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【資産形成】収入の80%で生活すること、年収300万円から続けて分かったこと

お金と投資
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資産形成について長く発信していると、

「結局、何をすればお金が貯まるんですか?」

と聞かれることがあります。

  • NISAでインデックスファンドを積み立てる
  • 高配当株を買う
  • 副業で収入を増やす

どれも有効です。

 

ただ、管理人が年収300万円未満の時代から続けてきて、一番効果があったと思うのはもっと地味なことでした。

手取り収入の80%で生活し、残り20%を先に貯金や投資へ回す。

たったこれだけです。

 

昔にも同じテーマで記事を書きましたが、物価も制度も家族構成も変わりました。

そこで今回は、「収入の80%で生活する」を2026年の家計に合わせて考え直してみます。

もし良かったらお付き合いください。

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資産形成で一番強かったのは「収入の80%で生活すること」

お金を増やす式は、今も昔も変わりません。

貯蓄できるお金 = 収入 − 支出

小学生の算数ですね。

しかし、これがバチクソ難しい。

バビロンの大富豪でも書かれていましたね。

人間は収入が増えると、少し良い家に住み、少し良い車を買い、外食や旅行の回数も増やします。

気が付けば、年収300万円のときも500万円のときも、「あと少し収入があれば楽なのに」と思っていたり、気が付けば少しだけ贅沢になっていたり。。

 

そこで、先に20%を別の場所へ移します。

  1. 給料日に手取りの20%を別口座へ移す
  2. 残った80%を、その月に使えるお金と考える
  3. 生活防衛資金ができるまでは現金で貯める
  4. 余裕ができたら新NISAなどで積み立てる

余ったら貯めようでは、だいたい余りませんw

先に貯めて、残った金額で暮らす。

管理人にとっては、この順番が重要でした。

最近、あまり見なくなりましたが先取り貯金こそ資産形成最強の一手と思いますし、お金のリテラシーのなかで子供に一番伝えたいことかも。

 

「収入」は額面ではなく手取りで考える

80%生活の基準にするのは、税金や社会保険料を引かれる前の額面年収ではありません。

実際に銀行口座へ振り込まれる手取り収入です。

どんどん社保が上がっていくので、たぶん額面の20%を投資に回すとかしてると高収入の人ほど無理ゲーになっていく予感。。

たとえば手取りが月25万円なら、目安は次のような感じ。(超ざっくり。)

使い道 割合 金額
生活費・娯楽費 80% 20万円
貯金・投資 20% 5万円

月5万円なら年間60万円。

10年続ければ、運用益を考えなくても600万円です。

一度に人生を変える金額ではありません。

しかし、生活防衛資金、教育費、老後資金、嫌なことから逃げる資金としては大きいですよね。

 

物価高の今、手取りの20%を残すのは簡単ではない

とはいえ、昔と同じで「誰でも2割貯められる」と言うつもりはありません。

総務省が公表した2026年7月の消費者物価指数は、総合で前年同月比1.9%上昇しています。

食料品や光熱費など、生活に必要なものが値上がりしている実感は、数字以上に大きい人もいるでしょう。

特に、

  • 子育て中
  • 一馬力家庭
  • 家賃や住宅ローンの負担が大きい
  • 奨学金や介護費用がある
  • 病気などで働き方に制約がある

という家庭では、20%を確保できないことも普通にあります。

80%で生活できない=家計管理に失敗している、ではありません。
生活を壊してまで数字を守る必要はありません。

80%は合格ラインではなく、あくまで目指す方向です。

実際、管理人も今は収入の10%をなんとか投資に回す、という状況ですからね。(実際には毎月のお給料はカツカツで、ボーナスのうち夏冬それぞれ20万円を投資に使わせて貰っています。。理解ある妻に感謝!)

 

20%が無理なら、まずは10%でも十分

手取り25万円から5万円を取るのが難しければ、まず2.5万円でも良いと思います。

それも難しければ1万円から。

大切なのは、いきなり完璧な家計を作ることではなく、給料日に将来の自分へお金を先払いする習慣を作ること。

手取り月収 10% 20%
20万円 2万円 4万円
25万円 2万5,000円 5万円
30万円 3万円 6万円

最初は10%で始めて、昇給や固定費の見直しができたときに15%、20%へ上げれば大丈夫です。

ボーナスだけ半分残す方法でも構いません。

ゼロか20%か、ではない。

ここは昔より柔らかく考えるようになりました。(年老いただけかな?)

 

節約は昼食より固定費から確認したほうが楽

昔の記事では、管理人が毎日おにぎりとお茶を用意して昼食代を節約していた話を書いてました。

これは今も悪い方法ではありません。自分で作ったお弁当は安いですし、外食より支出を管理しやすいです。

ただ、毎日100円、200円を削って疲れる前に、大きな固定費も見ておきたいところ。

  • 使っていないサブスク
  • 格安SIMを使ってみる
  • 内容を説明できない保険
  • 収入に対して重すぎる車や住居費
  • 何となく続けている会費

月5,000円の固定費を一度下げれば、年間6万円。その後は何もしなくても効果が続きます。

とはいえ、家賃の安いボロ賃貸に住み続ければ正義、旅行や外食は悪、という話でもありません。

管理人も今では家族旅行にかなりお金を使っています。

使いたいものに使うため、満足度の低い支出を減らす。

このほうが長く続きます。

 

