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海外ETF|債券は天井っぽいけどBNDを買って大丈夫なの?【私が保有する理由】

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管理人は毎月、高配当ETF「VYM」と債券ETF「BND」を買っています。

じぶん年金を作っているからですね。

さて、Twitterで債券ETFが天井っぽいけど大丈夫?との声を頂きました。

 

記事内容は、管理人が債券ETFを買っている理由と、大丈夫かなと思っている考えを書いたものです。

 

結論から書きますと、思っている以上にBNDの値動きは少ないので安心をしています。

では、米国債の金利推移と合わせて見ていきましょう。

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債券は天井っぽいけどBND買って大丈夫かは、金利とチャートを見よう

失敗を指さされる

失敗を指さされる

大失敗したら画像のように指を刺して笑ってください。

未来は誰にも分からないですけど。

まずはBNDのチャートと米国債金利の動きを見てみましょう。

 

BNDと米国債10年金利の5年チャートを並べて確認してみたところ大丈夫そう

米国債10年金利とBNDの動き2020年2月16日

BNDと米国債10年金利の5年チャートです。

  • 金利が上がる → 債券価格は下がる
  • 金利が下がる → 債券価格は上がる

わりと教科書通りに動いているのが分かりますね。

 

ちょっと注目して欲しいのですが、BNDの値動きは

直近の高値が86ドルあたり

底値は78ドルくらいなのが分かります。

大体10%くらいですね。

 

もちろん為替リスクがーとなると、もっとややこしくなりますが、とりあえずドルの動きだけで見る分には、最大で10%くらい損する可能性ありなのかな、と。

 

この時、金利は2年で1.5%ほど動きました。

考え方次第ですが、2年で10%下がるけど、分配金利回りは1.5%増えたので、長期的にはそこまで大きく損していないかな、と。

その後、金利が下がってBNDの価格は戻ってきていますし。

 

過去を振り返ってみると債券ETFは2%くらいの金利上昇でも大丈夫そう

ITバブル崩壊後、2003年には金利が3%くらいに下がりました。

で、徐々に景気も回復してリーマンショック直前くらいまでに5%近く(2%差)まで上昇しました。

この時に債券ETF「AGG」の価格はどうなったかというと、そこまで大きく動いていないのですね。

AGG長期チャート20200216

画像はYahoo!financeです。(AGGを使ったのは、BNDの長期チャートがないから。両方とも同じような米国債券ETFです。)

 

こんなこともあって、債券ETFの値動きはほとんど気にしていないというのが管理人の考えです。

債券を保有する目的はポートフォリオの動きをマイルドにすること。

そして、もしもの時には値動きの緩やかな債券を売って、株式を買うためのポートフォリオでもあります。

 

金利上昇時のBND、AGGのリターンを調べた記事です。

関連記事債券ETF|金利が上昇していた期間のBND、AGGの分配金込みリターン

※リンクは新しいタブで開きます

 

暴落時にBNDを売って株式を買う戦略

リーマンショック前からのBNDとVYMの長期チャート20191101

BNDだけを見ていると、そこそこ値動きがあるように見えますが、実際にVYMと重ねるとさざ波くらいに感じますね。

リーマンショックみたいなのは100年に一回としても、やはり投資をしていると暴落から逃れることはできません。

そういった時に、比較的値動きの小さなBNDを売って、安くなったVYMを買おうというのが管理人の基本戦略です。

関連記事債券ETF【BND】を購入する理由|配当を貰いながら暴落時には実弾にする

※リンクは新しいタブで開きます

 

BNDとVYMを半々で保有するとリスクはさらに分散される

投資がBNDのみだと値動きは大きいですが、VYMと組み合わせることで分散されます。

たとえばBNDが下がっている時にVYMが上がる、とか。

 

下記はVYM半分、BND半分で1年ごとにリバランスをした場合のリターンです。

Roll Period VYM半分、BND半分
Average High Low
1 year 6.88% 16.45% -12.52%
3 years 7.60% 10.50% 2.10%
5 years 7.75% 10.33% 4.64%
7 years 7.92% 8.76% 6.64%
10 years 7.57% 8.32% 6.64%

1年でもけっこう良いですが、10年保有すると値動きの小ささが際立ちますね。

債券の価値はバランサーだと思うのです。

 

あとは為替リスクを嫌う人もいますが、あまり気にしていなかったりします。

損失が出ても分配金と課税相殺すれば良いからですね。

 

最悪、損が出たものは分配金(配当)と相殺できる

もしBNDを保有していて損が出ても、一時的に売って損失確定を出せば、配当で支払う税金と自動的に相殺してくれます。

相殺された金額は日本円で処理されます。

 

また為替リスクについては、管理人の場合、楽天証券を使っているのでドルMMFから海外ETFを買い付ける際に自動的に処理されて配当課税と相殺されています。

ドルMMFの為替差損は海外ETF買付時に自動決済してくれている

スマホだとちょっと字が小さいですがスワイプで大きくしてくださいませ。

右側のマイナス金額が支払った税金から戻ってきます。

 

実際に分配金を使いだしたら、円高の時はちょっと少なくなって悲しい、とかありますが、それは諦めます。

為替は読めませんし、円安の時はホクホクなのでその時を楽しめば良いかな、と。

あとはゆっくり口数を増やすことで、コツコツと受け取る金額を増やしていきたいですね。

 

おわりに|債券は天井かも知れないけどBNDの値動きからすると大丈夫かな、と思っています

その昔、リーマンショック前にAGGを買おうか悩んでいました。

10年以上が過ぎてBNDを買ったのですが、その時の感覚でまぁ大丈夫だろうと買っていましたが、今回ちゃんと調べてみた次第です。

個人的な考えですが、大きな失敗は少ないんじゃないかな、と考えています。

 

まとめると以下のようになります。

  • 金利やBNDのチャートを見ると天井っぽい感じはある
  • 過去の金利とBNDの値動きを見たところ10%程度を想定
  • それよりは株式の方がヤバイ動きをする
  • BNDはポートフォリオのバランサーかつ暴落時の実弾にする
最近では株式暴落時に現金で買付できないチキン問題よりも、値動きのある債券で保有している方がリバランスしたり買付したりしやすいと思うようにもなりました。

 

こんな考えでBNDを買っている次第です。

先は長いので、まずは頑張って入金をして株数を増やしていこうと思います。

海外ETFなんて買ってられへん、という人にはバランスファンドはおすすめしたいですね。

 

直近の動きも気になりますが、使う時期はまだまだ先ですので一緒にコツコツと投資を続けていきましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

債券ETFを持つ理由は「暴落時に現金で株を買う」のは難しいから

ちょっと債券ETFが気になったぞ、という方に読んで頂けると嬉しいです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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