読者様より専業主婦についてのご質問をいただきました。
管理人なりに思うことなどを記事にて回答させていただきます。
もし良かったらお付き合いください。
【読者質問】専業主婦家庭は資産形成に不利? 一馬力で7600万円貯めた私が思うこと
読者様の質問内容
まずは読者様の質問から。
ななしさん、初めまして。リョウと申します。
いつもブログを楽しく拝読しております。
ネット上の投資についての発信を色々見ていると、皆さん資産規模がすごくて次元が違うので、内心僻んでしまうことも多いのすが…。大きな入金力はなくても大きな資産を築かれたななし先輩のお話は、本当に励みになります。
実は以前からお聞きしたいな〜と思っていることがあるのですが、もし差し支えなければ教えていただけますでしょうか。
- ななしさん家はななしさんの一馬力で頑張っておられるそうですが、どのような経緯でそうすることをお決めになりましたか?
- また、ななしさんご自身は、一馬力である現状をどう思っていらっしゃいますか?
- ブログの文面からご家族に対するななしさんの愛情はビシビシ感じるのですが、それでもやっぱり内心「奥さんも早く働いてくれないかなぁ」なんて思ったりもしますか?
以下、事情説明ですが、自分語りも入るので読み飛ばしていただいて結構です。
———-
我が家は私がほぼ専業主婦でして、子ども2人(中学生と小学生)と共に夫の収入に頼っています。私も少しパートはしていますが、自分自身の奨学金を返したら、あとは家計の足しにもなりません。1人目ができた時に私が無職で、そのまま子育てに追われて今に至るという感じです。
資産形成については、つい最近まで投資はギャンブルだと思っていたクチなので、初期段階です。新NISA開始にギリギリ間に合って、それまでの貯金からも入金したので、好調相場に乗って少し安心できる金額になった程度です。
FIREなんて考えることもできなくて、ただ老後の生活に対する安心感を得られたら、子供の進学先を制限しないですむようになるかな…と思っています。
これからもっとお金がかかる、まだまだ入金を増やしたいこの段階で、自分が貢献できない状況が私は嫌で仕方ないのですが、いかんせん体力も気力も足りず、これ以上外で働くことができそうにありません。
子どもたちも、繊細すぎて不登校になったようなタイプなので、あまり放っておくこともできず、そちらにかまけていると働く元気は残らないという感じです。(とはいえ看護や介護が必要なほど大変なわけではないので、たぶん元気な人なら仕事をしながら子ども達のケアもちゃんとできるんだろうなぁと思っています。)
先日取り挙げていらした大江さんやたぱぞうさんなど、多くの方は、資産を築くために収入を増やすこと、つまり二馬力で稼ぐことを当然の前提のようにおっしゃいますね。「老後の安心がほしいなら、そこで遊んでる妻が働けばいい」というわけです。その通りではあるんですが、こっちも必死で生活を回してるんだと泣きたくなることも多いです。
実際のところ、手のかかる乳幼児期や子供が問題を抱えやすい時期に、二馬力で稼ぎながらどうやって家庭を回すのか、想像もつきません。きっと大江さんやたぱぞうさんの周囲は集まる方も優秀でしょうから、できるのが普通なんでしょうね(←こんな感じで、すぐいじける)。
夫は、一馬力でも不満なくやってくれていています。それよりも家庭を回していることに対して感謝してくれます。ありがたいことですが、「これでいいのか?」という気持ちも拭えません。
ななしさんがよくおっしゃる「よそはよそ、うちはうち」を私も自分に言い聞かせてはいますが…私自身が若い頃に思い描いていた人生と違うのもあって(もっとバリバリ働いて、デキる女になってる予定でした)、モヤモヤが晴れないままです。
——-
このような事情から、資産形成をスピードアップしたい気持ちと、収入を(一見増やせそうなのに)増やせない現実に、どのように折り合いをつけていらっしゃるのかな?と興味を持った次第です。
なかなか「うちはなんで専業主婦家庭なのか」と言葉にしている方も少ないので。
それぞれ家庭の事情は違うと思いますが、共働きが普通のこのご時世に専業主婦を抱えるお気持ち、差し支えない範囲でお聞かせいただけないでしょうか。
これからもブログ更新、そして本の発売、楽しみにしております!
