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つみたてNISAは圧倒的お得な制度。メリットとデメリットも紹介

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ここ数年で投資環境は改善され、様々な税制優遇処置が出てきました。反面、ネットを調べると情報があり過ぎて、どれを選べばよいか迷う人もいるかと思います。

私も面倒で、昔のNISAを利用したまま、つみたてNISAを深く調べないままでした。

初心者がまず最初に使うべき優遇制度として、つみたてNISAをおすすめする理由を紹介します。

本記事では、投資初心者に「最も簡単」「圧倒的お得感」「長期投資に最適な制度」でオススメ出来る制度である事を書いています。

つみたてNISAは初心者だけでなく万人にオススメする投資への最適解です。投資の目的が年金への不安でしたら、最高の一手となります。

少し長めの文章ですがメリットも多いので、ゆっくりお読み下さい。

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つみたてNISAの説明|投資初心者に最も簡単でオススメ出来る制度

つみたてNISAは正式名用、少額投資非課税制度というものです。2018年から2037年まで利用が出来る制度です。

初心者へのオススメするポイントです。

①少額である(月々33,333円以下)
②積立投資である
③非課税期間が20年
④長期投資に向いた商品のみ採用
⑤いつでも解約が出来るし積立金を減らす事も可能

上記の5点から投資初心者がまず最初にこちらから始めるのが安全かつ有利です。様々な研究と事例によって、売買するより20年間保有をした方が良い結果を生む事は既に事実として定着しています。

この期間で年40万円(小額投資)まで金融庁認定の投資信託を購入した人は、購入した年度から20年間利益に対して非課税になります。
※通常、投資信託は利益が出たものに対して、20.315%(復興特別所得税ふくむ)がかかります。

私を事例に書きますと、2019年に月々33,333円を積み立て(年間40万円)、2039年の始めから老後資金として徐々に取り崩していく予定です。

2020年の積立分は2040年から、といった感じですね。

20年保有後は、その時点の時価で同じ投資信託へ移管されます。非課税で同じ価値の同じものになる。そういうものです。

その後、保有をしていて出た利益はその分に対して課税されます。

2019年に「投資信託A」積み立てた価値が40万円。

2039年に「投資信託A」が80万円となっていた場合、80万円の価値のまま課税口座へ移管となります。

あわせて、もっとも詳細で分かりやすいホームページを紹介しておきます。
残念ながらSBI証券でも楽天証券でも無く三菱UFJ信託銀行です。さすが大手の説明力です。超絶分かりやすいです。

外部リンクつみたてNISA(少額投資非課税制度)のご案内

 

注意点としては、2037年までの制度です。2019年から始めると19年×40万円しか非課税枠が使えません。

関連記事つみたてNISAは2037年まで。2019年からだと19年しか使えない。急げ!

※リンクは新しいタブで開きます

投資は怖いは間違い|世界経済はゆっくりであるが成長している

20年間となると、投資の世界ではかなり安定して期待利回り通りのリターンを得やすくなる年数です。短期で見ると、相場はでこぼこしながらも、世界経済は発展し成長をしていきます。資本主義経済は常にインフレを伴うものだからです。

日本は失われた20年と呼ばれるデフレ期間を過ごしてきましたが、一方で世界の株式をを見ると20年でしっかり成長をしています。勿論、その間のITバブル崩壊とリーマンショックも含みます。

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S&P500長期チャート -Googleファイナンスより引用ー

S&P500とはアメリカの大型株500社からなる指数ですが、売り上げベースで見ると米国60%、その他40%と世界の株式時価総額基準比率とほぼ同じため、こちらを用意しました。

バフェットも、自分が無くなったら、妻に90%の資産はS&P500、残りは現金で保有しておくよう伝えているようですし。

 

つみたてNISAの非課税による恩恵|圧倒的にお得な制度

上記のような世界経済の成長や発展を期待する投資信託へ、低コストで投資が出来る制度となります。
平均的な分散された株式の期待利回りは5%~6%と言われています。相場低迷期に20年目を迎えて3.6%だったとしても、複利計算だと2倍になっています。

40万円が2倍になっていたとすると、80万円になっており、そこから利益である40万円に20%、ざっくり8万円が課税されます。この8万円が非課税というのは大きなメリットです。

ちょうど上の方で、「投資信託A」と書いたのと同じですね。

 

