個人的にニッセイ4資産均等型が好きです。
分かりやすいポートフォリオと自動リバランス機能、抜群のディフェンス性能を誇りながらそこそこのリターンも保有。
セミリタイア中はニッセイ4資産均等型を取り崩すのが一番気楽じゃないのか?と思うほど。
で、リーマンショック時はどれくらいマイナスだったのか気になったので調べてみました。
とりあえず結論は▲27.8%でした。
株式100%だと資産半額になるので耐えられないかもだけど、これなら節約で乗り切れそう。。
ただ、暴落局面に強いだけでなく、単年で見ても53回中、マイナスの年は12回で勝率77.4%とそこそこ強く、平均リターンは7%です。十分過ぎる。。(後述してますが幾何平均でも6.7%とめちゃ強い。。)
ちなみに10年保有すると今のところどんな酷い局面でもマイナスになっていません。
下の画像はITバブル被弾後にリーマンショックを食らった時期が記載されています。

出典:年金積立金管理運用独立行政法人
最小で108万円となっているので、年0.8%という感じですかね。
※ニッセイ4資産均等型だと信託報酬がかかるのでリターンはもう少し減ります。
最悪の4年間を除くと、大体10年保有していたら1.5倍くらいに成長している様子。調子の良いときは3倍近くになっているケースも。
中央値でみると5~6%前後が4資産均等型の期待リターンと思われます。
ちなみに上記画像は古いデータでもググっても出てきません。たまたま昔書いた記事に残っていたものを使いました。
昔はGoogleで色んなデータを探せたんですが全然出なくなりましたね。
参考までにGPIFが公表している最新版など。

出典:年金積立金管理運用独立行政法人|長期分散投資の効果
23回中、マイナスは6回。
勝率73.9%で単年でも十分強い。
10年保有した場合。

こちらも10年保有すると負けナシ。
古いデータより最小値が少し上がって、最大値は減っています。バランスファンドとして理想形。
個人向け国債を1400万円保有しているんですが、老後にしか使わない予定なのでニッセイ4資産均等型を買って封印してしまえば年金受給開始まで15年は放置期間が取れます。
そう考えると最悪で1.1倍程度、平均で1.5倍になることを想定するとインフレ負けの可能性がある個人向け国債よりニッセイ4資産均等型に買い替えようか、と真剣に悩んでいる次第。。
とりあえずゼロクーポン債をスプレッド負けするけど全部売ってニッセイ4資産均等型を買ってみようかな。
あと、そのままバケツ戦略の中期用として活躍してくれそうな予感。

