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年収300万円:氷河期世代の堅実な資産形成法(貯金と投資)

お金と投資
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年収300万円、非正規職の管理人でも出来た堅実な方法です。主に若い方向けに書いています。

 

既に住宅ローン組んでいる人や、人生後半戦に差し掛かっている人には修正が効きにくいからです。

年齢を重ねている人はそれなりに貯蓄もある、という考えでもあります。

 

将来に向けてお金を貯めていきたい。そう思っている方の参考になるはずです。

5分くらいの記事なので、お時間のある時にごゆっくりお読みください。

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管理人は資産形成できているのか?

低スペックな私が就職氷河期で苦しみつつ、利根川さんが命より重いと言っているくらいの金額が貯まっているので個人的には十分です。

上も下も見ればきりがありません。個人的なものですが参考になれば幸いです。

私は年収300万円のブラック企業を2社勤め、リーマンショックで倒産リストラ。新天地で零細企業に拾われるも色々あって離職。

その間、結婚する事が出来て、子供も授かっています。2019年8月から2020年3月までは無職だったり。。

この事を考えると貯金とか資産形成とかは、今の若い人だと余裕に感じられたら幸いです。

 

私の資産形成方法

各ステップを書き出します。この順番ごとにクリアしていけば、お金に困りにくい生活スタイルが構築できると思います。

階段をのぼる画像

実際、マネー本を読んでも同じような事が書いていると思います。資産形成なんてシンプルなものなのです。

ステップ1:収入の8割で生活する

給料日に手取りの20%を強制的に貯蓄する。あとは残った80%で生活をするだけです。たったこれだけです。超簡単。

パレートの法則

普段使わない銀行等に移動させて定期預金にしておくと尚良しです。

ネットバンクでも良いですが、生活費やお小遣いを出勤するので、手間のかかる一般の銀行口座が良いでしょう。

ネットバンクだとすぐに確認できてしまい誘惑も増えます。

 

それでは生活が成り立たないという意見があるかも知れませんが、そんな心配は不要です。

もし急に会社が倒産したり、事故や病気で収入が途絶えたら即座に生活が破綻してしまいます。

 

収入の範囲内で適切に生活することは、資産形成の根幹です。これを実践する事が一番効果的です。

人生は思っている以上に長く、貯蓄をできる期間も長いのです。多少の貯金を取り崩してでも、生活スタイルを確立する事は長い目でみると効率的ですね。

 

ステップ2:全ての支出は毎月1日から始め、毎月末日で閉じる

これだけです。こちらも超簡単。これをするだけで支出のコントロールが劇的に楽になります。

給料日

金融機関の休みで給料日のズレで苦しんだことがある人ほど有効です。最大31日をやり繰りするだけで良いのです。

2月とかはボーナス月みたいなものです。ステップ1とステップ2で安定した貯蓄体制が作れます。

月々用意しておく現金は、お小遣い、食費、雑費(持病の方は通院費含む)くらいでしょう。

あらかじめ給料日か月末に用意しておき、それを毎月1日から使い始めて、毎月末日で閉じるだけです。もちろん、収入の80%内でやりくりは必須です。

ですが、余ったお金は自由にして大丈夫です。散財するも良し、旅行用に積み立てるも良しです。

ななし
ななし

世の中に投資本や貯蓄本が売っていたり、雑誌の中で貯蓄方法が書いていますが、なぜこれが出てこないのか不思議に思います。

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年収300万円からの資産形成と運用ステップ2(お金は毎月1日から使う)
貯金が上手く出来ない人には本当に効果的です。

今日は給料日だから贅沢するか!というのが一番の敵です。待ちに待った給料日。
これさえ無くなれば貯蓄体質は万全です。

 

ステップ3:支出管理の流れを把握する

  1. 毎月1日に日常で現金で生活
  2. 口座上では固定費のインフラやカード利用の引き落とし
  3. 給料日
  4. 最優先で収入の20%を別口座で貯蓄
  5. 翌月の各固定費(電気水道ガス)やカード利用分を引落口座へ
  6. 翌月に使う現金の準備(食費、雑費、お小遣い等)
  7. 末日で残っていたものは貯蓄なり予備費にする

生活が苦しいようでしたら、出来るところから節約をしましょう。簡単なところでは、通信費の節約は地味に効果があります。

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格安SIMを使って丸5年。節約できた金額とメリット・デメリット
月4,000円、年間48,000円の節約です。夫婦なので約10万円。けっこうな金額になりますね。