口座を開設する場合は、ネット証券が一番楽で良いでしょう。SBI証券か楽天証券であれば選べる商品もしっかり用意されており、どちらかの口座で好きな方で大丈夫です。

私は楽天ポイントが貯まる楽天証券を選んでいます。(投資信託を毎月10万円毎の保有に対して4ポイント貰えます。100万円だと40ポイント。ちりも積もれば年間ポイント数は無視出来ないですね。)

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老後資金は自分で用意する時代に突入している

国からすると、本来、不労所得である株式利益への課税は当然とも言えるものです。それを、わざわざ非課税での運用を一般人に開放するという事は、年金だけでは生活が立ち行かない未来が見えてきており、自分の老後は自分で用意するという布石なのかも知れません。

 

ちなみに、株式が不安、投資が不安という方には、皆様の年金も株式や債券で運用されている事をお伝えしておきます。

年金で運用されているうち半分は株式で運用されており、残り半分は債券で運用されています。2018年現在の年間利回りは3.39%となっており、20年で倍になる3.6%に近い数値です。

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口座を作ったあとは、選んだ投資信託を月々積み立てるだけです。相場は上下しますが、自身の金銭的状況や精神的に耐えられる損失リスクを考えながら、投資をしましょう。

リーマンショックでもわずかな損失だった上記画像の年金のポートフォリオは参考になるはずです。

投資を全くした事が無い人の場合は、3,000円くらいの少額投資をするのが良いかも知れませんね。

 

つみたてNISAのデメリット

非課税期間終了時点が元本割れしていた場合、他口座との損益通算や繰越控除が出来ない

特に終了時点での元本割れが一番ダメージが大きいです。直前まで倍になっていてもリーマンショック級の暴落がきたら瞬間最大風速はそれくらいあります。

通常NISAの導入時にも良く言われていました。

この部分については、個人的な意見ですが20年間分散された株式運用であればさほど心配はいらないかな、と。

あと、私の例をあげると、老後にゆっくり取り崩していきます。という事は、たまたま悪い時はあるかも知れないけど、たまたま良い時もあるはずです。

もう一度、S&P500の20年チャートを貼っておきますね。

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非課税期間が20年と決められている

これについては、国が決めているので仕方無しです。

出来るなら年間120万円くらいの枠で無期限非課税を希望しますが、今後の個人投資家からの働きかけや、国の政策にゆだねられます。

海外に比べると少し寂しい感じですので、今後に期待をしています。

 

余った非課税枠は翌年以降に使う事が出来ない

どういう事かというと、出費が重なる年で非課税枠が20万円しか使えなかったとします。

残りの20万円分は来年に繰り越して、60万円を投資しよう!と思っても出来ないという事です。

 

投資出来る商品が限られた投資信託だけ

ぶっちゃけた話、一般人にとってはメリットです。劣悪な投資信託を排除してくれています。

 

メリット

つみたてNISAの再確認となります。

  • 20年間非課税での運用が出来る
  • 金融庁がフィルターをかけた有用な投資信託から選ぶ事が出来る
  • 解約制限は一切無い(その代わり売却した分の購入枠が出来る事は無い点に注意)

3番目が年金関係とは違う部分ですね。同じ非課税カテゴリーにiDeCo、正式名称「個人型確定拠出年金」がありますが、こちらは原則として60歳まで引き出す事が出来ません。まさに年金です。

当ブログとしては、まずはハードルの低いつみたてNISAをオススメしています。

今だと楽天カード決済で積立投資をしていると楽天ポイントが投資額の1%付くので、楽天証券が最強です。

関連記事:資産形成には楽天証券が最強!つみたてNISA・楽天カード・ポイント投資、三本の矢

公式リンク:楽天カードblank

これを目当てで楽天カードを作ったのですが、1%の通常ポイントは投資信託、楽天の買い物等で発生する期間限定ポイントなどは家族サービスに使っています。

1%以上に貯まるので、普通に良いカードだと思います。

まとめ

  • つみたてNISAは年間40万円の少額投資が20年間非課税で運用できる制度
  • 年40万円×20年間=800万円分の非課税枠が利用できる
  • 老後のお金は自分で用意する時代になっている
  • デメリットはあるがメリットの方が断然上回る
  • 世界に目を向けると経済は長期ではゆっくり成長をしている

とは言っても、株式の期待利回りを5%と考えると、大きく儲かるというよりは徐々に資産を増やしていくものです。焦らずゆっくりと資産を増やしていきたいですね。

 

関連記事です。

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我が家のつみたてNISAの主役! VTI投信を紹介
つみたてNISAで私と妻の老後用資金を作ります。

我が家が選んだ、つみたてNISAの商品を紹介しています。何かの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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