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我が家のつみたてNISAの主役! VTI投信を紹介

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VTI投信という投資信託があります。正式名称、楽天・全米株式インデックスファンド。長いので以後、VTI投信です。

投資信託を検討している人への記事になっています。つみたてNISAで私と妻の口座で積み立てていく、我が家の老後生活の支柱とも言えるべきものです。

投資を考える際に、主軸となる商品をどうするか悩んでいる方には参考になると思います。

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なぜ楽天・全米株式インデックスファンド(VTI投信)なのか

メインのリスク資産は出来る限りシンプルにしたかったからです。老後に取り崩すものなのでシンプルで納得できれば良かったのです。

単純にS&P500連動の投資信託が良かったのですが、アメリカ株式ほぼ全部入りのVTIが投資信託化されて日本円で買えるようになったので、こちらにしました。

S&P500は最も分かりやすいベンチマークであり、歴史も実績もあります。厳密にはS&P500と少し違いますが、悪い選択肢ではないと思っています。

また、iFreeS&P500インデックスよりも信託報酬が安いという事もありました。ただし、どちらも設定されて一年未満なので細かい部分は不明です。分配金についても不明です。

2018年9月25日追記:emaxis slim 米国株式(s&p500)の方がコスト的には優れているようです。

不明、不明と続いていますが、数年前に比べても投資環境が劇的に改善されてきています。

10年前には考えられないレベルの優良金融商品と書いても問題ありません。

例えこれ以上に良い商品が出ても乗り換える必要は無く、新しく良いものは取り入れ、VTI投信は来るべき老後まで保有していて問題の無い商品です。

 

基本的にはつみたてNISAの非課税枠を利用しながら20年以上長期保有をして、老後に淡々と取り崩す資産になります。

せっかくの非課税枠です。期待リターンの高い株式投信をメインに据えて、現金等でリバランスをしていきます。

 

また、高配当戦略や全世界株式といった戦略は既に用意してしまっています。。なので、支柱となるべき投資商品としてオーソドックスなものを選びました。

 

VTIとは何か

投資をしない人には何の単語か分からないので、少しずつ説明をします。

 

アメリカの株式市場では、株式を購入する際、各銘柄にティッカーコードと呼ばれるアルファベットのシンボルでやり取りをされています。

日本は4桁の数字です。トヨタ自動車は7203といった具合です。アメリカの場合、日本でも有名なスリーエムはMMM、P&GはPGといった具合です。

これはアメリカの方がカッコイイですね。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)や東京証券取引所(いわゆる東証)では、上記のような個別株以外でもETF(上場投資信託)も取り扱っています。

VTIはニューヨーク証券取引所で売買出来る金融商品です。

 

楽天証券が出しているVTI投信の元となる商品なので、本家VTIと呼ばれていたりします。正式名称はバンガード・トータル・ストックマーケットETFです。

 

VTIの特徴

米国株式市場で売買できる株式ほぼ全てカバーするETFです。銘柄数は3,638と圧倒的です。信託報酬は0.04%とほぼ最安です。これより低い信託報酬の商品ってないのでは。。

バンガード社での商品紹介もありますので、リンクを用意しています。リンク先はPDFになります。

外部リンクPDFhttps://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VTI_JP.pdf

 

ざっくりいうとアメリカの上場株式全てに投資を出来るという事です。S&P500指数という大企業約500社をカバーする指数もあるのですが、こちらはそれを大幅に上回ります。

 

S&P500指数で時価総額80%を占めるので、そこから漏れた小型株も含むというものになります。リターンに差はありますが、正直好みの問題レベルです。

現在のところ若干S&P500を使ったETFより利回りが良いようです。今後、切り取る時期によって変わる可能性はあります。

 

保有上位銘柄10社で17.2%を占めています。Apple、Google、Microsoftといった情報技術系だけでなくJohnson & Johnsonといった生活密着型も含みます。

一年を通してほとんどS&P500指数と同様の値動きをすると見て問題ありません。長期でみると小型株を含んでいる分、若干差が出てくることになります。

 

世界の株式比率はアメリカがやはり圧倒的で、ざっくり半分はアメリカが占めています。今後、中国や他の新興国が成長に伴い比率は変わってくるのでしょう。

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アメリカ一国だけで問題はないのか? 他先進国や新興国への投資も取り入れた方が良いという意見

バンガードではVTという全世界8000銘柄をカバーするETFも用意しています。

ただ、個人的にはアメリカ一国とはいうものの、売上比率でいけば米国だけでなく世界中で利益を上げまくっている大企業が多いので、これ一本をメインに据えるだけで十分と考えています。

アメリカ資本の大企業は新興国へのアプローチを勿論しており、新興国が成長すると必然的にアメリカ大企業は儲かります。

例えばGoogleはAndroidを通して、新興国でスマホが売れれば売れるほど儲かります。

新興国が成長し購買力が上がるに連れて先進国の一流商品を買うようになります。

最近ですと、日本の話になりますが、オムツを買い占めるくらい中国でバカ売れした時期がありました。

 

あとは、新興国は期待がされ過ぎていて高い株価のまま期待リターンが達成できるかも不明です。

シーゲル教授がいうところの成長の罠でもありますが、米国株やS&P500を引っ張っているFANG銘柄も成長の罠という可能性もあります。

 

私が生きている期間はアメリカ一本のVTIで良いと思っています。

現在の覇権国であると同時に、イノベーションを起こす文化を持っている事と、株主へ対しての対応や、制度の安定も理由にあります。

ネットを見ていて納得した言葉は、資本主義を体現している、でした。

 

新興国へはサテライト的に投資を出来ればと考えています。皆が新興国は儲からないと思って暴落した時にでも動きます。

アメリカの覇権国が終わったとしても、英国を見ていると指数ではそこそこ良い数字を出しています。

イギリス※のリターンについては、S&P500実質リターン記事のように一度調べて記事にしてみようと思います。

FTSE100英国大型株は高配当グローバル企業の集大成!魅力的目柄が満載

 

ETFと投資信託との違い

ETFは証券取引所で市場が開いている時間帯は常に売買が出来ますが、投資信託は一日一回の基準価額での取引になります。

とは言っても、20年以上保有を続けるので気にする必要は無いレベルと割り切っています。個人的にはそれよりも投資信託は一定額で自動積み立てが出来たりといったメリットの方が多いのです。

 

さてVTI投信ですが、ざっくりいうとニューヨーク証券取引所で売っているVTIというETFを買うだけの投資信託となります。非常に潔い商品です。

値動きはVTIに連動します。半面、投資信託にする事で運用会社や販売会社への手数料がかかる為、信託報酬が上がります。それでも0.16%と激安です。

 

少しでも年間の維持手数料を安くした場合は個人でVTIを買う事が出来ますが、アメリカの金融商品ですので、ドル建てになります。

まずは円をドルに変えて、アメリカの市場で買い付けをします。私もVT等、海外ETFを持っていますが、結構面倒なのです。配当もドルですし。。

 

まとめ

  • 老後に向けたリスク資産を出来る限りシンプルにしたかった
  • VTIはニューヨーク証券取引所で購入できるETF
  • アメリカ株式市場全体へ投資を出来る金融商品
  • VTI投信はそれを買い付けて連動する投資信託

 

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この記事を書いた人
ななし

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