで気軽にご相談ください。

おわりに|S&P500は天井高値掴みなんて気にせず今後も投資を続けていく

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実際にはVOOを保有していませんが、副業収入で2558(S&P500ETF)を買っています。また、つみたてNISAではeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積立しています。

今回の比較で分かったこと

  • 株数を増やすことが大切
  • 高値掴みをしても報われた
  • 安い時期に買っていることで2022年初来からの急落も耐えている

未来は分かりませんし、長期低迷があるかも知れません。そして株式は強気相場と弱気相場をくり返します。

ただ今回の結果を見てみると、低迷が続くなら株数を増やすチャンスですし、強気相場なら高値掴みを失敗しても取り戻せています。

管理人にすればどっちに転んでもラッキーなので、やはり余剰金があれば好きに購入するという今のサイクルになりそうかな、と。

 

ニュースなどを見ると不安で押し潰されそうになりますが、世の中は株式会社だらけで出来ています。

自分や友人たちの企業活動を信じながら、一緒にコツコツと投資を続けていきましょう。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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