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タイミングが全て!確定拠出年金(旧401K)を保有していた女性に取材してきた

カフェラテ お金と投資
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今はiDeCoの愛称で呼ばれていますが、確定拠出年金が401Kという時代がありました。

旧名称401Kから入っていた女性(氷河期世代)がいて、ちょっと話を聞いてきたので記事にします。

さて、人のお金って興味がある人が多いと思います。もちろん私も気になります。

特に女性で401Kを運用していて、その後、専業主婦になった人はどう運用しているのか。個人的にずっと気になっていたのです。

ななし
ななし

昔からの友人で、わりと何でも話していたのです。ゴールデンウイークを利用して会ってきた取材記事っぽい感じです。

記事に出てくる女性の情報は以下のようなもの。

  • 企業型401Kに加入していた
  • 株式型を保有
  • リーマンショックを経験
  • アベノミクスを経験
  • その後、寿退社して専業主婦
  • 現在の運用は?

お互い結婚したタイミングもあって、しばらく会っていなくて近況も聞いたりしましたが、気になったのは運用とお金の話でした。

私が投資をしている事もあり、リーマンショックの時に株式100%にした事も当時教えてくれていました。

現在はどのような運用になっているかも含めて、リアルな一般人の投資をご紹介します。ご自身の投資状況と合わせてお読みください。

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確定拠出年金(旧401K)を保有していた女性の運用

カフェラテ

取材報酬のカフェラテ

女性(仮名:Aさん)のスペックやちょっとした補足も交えながら、分かりやすく結論までを流れで書いていきます。

2001年、大学卒業後、新卒でホテル業界へ入社

ぶっちゃけると給料は悪かったようです。当時は就職氷河期でしたからね。

入ったホテルは有名どころで、途中から401K(企業型確定拠出年金)が用意されたようです。運用は特に考えず定期預金を選択しています。

当時は、まだまだ採用している企業も少なく、個人で入るのもめちゃくちゃ手間がかかる時代でした。

インデックス運用をするには、信託報酬が安いものもあり最強の運用法でした。

最強は野村DC先進国株式で0.24%程度だったと思いますが、大体0.5%前後が多かったような気がします。

2007年、転職して外資系企業の内勤業務に

リーマンショック前の奇跡的に新卒採用が回復した時代です。縁故で中途採用ですが、奇跡的に枠があった、との事。

待遇は一気に改善。給与の10%を401Kで拠出してくれていたようです。羨ましいですね。

当時はお互い独身なので、たまに飲みに行ったりしていました。給与の10%も401Kに突っ込んでくれるとか神企業!と話しを聞いていたので、今回の経緯に繋がります。

2008年、リーマンショックで下がりに下がった株を一気買い

グランドハイアットロビー

グランドハイアットのロビー

なぜ株式を一気買いしたか知っているかというと、2008年1月に一緒にバリ島へ旅行をしていました。

リーマンショックの影響が出てきている当時でした。急速な円高で海外旅行が安く行けました。円は当時の最強通貨でしたね。

旅行中に401Kの運用を全て外国株式にスイッチングする、というのをこの時に聞きました。

元々、この旅行自体がせっかくの円高を享受するために設けられた企画でした。

2006年にも一緒にラスベガスへ行っているのですが、その当時は1ドル116円くらいでした。

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チャートは世界経済のネタ帳より引用です。

その後の積立は外国株式のまま買い向かいます。というか、ちょっと勝負っけありすぎでしょう。笑

私は特定口座だったので、単純に羨ましいなぁ、と思っていました。

2012年、パリにてアベノミクスの恩恵を受けまくる

夜のエッフェル塔

夜のエッフェル塔

2012年11月、パリにも一緒に旅行へ行きました。もっとも円が強い時期でした。ほぼ1ユーロ100円と計算しやすかった頃です。

ユーロ円チャート

チャートは同じく世界経済のネタ帳からです。神掛かったタイミングで旅行してますね。

その時に401Kを確認したところ、先進国株式を継続中でした。けっこう長い旅行をしていましたが、政権交代後、急激な為替の巻き戻しと株価急騰を初代iPadで見ていました。

感覚的に毎日1ユーロ1円が上がる感じでしたね。

その時まで持ち続けていたAさんのメンタルと握力の凄まじさに驚きます。女性の方がバイアンドホールドに強いと言いますからね。

ちなみにですが、ラスベガスとバリ島の経験を活かして、旅行前にドルMMFをしこたま買い込んだと言っていました。

2013年、結婚をして退職。専業主婦に

専業主婦という事で、企業型401K(当時はもう401Kとは呼ばれなくなっていたかな?)は終わりを告げ、移管をする事になります。今でいうiDeCoですね。

ここから、なかなかお誘いをしにくくなります。たまにlineをしたりしますが、お金の話もしなくなります。

その後を聞きたいと思っていたのですが、なかなか機会がなくゴールデンウイークを利用して教えてもらったのが今回です。

結論はタイミングが全て!だった

キンメダイ

漁師兼魚屋さんをやっている居酒屋さん

皆が集まる場所でお金の話は出来ないので、こっそり時間を貰って聞いたところ、結婚を機に投資をやめてiDeCoの定期預金にした、との事。

子供も出来たり、旦那さんの収入等、環境は人それぞれですからね。

最終的にいくらになったかというと、260万円くらいになっていたようです。

ドルMMFは昔、為替差益に税金がかからない時代があったので、2016年の改正の時に連絡を入れておいたので、そこでも結構な利益が出ていたと思います。

ちなみに現在のiDeCoはSBI証券を利用しているようです。

本人に「タイミング完璧やなぁ」と振ったところ、「タイミングが全てやったわ」と言われました。

ちょっとしたQ&Aを挟み終わります。

リーマンショックの時は怖くなかったのか?

本人曰く、実家に住んでいたしお金に困っていなかった。特にハワイやラスベガスの時の円安を考えると買い時と思っていた、との事。

実家無双過ぎです。ちなみに実家はお堅い仕事のハイソな家庭。

むしろ、もっと買っておけば良かったとも言っていました。

もし、もう一度リーマンショックのような金融危機が起こったらどうする?

これもキッパリと「idecoの定期預金は株式に投資する。使うのはSBI証券がそのまま使えて便利」との事でした。

まぁ、実行できるかどうかは、その時の家庭環境やお金の状況で変わるので、現在はこう思う、という感じですね。

おわりに|確定拠出年金の現金は最強の実弾

少し長めの記事になりました。

もしかするとAさんの確定拠出年金が定期預金にしているのを勿体ない、と思う人がいるかもです。

しかし、女性が自分で自由に動かせるお金(正確には手数料分減っていく)を持っていて、スイッチング無料、60歳まで運用益非課税という260万円の実弾があるという状況です。

これは結婚をした後、女性が自分の資産として保有するにも極めて有効な制度です。(離婚しても完全自己資産扱いです)

おまけ|現在は何も運用していない

現在、つみたてNISAやiDeCoでの運用はしていないとの事。子供もいて実際にかかるお金が必要というのもあるでしょう。

ネットを見ていると、つみたてNISA満額やiDeCoも満額が普通であるように思えますが、実際に生活しているとAさんのような環境を生きぬいても資産運用はしていない人もいます。

インデックス投資というのは、非常に地味でまだまだマイノリティという事でしょうかね。

iDeCoで節税をしつつ、実弾を準備するというのは面白いな、とも思いましたので、何か参考になれば幸いです。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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