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リーマンショックを改めて思い出してみる。管理人の暴落体験談

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2018年9月7日の記事です。

もうすぐリーマンショックから10年となります。10年ひと昔と言いますが、あっという間の10年でした。

内容は私の10年前です。どのような時代だったか。どれくらいお金があったのか。当時を少し振り返っておこうと思います。

当時は簡単に調べる事が出来ます。10年日記というものを作っているからです。(エクセルで365日分のシートを作っただけです。)

私の過去が参考になるか分かりませんが、リーマンショックの暴落具合を知るには良いと思います。

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体験談|リーマンショックの日づけと氷河期世代の私が残した日記

リーマンショックの暴落耐性

リーマンショック時の資産下落状況

リーマンショックは、2008年9月15に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.) が経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的によぶ。
引用元:リーマン・ショック – Wikipedia

日記を見たところ、9月15日は何もなく平穏でした。アメリカが発端ですから、日本で反映されるのは翌日の9月16日です。

下記、自分の日記です。

2008年9月16日(火)
リーマンマンデー。日経5.5%マイナスってwww
あまりに暴落しているので1306を20口購入。
イートレから5万を楽天に移動し、合計21万円をMAHMの円MMFへ以降。あとは暴落待ち。

いわゆる「おはぎゃー」です。笑っているので、全然余裕の感じです。

当時、円MMFがまだ買えたのですね。ちなみにイートレとはイー・トレード、現在のSBI証券の事です。1306とはTOPIX連動投信です。

1306を買っているので日付を調べました。字が小さくてすみません。ちゃんと9月16日で約定しています。

2008年9月16日1306購入

1306の購入で満足して、楽天証券は海外株式用にしていたので、ドル転のタイミングを待っていたようです。自分の事ですが、10年も昔となると日記ですら記憶があやふやです。

 

ななし
ななし

リーマンショック後もどんどん切り下がっている事は参考になる思います。2012年まで下がり続けるので、4~5年程度はずっとマイナスを耐え続けていたことになります。

世界恐慌レベルが来たら全世界分散をしても同じレベルの覚悟は必要です。

 

9月末までの日記とリーマンショック体験談

9月末までの日記で投資に関する事を抜粋しました。思ったより平穏でした。

2008年9月21日(日)
VTI、VBが楽天で取引できるようになった。後はVTだけだ。

凄く良いタイミングでVTI、VBが購入できるようになっています。まだVTは日本から買える時代ではなかったのです。

2008年9月22日(月)
ドル0.1枚L/香港ドル0.8枚Sを実験的に購入。あとで計算してみよう。

これはドルと香港ドルがドル固定制度を取っており、キャリートレードをしていたので、レバレッジを効かせて遊ぼうとしていた時ですね。まだまだ暴落も余裕だったのです。

2008年9月29日(月)
JFE、キヤノンがマイナス20%超えたのでS株買い。

日本株は結構落ちてきていたのでしょうか。単元未満株(S株)を適当に買っていた時代ですね。買った理由は不明です。キヤノンは1株だけ持っていても優待としてカレンダーをくれていた銘柄です。

2008年9月30日(火)
S株残り投入資産を全部ぶっこみ。あー今年はもうやることないな。

当時、日本株式部分は全て個別株を適当に買っていました。30銘柄くらい集まれば市場平均に近い動きをします。配当も株数に応じて貰えます。

また当時は手数料が0.5%しかかからず最低手数料というのは無い時代でした。100円の株を1株だと手数料は1円でした。1,000円の株を買っても5円です。

適当で良かった理由は、ジョン・テンプルトンの投資法をやってみたかっただけです。テンプルトンはアメリカの有名な投資家です。

ななし
ななし

歴史的暴落があった時に、

・ペニーストックと呼ばれる1ドル以下の株を買い漁る
・市場回復とともに強烈に回復する銘柄が出てくる
・倒産する銘柄もあるが全体では強烈なリターンがある
という低位株への逆張り投資法をした人です。

実際、2008年末までに何だかんだと単元未満株を35万円くらいまで買っていました。民主党政権下で下がる日本株を買い漁って最終的には100万円くらいまで膨らみました。

アベノミクスの時にちょこちょこと処分しています。最後は2017年の日経平均15連騰に全て処分しました。

全然、インデックス投資をしていないように見えますねが、外国株式クラスはインデックス運用をしていました。

 

リーマンショックの時、お金の状況はどうだったか

2008年9月末にデータを取っていませんでした。代わりに2008年12月24日のデータが残っていました。

リスク資産:1,482,868円(約36%)

無リスク資産:2,600,000円(約64%)

合計:4,082,868円

リスク資産少ないなぁ、と思ったのですが、ちゃんと損失率を残していました。当時の私、グッジョブ。

投資金額 評価額 利益率
¥2,701,169 ¥1,482,868 -45.10%

リーマンショック級は資産半額になると色々なところで見ますが、まさに自分で経験していたわけです。2007年に買っていた海外ETFは為替も考えると恐ろしい勢いで下落してました。

そこそこ落ちているナイフを拾っていたので45%の損失ですが、放置していたら50%以上のマイナスだったかも。無リスク資産も生活防衛費込みだった可能性ありです。

良く耐えきっていると思います。FX勢はかなりが相場から退場をしていた頃でしょうか。

現実社会は大変。私はボーナスが出なくなり給料20%カットされました。

無リスク資産を多めにとっているのは、会社が傾きそうな状況が見えてきた為です。

ななし
ななし

2009年2月頃の日記を見ると転職活動をしているのが分かりました。イメージとしては2009年の方が下落が辛かったような気がしますが、人間けっこう忘れるものですね。

だいたい大変な事というのは忘れた頃にやってきます。そろそろ気を引き締めておいた方が良いかも知れません。

 

リーマンショック体験談まとめ|ガチホは超有効だった

  • リーマンショックは2008年9月15日に発生
  • 2008年12月24日時点で私のリスク資産はマイナス45.1%
  • 暴落時も黙々と買っていたがマイナス

あまり日記を見ても悲観的な事は書いていませんでした。ただし数字はリアルなものを残してくれています。

改めて思うのは市場に居続ける重要性です。退場していたら今の自分は無かった。本当にそう思います。暴落の参考になれば幸いです。

 

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ガチホは有効と書きましたが、株式のインデックス運用のみです。相場にいる事の重要性を書いた記事です。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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