出典:Phasing Retirement with a Bucket Drawdown Strategy | Charles Schwab
- 短期バケツ:約2年分の生活費相当をほぼ現金で保有する
- 中期バケツ:7年程度の生活費相当を債券などで保有する
- 長期バケツ:残りの資産を株式などで保有する
バケツ戦略については九条さんの記事が分かりやすいです。
上記画像や考え方なども九条さんの記事で知りました。
外部リンクFIRE後のベスト取崩し方法「バケツ戦略」とは何か?
カウチポテトを卒業したし、本格的なリタイアを見据えてバケツ戦略を考えなきゃなぁ、と思うこともあります。
ここらへん、また考えて記事にしようかな、と。
さて、終わるにはちょっと早いので、4資産均等型の長期推移なども載せておきます。(過去に作ったものを最新版に修正してます。)
結果をいつもの応援クリックの下に貼っておくので、興味のある人は応援ポチのあとにザーッとご参照ください。
というワケで今日はニッセイ4資産均等型のリーマンショック時の暴落耐性を調べてみたというお話でした。
いつか暴落はやってくるので、何とか生き残れるよう頑張っていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
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何やかんやでニッセイ4資産均等型は良いよな、という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人と旨い酒が飲めそうですw
さて、調べた疑似ニッセイ4資産均等型のリターン推移などを貼っていきます。
AIが調べた時期やアクセス元によってGPIFが出していたデータ(元データはイボットソン)とは少し違いますが多めに見て貰えると幸いです。
ちょこちょこ管理人もコメント入れてます。
AIで4資産均等型の暴落耐性を徹底検証してみた(1973~2025年版)
株式100%のインデックスファンドは長期では高いリターンが期待できる一方、リーマンショックやコロナショックのような暴落では資産が半分近くになることもあります。
そこで今回は、日本株・先進国株・日本債券・先進国債券を25%ずつ保有する4資産均等型が、過去53年間でどれほど暴落に強かったのかを検証しました。
使用したデータは1973年から2025年までの4資産均等型モデルリターンです。
長期統計(1973~2025年)
調査期間
1973~2025年(53年間)
年平均リターン
単純平均:7.3%
幾何平均:6.7%※
幾何平均で6.7%は強すぎますw
暴落とか乗り越えて年6%の成長するバランスファンドとか理想過ぎる。
マイナスだった年
13回(約25%)
つまり4年に3年はプラスという結果でした。
最大下落
2008年:-27.80%(リーマンショック)
円建てS&P500では60%近い下落となった金融危機でも、4資産均等型は約28%の下落に抑えられました。
老後に資産が▲60%になると絶望ですが、▲27.8%だったら、暴落きたから仕方ないし節約して乗り切ろう、とかできるな、と思いました。
最大上昇
2013年:+32.35%
アベノミクスと急激な円安、世界株高が重なり、過去最高の年間リターンとなりました。
株式半分でも強いときは強い4資産、マジで好き。
主な暴落
| 年 | リターン | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 1973 | -8.05% | 第一次オイルショック |
| 1974 | -8.80% | 世界同時不況 |
| 1990 | -13.40% | バブル崩壊 |
| 2000 | -5.68% | ITバブル崩壊 |
| 2001 | -8.18% | IT不況・9.11テロ |
| 2002 | -13.33% | ITバブル崩壊終盤 |
| 2008 | -27.80% | リーマンショック |
| 2011 | -2.33% | 東日本大震災・欧州危機 |
| 2018 | -7.25% | 米中貿易摩擦 |
| 2022 | -4.35% | インフレ・急速な利上げ |
▲10%以上の年は赤太字にリーマンショックは別格として、
年次解説(1973~2025年)
1973年 -8.05%
第一次オイルショックで世界経済が急減速。株式市場が大きく下落し、4資産均等型もマイナススタートとなりました。
1974年 -8.80%
オイルショック後の世界同時不況が続き2年連続のマイナス。債券が損失をある程度吸収しました。
1975年 +13.33%
景気回復期待から世界株式が反発。暴落後のリバランス効果もあり大きく回復しました。
1976年 +12.98%
世界景気が安定し株式・債券とも堅調。
1977年 +0.28%
景気回復が一服し、ほぼ横ばいの一年。
1978年 +11.50%
世界経済の拡大を背景に安定した上昇。
1979年 +6.10%
第二次オイルショックが発生したものの、分散投資効果によりプラスを維持。
1980年 +24.08%
世界株式が大きく上昇し、初めて20%を超える高リターンを記録。
1981年 +16.10%
景気回復が続き株式市場が好調。
1982年 +12.68%
米国経済が底打ちし世界市場が回復。
1983年 +16.80%
世界的な景気拡大局面。
1984年 +13.70%
株式・債券ともに安定した成長。
1985年 +0.55%
プラザ合意による急激な円高で外国資産の伸びが抑えられました。
1986年 +20.65%
円高後の景気対策により日本株が急伸。
1987年 +3.40%
ブラックマンデーが発生。世界株は暴落しましたが、債券が支えとなり年間ではプラスで終えました。
1988年 +21.55%
暴落から力強く回復。
1989年 +18.00%
日本のバブル景気が最高潮を迎えました。
1990年 -13.40%
日本のバブル崩壊が始まり、日本株が急落。
1991年 +12.05%
海外資産が支えとなりプラスへ回復。
1992年 -5.60%
バブル崩壊後の景気悪化が続きました。
1993年 +11.25%
世界経済の持ち直しで反発。
1994年 +4.40%
米国の利上げで債券は苦戦したもののプラスを維持。
1995年 +11.48%
阪神淡路大震災や円高局面でも世界株が堅調でした。
1996年 +10.78%
景気回復が進み安定した上昇。
1997年 +4.25%
アジア通貨危機の影響を受けるもプラス。
1998年 +2.83%
ロシア危機・LTCM破綻など金融不安が発生。
1999年 +21.80%
ITバブルで世界株式が急騰。
2000年 -5.68%
ITバブル崩壊が始まり株式市場が下落。
2001年 -8.18%
IT不況に加え9.11同時多発テロが発生。
2002年 -13.33%
世界株式がさらに下落し3年連続マイナス。
2003年 +7.03%
世界経済が回復し反発。
2004年 +4.40%
堅調な景気回復が続く。