メッセージありがとうございます。
そして本のことも感謝です。
では、本題。
これ、なかなか難しい質問ですね。
というのも、
なぜ我が家は専業主婦家庭なのか?
なんて、今まで改めて考えたことがありませんでした。
最初から夫婦で話し合って「うちは一馬力でいこう」と決めていたわけでもありません。
その時その時で家族にとって良いと思う選択をしていたら、結果的に今の形になっていた。
というのが一番近いと思います。
せっかくなので今回、改めて考えてみました。
我が家が専業主婦家庭になった理由
我が家の場合、子供が話し始めるのが遅かったり、ちょっと繊細だったりしました。
子育てでは妻にかなり負担をかけてきたと思っています。
さらに管理人自身も、子供が小さい頃はブラック企業勤務。
普通に長時間労働していました。
その後リストラされて転職したと思ったら即コロナ禍。
転園した幼稚園もなかなか始まらず、やっと6月から登園できるようになったり。
コロナ禍が落ち着いたと思ったら、今度は小学校に入って小1の壁がありました。
こうして振り返ってみると、
普通に共働き無理よな。。
と思います。
もちろん世の中には共働きしながら子育てしている家庭がたくさんあります。
本当に凄いと思います。
でも、実家が頼れるわけでもない我が家で、当時の働き方をしながら妻までフルタイムで働いて、子供のことまで二人で回せたか?
たぶん無理だったでしょう。。
なので「資産形成には二馬力が有利だから妻にも働いてもらおう」と考える以前に、
我が家の場合は妻が家にいてくれないと家庭が回らなかった。
これが大きかったと思います。
最初から専業主婦家庭を選んだというより、目の前の生活を何とか回していたら、結果的にそうなっていた。
そんな感じですね。
「妻も働いてくれたら」と思ったことはある?
これはあります。
というか、共働き家庭を羨ましいと思ったことは普通にあります。
そりゃそうです。
自分一人で500万円稼ぐより、
夫500万円+妻300万円で800万円。
こっちの方がお金は貯まります。
投資できる金額も増えます。
住宅購入だって楽になるでしょう。
資産形成だけを考えれば二馬力の方が圧倒的に有利。
これは間違いないと思います。
ただ、
だから妻も働いてくれよ
と思っていたかというと、それとはちょっと違うんですよね。
特に子供が小さかった頃は、
妻と子供が元気でニコニコ過ごしてくれるなら、ワイが働いて何とかするわ。
という感じでした。
綺麗事ではなく、当時はそれが我が家にとって一番現実的だったと思います。
本業+副業までできたのはマジで妻のおかげ
これ、記事に書くのはちょっと恥ずかしいんですが。。
今7600万円ほどの金融資産がありますが、ここまで資産形成できたのはかなり妻のおかげだと思っています。
管理人は本業をしながら、長年ブログなどの副業もやってきました。
では、なぜ本業をしながら副業までできたのか?
考えてみると簡単で、
妻が子育てと家庭のことをやってくれていたからです。(週末に多少家事したりとかありますがカウントできるレベルではないです。。)
- 仕事をしている間に子供に何かあっても妻がいる
- もし幼稚園や学校から連絡があっても対応してくれる
- 家族のご飯を作ってくれる
- 洗濯などの家事も妻が担当
これって、めちゃくちゃ大きいんですよね。
管理人が仕事から帰ってきて、買い物に行って、ご飯を作って、洗濯して、子供のことをやって、そこからブログを書く。
これを毎日やっていたら、ほぼ確実に副業なんてできていません。
というか、無理だったと思います。
妻が家庭のことをやってくれたことで、管理人が本業や副業に使える時間を作ってくれていたんですよね。
さらに大きかったのが、
仕事をしているときに、子供のことを安心して任せられたこと。
何かあっても妻がいる。
この安心感があるから、自分は仕事に集中できました。
だから確かに給与明細を見れば一馬力です。
副業の売上を作ったのも管理人です。
しかし、
実際には二人で働いて稼いできた。
自分としてはそんな感覚なんですよね。