ただ、やはりお昼代というのはサラリーマンをしているとけっこうな金額になってくるので、週のうち何度かおにぎりとお茶を持っていくだけで、効果は大きいですね。

あと資産形成の初期ほど節約は効きます。

関連記事節約に役立つ「おにぎり」の作り方。週1回だけでも少額投資が捗る

※リンクは新しいタブで開きます

昔の記事なので内容めちゃくちゃ雑かもですがご容赦くださいw

 

先取りした20%は、いきなり全部投資しなくていい

今はNISAがあるので、給料日に投資信託を自動積立する方法は非常に便利になりました。クレカ決済で積立終了ですね。

2026年時点のNISAは、18歳以上なら「つみたて投資枠」が年間120万円、「成長投資枠」が年間240万円。

合計で年間360万円まで投資でき、非課税保有限度額は総枠1800万円です。

しかし、枠を全部埋めることが目的ではありません。

管理人なら次の順番にします。

  1. 急な出費に備える現金を作る
  2. 高金利の借金があれば先に返す
  3. 数年以内に使う教育費や住宅資金を分ける
  4. 当面使わないお金を新NISAで積み立てる

投資には元本割れがあります。

給料の20%を投資した翌月に家電が壊れ、カードローンを使うようでは本末転倒です。

貯金も立派な資産形成。

現金の土台ができてから、低コストで分散された投資信託などを長く積み立てれば良いと思います。

 

収入の80%で暮らすと、減収にも少し強くなる

この生活のメリットは、資産が増えることだけではありません。

手取りの80%で普段の生活が回っていれば、残業が減った、転職で年収が下がった、病気で働く時間を減らした、というときにも対応しやすくなります。

管理人は会社倒産、無職、転職、給与カット、40代でのリストラを経験しました。

人生、何があるか分かりません。

それでも生活コストが分かっていて、多少の貯金があれば、すぐに人生が詰むわけではありません。

 

収入の20%を残す行為は、老後のためだけではなく、

  • 嫌な会社から逃げる
  • 転職活動を焦らず行う
  • 病気のときに休む
  • 家族のために働き方を変える
  • セミリタイアを選ぶ

ための準備にもなります。

お金を貯めると、利息以上に「選択肢」が増える。

50歳になった今は、こちらの効果のほうが大きいと感じていますね。

 

20%すべてを老後へ回さなくてもいい

若い頃は、貯められるだけ貯めることが正解だと思っていました。

しかし、子どもと旅行できる期間、元気に動ける年齢、家族で過ごせる時間には期限があります。これは歳を重ねて理解したことでもあります。

だから今は、20%のすべてを65歳以降のために封印する必要はないと思っています。

たとえば、

  • 10%は老後のために積み立てる
  • 5%は生活防衛資金や近い将来の支出へ
  • 5%は旅行や家族の思い出へ

という分け方でも良いでしょう。

大切なのは、何となく全部使ってしまうのではなく、将来と現在の両方へ意識して配ることです。

何だかんだで細く長く投資を続けていれば資産は増えていくし、人生には貯めるのに適した時期があるので、そこで頑張ればいいのかな、と。

 

収入が増えたときこそ20%を先に取る

80%生活を始めやすいのは、実は昇給や転職、副業収入があったときです。

手取りが月2万円増えたとき、2万円すべてを生活費へ入れると、生活水準は簡単に上がります。そして、一度上げた生活水準は下げにくい。

そこで、増えた2万円のうち1万円だけでも先に貯める。

副業で5万円入ったら、2万円は投資、2万円は家族に使い、1万円は税金用に残す。

こうして収入増加の一部を自動的に将来へ送ると、生活を楽しみながら貯蓄率も上げられます。

管理人も資産形成の初期には、給料だけでなく、ポイ活、口座開設などで得た小さなお金を投資へ回していました。副業を始めたあとも収入は投資に回していましたね。

ポイ活だけで資産が作れたわけではありませんが、元本が小さい時期の5,000円、1万円は無視できない金額でした。

 

まとめ:80%生活は節約術ではなく、人生を守る仕組み

  • 額面ではなく手取り収入の80%で生活する
  • 給料日に20%を先に別口座へ移す
  • 20%が無理なら10%、1万円からでも始める
  • まず生活防衛資金を作り、余裕資金を新NISAなどへ回す
  • 細かい我慢だけでなく、通信費・保険・住居費など固定費も確認する
  • 将来だけでなく、今の家族や自分のためにも計画的に使う

収入の80%で生活することは、我慢大会ではありません。

収入の20%を残すことで、将来の不安を減らし、嫌な仕事から逃げる余裕を作り、使いたい場面では安心してお金を使うための仕組みです。

 

管理人は非正規雇用、年収300万円からのスタートでした。

会社倒産やリストラもあり、ずっと順調だったわけではありません。

それでも、収入の範囲内で暮らし、残ったお金を貯金と投資へ回すことを長く続けた結果、50歳になった今は老後について以前ほど怯えなくて済むようになりました。

 

一発逆転とか全然ありませんでした。

収入の一部を残すことを、長く続けただけです。

物価高でしんどい時代ですが、まずは給料日に1万円を別口座へ移すところからでも十分。

無理のない範囲で、ともにコツコツ頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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氷河期世代向けに書いたお金の戦略ですが、基本的には全世代で通用します。もし良かったら著書も是非。

 

関連記事です。

節約に役立つ「おにぎり」の作り方。週1回だけでも少額投資が捗る

ブログ初期の記事なので恥ずかしいですが、考え方自体は変わっていないですし、今も効果バツグンと思います。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理をしております。プロフィールは「ななし」で。

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