2005年 +25.10%
世界同時好景気で大幅上昇。
2006年 +10.20%
世界経済が安定成長。
2007年 -1.73%
サブプライムローン問題が表面化。
2008年 -27.80%
リーマンショック。過去53年間で最大の下落となりました。
2009年 +11.18%
各国の金融緩和で世界市場が反発。
2010年 +12.30%
景気回復が続き安定した上昇。
2011年 -2.33%
東日本大震災と欧州債務危機。
2012年 +17.05%
アベノミクスへの期待から世界的に株高。
2013年 +32.35%
アベノミクス、異次元金融緩和、急激な円安、米国株高が重なり、過去最高の年間リターンとなりました。
2014年 +13.95%
円安が外国資産のリターンを押し上げました。
2015年 +2.90%
中国景気減速の影響で伸びは鈍化。
2016年 +2.13%
英国EU離脱や米大統領選など波乱の一年。
2017年 +10.88%
世界同時景気拡大で堅調。
2018年 -7.25%
米中貿易摩擦により世界株が下落。
2019年 +13.68%
米中関係改善期待から反発。
2020年 +5.95%
新型コロナショックで急落したものの、大規模金融緩和により年間ではプラス。
2021年 +13.95%
コロナ後の景気回復が鮮明となりました。
2022年 -4.35%
歴史的インフレと急速な利上げで株式・債券ともに苦戦。
2023年 +16.18%
AIブームや日本株高、円安が追い風となりました。
2024年 +18.25%
米国大型ハイテク株、日本株ともに好調。円安効果もあり高いリターンを記録しました。
2025年 +8.50%
AI投資ブームは継続した一方、世界的な高金利や景気減速懸念から上昇ペースは落ち着きました。それでも4資産均等型は安定したプラスリターンを維持しました。
バブル崩壊(1990~1992年)
日本の資産バブル崩壊により、日本株は長期低迷へ入りました。
しかし4資産均等型は海外株式・国内債券・外国債券が支えとなり、
1990年 -13.40%
1991年 +12.05%
1992年 -5.60%
と、株式100%よりはるかに小さい下落で済みました。
日本株が25%あるけど、意外とダメージ少なくて凄い。あと、1991年に少し回復してるから、日本が恐怖に怯えてるときでも3年を通してみたら意外と普通に過ごせそう。
ITバブル崩壊(2000~2002年)
ハイテク株の暴落により世界株式は3年間苦戦しました。
4資産均等型でも
2000年 -5.68%
2001年 -8.18%
2002年 -13.33%
と3年連続マイナスになりましたが、一年あたりの下落幅は限定的でした。債券がクッションとなったことで、大きな資産減少を防いでいます。
リーマンショックもつらいけど、この期間が投資家として一番しんどいんじゃないでしょうか。あと、普通に老後に取り崩しの期間でも3年連続マイナスはダメージでかいです。
減ってるリスク資産を取り崩すと次の上昇相場での成長エンジンが小さくなってるので。
対策としては数年分くらいの生活費をキャッシュ相当で保有するか、節約するか、あとは働くか。
個人的には使わずに終わるであろう生活防衛費をそのまま老後も残しておこうかとも思っています。インフレで焼かれるけど保険料として割り切るしかないかな。
リーマンショック(2008年)
4資産均等型最大の試練がリーマンショックでした。
年間リターンは
-27.80%
となり、過去53年間で最大の下落を記録しました。
それでも世界株式が50%前後、日本株が40%以上下落したことを考えると、4資産均等型は半分程度のダメージに抑えられています。
さらに翌年の2009年には
+11.18%
と回復に転じ、その後も長期的な資産成長を続けました。
この危機は、「株だけではなく債券も持つこと」の重要性を示した代表例といえます。
アベノミクス(2012~2014年)
異次元金融緩和と急速な円安によって、日本株・外国株ともに大きく上昇しました。
2012年 +17.05%
2013年 +32.35%
2014年 +13.95%
特に2013年は、53年間で最高の年間リターンとなっています。
この3年は本当にヤバくて、例えば3000万円分持っていたとすると、3000万円×1.17×1.32×1.13で5235万円まで増えます。複利ヤバい。
まぁ、今みたいな相場と同じ感じでしょうか。
コロナショック(2020年)
2020年3月には世界中の株式市場が急落しました。
しかし各国政府・中央銀行による大規模な金融緩和と財政出動によって市場は急回復。
年間では
+5.95%
とプラスで終えました。
暴落時にも投資を続けた投資家は、その後の回復局面の恩恵を受けることができました。
AI相場(2023~2025年)
生成AIの急速な普及を背景に、米国大型ハイテク企業を中心として世界株式が大幅に上昇しました。
4資産均等型も恩恵を受け、
2023年 +16.18%
2024年 +18.25%
2025年 +8.50%
と3年連続でプラスを記録しています。
AI関連企業が相場を牽引する一方、高金利や景気減速への警戒感もあったため、2025年は上昇率こそ落ち着いたものの、分散投資の強みを生かして安定した運用成績となりました。
総括
1973年から2025年までの53年間を見ると、4資産均等型はオイルショック、ブラックマンデー、バブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック、そしてAI相場まで、あらゆる市場環境を経験してきました。
最大下落は-27.80%にとどまり、株式100%ファンドよりも値動きは穏やかでした。一方で、2013年には+32.35%という大きな上昇も記録しており、長期では成長性も十分に期待できます。
「大きく負けにくく、着実に資産を増やす」という4資産均等型の特徴は、53年という長期データから見ても一貫しており、暴落時でも積立を継続できる投資家にとって非常に相性の良い資産配分であることが分かります。

けっこう長文でガッツリ出してきましたw
リーマンショックの最大下落率が▲27.8%なのは驚異的ですね。
老後にニッセイ4資産均等型だけで生きていても、最悪は節約して支出を3/4にすれば対応も可能。マジで4資産均等型つよい。。
あと、たまにマイナスの年はありますが、半分だけの株式でもリターンがそこそこ取れているのを評価したいな、と。カウチポテトを自動でやってくれるのも魅力。
何やかんやで老後はこれだけで良い気もしますw
オルカン半分、無リスク資産半分でも似た感じのリターンになると思うので、NISAを使っている人はカウチポテトポートフォリオですかね。
こんな感じで日々悩みつつ、コツコツ資産形成を続けていこうと思います。
ともに頑張りましょう。
お付き合いくださった方は今日もホントにありがとうございます。
お読み頂きありがとうございました。
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