「専業主婦を抱えている」という感覚はあまりない
読者様のメッセージには、
共働きが普通のこのご時世に専業主婦を抱えるお気持ち
とありました。
もちろん言葉のあやだと思います。
ただ、管理人は妻を抱えているという感覚はあまりありません。
むしろ、
- 管理人が外でお金を稼ぐ担当
- 妻が家庭と子供を守る担当
という役割分担だったのかな、と。
自分が安心して外で働けたのも、帰宅後や休日に副業できたのも、妻がもう片方をやってくれていたからです。
なので、
一人で家族を養ってきた
という感じでもありません。
お金を直接稼いだのは管理人かもですが、そのお金を稼げる環境を作ってくれていたのは妻です。
だから今ある資産も、
管理人が一人で7600万円作ったというより、夫婦二人で7600万円作った
その方が自分の感覚には近いです。
「こっちも必死で生活を回してる」はその通りだと思う
今回のメッセージで特に印象に残ったのが、この部分でした。
「老後の安心がほしいなら、そこで遊んでる妻が働けばいい」というわけです。
その通りではあるんですが、こっちも必死で生活を回してるんだと泣きたくなることも多いです。
これ、少なくとも我が家について言えば、
妻は別に遊んでいたわけではありません。
子供を見て、家のことをして、ご飯を作って、管理人が働いている間の家庭を守ってくれていました。そのおかげで管理人は本業に行けました。
さらに副業までできました。
専業主婦だから収入はありません。
でも、
収入が発生していない=何もしていない
では全然ないんですよね。
むしろ我が家の場合、
妻が家庭を回してくれていたから、管理人がお金を稼ぐことができた
と思ってるんですが、どうでしょうか。
たぶん世の一馬力家庭のご主人(逆のパターンもあるかもですがゴメンナサイ)はほぼ同じ考えだと思います。
だから読者様が、
自分が貢献できない状況が私は嫌で仕方ない
と書かれているのを見て、
少なくとも夫側の管理人から見ると、
- 貢献していないなんてない
- むしろ感謝してるけど恥ずかしくて口に出来てない夫がめちゃくちゃ多い
のではないかな、と思いました。
子供に手がかかって、家庭を回して、それで一日が終わる。
それも家庭に必要な仕事でしょう。
少なくとも我が家ではそうでした。
資産形成だけなら二馬力が正解。でも家庭の正解とは限らない
とはいえ、資産形成ブログを書いている人間なので、ここは分けて考えたいです。
資産形成だけを考えれば二馬力は強いです。
世帯年収500万円より800万円。
800万円より1000万円。
生活費が同じなら、収入が多いほど投資できます。
なので、
- 入金力を上げましょう
- 夫婦で働けば資産形成が早くなります
という話自体は正しいと思います。
管理人もブログで入金力の大切さは何度も書いています。
ただ、
資産形成の最適解と、家庭の最適解は同じなのか?
これは別の話だと思うんですよね。
- 子供の性格も違います
- 親の体力も違います
- 仕事の忙しさも違います
- 実家を頼れる家庭もあれば、頼れない家庭もあります(我が家はすくなくとも頼れなかった。色々理由も家庭によってあります。)
それなのに、
妻が働けば年間300万円増える
だけで人生の正解を決められるほど単純じゃないでしょう。
友人やFPが上記みたいなことをドヤ顔で言ってきたとしたら即喧嘩です。。
人間はエクセルじゃありませんよね。
なので、よそはよそ、うちはうちなのだと思います。
共働きでお金が増えるより、子供がすくすく育つ方が良かった
仮に妻がずっと働いていたら、今より資産が多かった可能性は高いです。
8000万円だったかもしれません。
9000万円だったかもしれません。
もしかすると1億円あったかもしれません。
分かりません。
でも今振り返って、
もっと妻に働いてもらって資産を増やしておけば良かった
とはあまり思わないんですよね。
それよりも、
共働きで収入が増えることより、子供がすくすく育ってくれて良かった
これに尽きるかなと思います。(今は一緒に旅行にきて楽しんでくれてて最高に嬉しい!)