不要な保険や、月額サービスに入っているかの見直しも良いですね。

ステップ4:生活防衛費を用意する

まずは20%貯金を5ヵ月頑張ってみます。出来たら自分を誉めましょう。

5ヵ月で貯まった金額は、もしあなたが何かあった場合、1ヶ月の生活費になります。

これを12ヶ月分作ります。そうする事で、1年間の生活防衛費が出来ます。

セーフティネット

これは大きな金額です。私を例として上げると、リーマンショックの際にリストラにあいました。不況のなか、何とか次の職を見つける事が出来ました。

そういう時でも、自分を安売りせず納得いく条件の仕事を探すことが出来ます。余裕というものは精神的に大きいと実感しました。

1年間の生活防衛費は、今後、あなたが生きていく中で大きな安心感と助けになるでしょう。

1年間の生活防衛費を貯めるのにかかる時間が長すぎないか?と思った人がいたら正解です!

あなたは今後ほぼお金で苦労する事は無いでしょう。

1ヶ月の生活費を貯めるのに5ヵ月です。12ヶ月分という事は60ヶ月。5年もかかります。

これでは、資産形成は無理と思う方もご安心ください。ステップ5から、徐々に資産形成は始まります。

ステップ5:投資の準備

生活防衛費が貯まった後は、今まで貯金をしていた収入の20%を下記のように分けていきます。

  • 老後へ備える投資に10%
  • 人生を楽しむ為の貯金に10%

今まで通り、収入の20%を貯金していったとしても、40年働いて8年分の生活費しか貯まりません。

しかし、生活防衛費も出来たので、徐々に投資を組み込みながら徐々に資産運用を始めていきます。

ステップ6:貯蓄と投資を実践していく

投資については、証券口座を開く準備をしましょう。SBI証券か楽天証券というネット証券のどちらかを選んでおけばハズレはありません。

投資については、誰にでも出来て再現性が高いパッシブ運用をオススメします。

投資のプロも、投資に詳しくない人も、実際のところ、投資での実績はほとんど変わりはないのです。

理由は簡単で、プロ達が運用する中の平均したものへ投資をするからです。

優秀なファンドマネージャー

貯蓄部分については、かなり自由度が高くなります。

将来の為にマイホーム資金にするのも良いでしょう。また、独立を考えている人は開業資金に充てるのも良いですね。

独立開業まで考えていなくとも、見識を深めるための自己投資も長い人生の中では有効です。

ですが、大切に貯めてきたお金です。散財はNGです。それはお小遣いの範囲から何とかやりくりとしましょう。

ステップ7:投資する核を決める

実際の投資編です。買うべき商品と急落に備えた現金比率を明確します。

買うべき商品は投資開始時点で最良と思われるS&P500連動投信か全世界株式投信を選ぶ事でほとんどの投資家の平均値を達成する事が出来ます。

また、証券アナリストといった専門家もサルも私も、投資実績は大して変わらないという研究結果も出ています。

S&P500というのは、アメリカの代表的銘柄に分散投資をしてくれます。世界の株式時価総額の約半分はアメリカが占めています。

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15年くらい脱落せず投資した私のおすすめ投資信託と考え方
王道中の王道です。現代投資においての最適解です。

それでも不安な方は、現在だと全世界の株式を保有出来る投資信託もあります。どちらかを長期で保有する事で、資本主義の恩恵を受ける事が出来ます。

ステップ8:投資を続けるための技術

投資については、収入の10%を全額ではなく5%を株式投信。5%は現金で保有をしておきます。投資なのに現金?と思う方もいるかも知れません。

しかし必ずリーマンショックのような下落相場に立ち会う事になるからです。投資の中での防衛資産と思うと理解しやすいと思います。

暴落時にも慌てず対応が出来ます。非常に退屈な運用になりますが、年末に一度だけ証券口座を確認します。

そこで現金と株式の比率を確認します。株式が上がり過ぎているようなら、株式を売却して現金と半々になるようにします。

逆に株式が下がっているような状況でしたら、現金を使って株式と現金が半々になるように買い付けをします。

どちらかというと、現金で株式を買い付ける状態の時が、将来的にもっともリターンが高くなる事が多いです。

 

資産形成まとめページのご案内

長々となりましたが、上記の8ステップを実践すれば、日々のお金に困らない生活が送れます。

就職氷河期世代で年収300万円の私が、リストラや退職を繰り返しながら、何とかそれなりの金額を用意出来た実体験をもとにしているからです。

 

投資の情報や資産形成に関わる事は下記のまとめページを用意しています。

各ステップもしっかり作りこんだものも用意しておりますので、もし良ければご参考頂けると幸いです。

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資産運用まとめ
初心者向けや株式の基礎など、カテゴリー分けしていますので必要に応じてお使い下さい。2018年9月13日更新しました。
この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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