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【爆誕】楽天S&P500、楽天オルカンが信託報酬激安で登場

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楽天VTI、楽天VTといえばETFを買うだけの投資信託として新しい境地を切り開いた存在ですが、登場から6年目となり他社とのスペック競争で見劣りするようになってきました。

しかし楽天投信投資顧問から新しく超超低コストのインデックス投信が登場しました。

外部リンク「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」「楽天・S&P500インデックス・ファンド」新規設定のお知らせ(PDF)

 

知ったのはいつもお世話になっているみらいさんのtweetです。

明かにeMAXIS Slim米国株式とオルカンを意識していますね。

では、簡単なスペックなど一緒に見ていきましょう。

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【爆誕】楽天S&P500、楽天オルカンが信託報酬激安で登場

楽天・S&P500インデックス・ファンド (愛称:楽天・S&P500)

まずは楽天S&P500から。

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  • S&P500インデックス(円換算ベース)連動
  • 購入時手数料 なし
  • 信託財産留保額 なし
  • 信託報酬 年0.09372%(税込)
  • 設定日 2023年10月27日

楽天iDeCoで取り扱ったら喜ばれそう。

楽天VTIとは全米株式(4000社)とS&P500社で連動指数のすみ分けができています。とはいえ、実際長期で持った場合は大した差は出ません。

 

楽天オルカンのほうも。

 

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・オールカントリー)

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  • MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)連動
  • 購入時手数料 なし
  • 信託財産留保額 なし
  • 信託報酬 年0.05775%(税込)
  • 設定日 2023年10月27日

連動指数はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスで略してオルカン。楽天VTのCRSP USトータル・マーケット・インデックスとのすみ分けができています。

こちらも長期で見れば大差ないでしょう。

 

信託報酬はトレカン、ノムカンに合わせてきました。実質コストがどれくらいになるか興味がありますね。

どちらの商品もETFを買うだけの投資信託ではなく、自前でマザーファンドを作ってくるので楽天の本気度が伺えます。eMAXIS Slimシリーズ同様の現物運用。

楽天オルカンは楽天VTであるような三重課税が避けられるので有利です。

ただ、マザーファンドの投資先にETFや先物を利用することがあると書かれているので、実質コストが分かってから投資でも大丈夫でしょう。(ETFや先物を使うといっても現物がほとんどと思います。)

 

ETFを買うだけファンドにおける三重課税とはこんな感じですね。

Slim 楽天VT
運用方法 現物運用 ETF(VT)を買うだけ
他国での課税 現地ごと 現地分が差し引かれて、さらに米国で10%課税がかかる
米国での課税 10% 10%
日本での課税 20.32% 20.32%
配当課税は? 二重課税 三重課税

まぁ、実際はそこまで気にするレベルではないと思いますが、それでも超低コスト競争になってくるとバカにならない数字でもあります。(最大で0.1%と言われています。)

関連記事どっちが良い?|楽天VTとeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

外部リンクVT、楽天全世界株式(楽天VTプラス)の三重課税問題について解説します

※リンクは新しいタブで開きます

 

さて、今回の爆誕を受けて思ったことなど。

 

新NISAから投資を始める人には良い選択肢

どれだけ人気が出るかですが、新NISAから投資を始める人はこれから増えてくるでしょうから、選択として良いですね。

楽天証券も自社商品として売れ筋である指数連動商品があると嬉しいでしょうし。

 

楽天VTI、楽天VTの信託報酬も下げて欲しい

新商品も良いのですが、楽天VTI、楽天VT保有者もたくさんいると思うので、できれば既存商品の信託報酬も下げて欲しいですね。

まぁ、それができない、もしくは難しいからの新商品なのかも知れませんが。。SBI・VTI、SBI・VTレベルにできていたら今回の商品も不要でしたでしょうし。

ネテロ会長のいう「それができれば苦労はしねぇ」ですね。

 

オルカン、eMAXIS Slim米国株式を投資している人は今まで通りで良い

一方でオルカンであったりeMAXIS Slim米国株式を買っている人はとくに気にせず同じ商品を買っておくのが良いでしょう。

eMAXIS Slimは純資産に応じて信託報酬の引き下げもしてくれますし、万が一競合が出てきても自動でコスト追随してくれます。

ノムカンにも徹底対抗しましたし。。(これによって信託報酬が0.1%を切った。)

 

どこかがS&P500でも無茶をやって欲しい

Twitter(X)を眺めていると、なぜS&P500よりオルカン系のほうがコスト安いのだろうか?というものがありました。

これはトレカン、ノムカンが無茶をしたせいですね。

 

S&P500はeMAXIS Slimが0.17%あたりで登場したあと、SBI・VOOがETFを買い付けるだけの超低コスト商品を出し、そのあと徹底対抗で0.1%以下になった経緯があります。

オルカンも徐々に他商品と争っていましたが、ノムカンが無茶(会社規模を活かしてSlimへの嫌がらせに近い)をして現在の数字になりました。

野村S&P500(年0.05775%)なんてものが登場すれば、こちらも徹底対抗してくれる気がします。

 

なんて呼べば良いだろう

各社似たような商品で溢れかえっていますが、一発で分かる相性が欲しいですね。

楽カンとか?

まぁ、そのうち株クラが良いのを思いついてくれるはず。

 

おわりに|楽天S&P500、楽天オルカンの今後に期待

若干辛口になってしまいましたが、超低コストの新商品は大歓迎ですね。

こういった競争があってこそ私たち個人投資家は恩恵を受けることができますし、実際にここ10年で劇的に投資環境が良くなりました。

というワケで楽天投信投資顧問には感謝ですね。今後もウォッチ&応援していきたいと思います。

 

良い商品がどんどん出てきているので、私たちは市況に揺らされずコツコツ投資を続けていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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