そもそも管理人が資産形成をしている理由も、将来のお金の不安を減らして、家族が安心して暮らすためです。
お金を増やすために家族みんながしんどくなったら、何のために資産形成しているのか分かりませんよね。
一馬力でも当面のお金に困らず生活できているなら、
今はお金を最大化する時期じゃなくてもいい
そういう時期があっても良いと思います。
コツコツ資産形成してたら貯められる時期は絶対にやってくるので。
お金を貯められる時期は後からでもやってくる
これは私が50歳になった今だから思えることかも。もしリョウさんの環境と違ってたらスミマセン。
しかし、子供が小さい時期に最大入金できなかったからといって、資産形成が終わるわけではありません。
子供が高校生、大学生と大きくなっていけば、家庭の状況も変わります。
そのときに働けるようになるかもしれません。
ご主人の収入が増えているかもしれません。
副業を始められるかもしれません。
人生は結構長いです。
我が家は一馬力で子育てしながら、その時その時でできる範囲のお金を貯めて投資してきました。
だから、
今たくさん入金できない=もう資産形成では手遅れ
では全然ないと思っています。
子供に手がかかる時期は家庭を優先する。
少し余裕ができたら、そのときにまた貯める。
それでも良いんじゃないでしょうか。
ちなみに管理人も若いときに7600万円持っていたわけではありません。15年前の資産を確認したら620万円でした。記事では何度も書いてますが、マジで積立投資を15年続けてたら人生変わるレベルで資産は増えます。
ホント焦らず、自分のペースでゆっくりですかね。
じゃあ今も「妻には働いてほしくない」のか?
ここまで書くと、ずっと妻には専業主婦でいてほしいのかと思われそうですが、
今後、働いてくれたら普通に助かります(笑)
管理人も50歳になりました。
最近は、
妻と自分がパート労働(プチ二馬力)して、資産収入が○○万円あれば、、
とか普通に考えてしまいます。
子供が小さかった頃とは家庭の状況も変わってきています。
これまで管理人が外で働いて、妻が家庭を支えてくれていました。
今はまだ無理ですが、高校生くらいになって子供の手が離れてきたら、今度は妻に少し働いてもらって、管理人は仕事を少し減らす。
そんな環境も良いかな、とか。
ただ、
もし子供が小さかった頃に戻ったとして、妻に「資産形成したいから働いてくれ」と言うか?
と聞かれたら、たぶん言いません。
あの頃は、
妻と子供が元気でニコニコしてくれているなら、ワイが働いて何とかするわ
で良かったと思いますし、今でもそう思っています。
専業主婦家庭は資産形成に不利? →数字だけなら不利。でも失敗ではない
最後に今回のタイトルについて。
専業主婦家庭は資産形成に不利なのか?
数字だけで答えれば、不利だと思います。
働ける大人が二人いて、一人しか給与収入を得ていないなら、二人とも働くより世帯収入は少なくなりやすいです。
でも、
専業主婦家庭だから資産形成に失敗するのか?
これは全然違います。
我が家もほぼ一馬力でやってきましたが、50歳で7600万円ほどの金融資産を作ることができました。
そして今振り返って思うのは、
一馬力なのに7600万円貯めた
というより、
妻が家庭を支えてくれたから、自分が本業と副業に集中できて、夫婦二人で7600万円を作ってきた
ということです。
二馬力の方がお金は貯まる。
そんなことは当たり前ですが、家庭環境は人それぞれです。
そして、
お金を最大化することが家族の目的ではありません。
管理人の場合は、妻と子供が元気にニコニコ暮らしてくれて、そのうえで将来のお金にも困らない。それが一番。
そのために資産形成をしているのであって、資産形成するために家族がいるわけではありませんよね。
読者様のご主人も、一馬力であることに不満を持つどころか、家庭を回していることに感謝してくれているとのこと。
だったら今は、それがご家庭に合った形なんじゃないでしょうか。
将来、状況が変われば働く量を増やしても良い。
変わらなければ無理しなくても良い。
よそはよそ、うちはうち。
少なくとも管理人は、妻が専業主婦でいてくれたことに感謝しています。
本業も副業も好きにやらせてもらって、子育ても家庭のこともたくさん任せてきました。
収入を作ったのは管理人かもですが、
二人で働いて、二人でここまで資産を作ってきた
これが現実と思います。
これを本人に言うのはめちゃくちゃ恥ずかしいので、ブログに書いておきますw
まぁ、読まれることはほぼ無いので大丈夫でしょう。
というワケで、長くなってしまったのですが、もし参考になる部分などありましたら幸いです。
人生は長いですし、子供が成長すれば家庭の状況もまた変わります。今は今で無理せず、よそはよそ、うちはうちでやっていけば良いんじゃないでしょうか。
お互い焦らずボチボチやっていきましょう。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
子供と妻が元気でおってくれたらそれでハッピーやわ、という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人はそれにビールが飲めたら最高です。

意外と読まれている記事