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【読者様】53歳、資産8500万円、もうリタイアできますか?

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読者様よりこの資産でリタイアできる?と相談をいただきました。

いつもながら自分ならこうするかな、というのを記事にて回答させていただきます。

読者様は53歳で資産は8500万円。

管理人の一歩先を行く金額。

では、一緒に見ていきましょう。

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【読者様】53歳、資産8500万円、もうリタイアできますか?

読者様|53歳、資産8500万円でリタイア可能ですか?

まずは読者様の質問から。

 

題名: FIREできるか診断してもらいたい

いつも丁寧な回答を拝見させてもらい、私もぜひななしさんからご意見をいただきたいと思いました。

題名にもあるように現状でFIREできるか診断してもらいたいです。

 

以下現在の状況です。

・夫婦二人(私53歳・妻51歳)
家庭の事情で夫婦ともに無職です。

・生活費 300万円
(家賃・税金・社会保険料などすべて含む)

・資産額と内訳 8500万円

(私)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)7000万円

現金 400万円

個人向け国債変動10年 600万円

(妻)

現金 500万円

 

・年金見込み 200万円/年(年金定期便より)

(私)110万円

(妻)90万円

 

失業保険が2026年12月に終了するのでその後は資産の取り崩しで生活していきたいです。

最悪働くことも考えていますができれば働かずに年金をもらえる年齢になればいいなと思っています。

自分的には大丈夫なんじゃないかと思っていますがななしさんから見て不安点などがあれば教えて欲しいです。

お忙しいでしょうから時間ができたときにお返事もらえると幸いです。

よろしくお願いします。

 

ブログのご愛顧とメッセージありがとうございます。

管理人の一歩先をいく資産形成を見て、しっかりした倹約生活の賜物だと感じました。

さて、いつもながら国語力皆無ですが、自分ならこうする、という形で回答をさせていただきます。

 

個人的には同じ状況ならリタイアする

管理人ならGOサインを出してリタイアします。

資産額の大きさは言わずもがな、夫婦二人で社保や税金など払って年間300万円で暮らせるという生活もコンパクトで大きいですね。

あと最悪働くのも大丈夫というのもポイント。

なにもずっと働く必要はなくて、暴落時に株式取り崩すのを控えて、数年だけ生活費の足しとして働くとかでも効果は大きいです。これは何度もシミュレーションしてて、ヤバいときに少しだけ働くことの大切さを実感しています。

 

リタイアの根拠ですが、生活費の小ささ、年金までの期間が大きいです。

それが無いとしても生活費の25倍という一般的なFIREできる資産をすでに築いてますしね。(300万円×25年=7500万円。読者様の資産は8500万円。)

  • リスク資産7000万円
  • 無リスク資産1500万円

として、7000万円×4%の資産収入で280万円、無リスク資産を個人向け国債+定期預金として1%でも1500万円×1%で15万円。合計295万円でほぼ年間300万円をクリアしてしまいます。

実際は投信売却で税金とかありますが、まぁ多少目減りしても問題ないレベルかな、と。(確定申告して基礎控除を取り戻すのもできますが、やり過ぎると税務署に睨まれそう&国保に影響ありそうなので、上手いことやるなら奥様に年間100万円レベルで贈与しつつ、そちらでも利確金額見ながらコントロールとかですが自己責任で。あと地味に生成AIが活躍します。)

 

もし良かったらMetaの新しい生成AI:Museなどもお使いください。エージェント型のAIなので、セミリタイアのシミュレーションなどには弱いですが、リスク資産比率など日々の管理に役立つかと。

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コピペ用コード

X0P6AW

>>Muse

最近使い始めましたが便利ですね。Gmailを読み込んでくれて日々のことなどチェックして貰ってますw

 

本題に戻りまして、これだと皮算用なので、もう少し悲観的というか堅実なシミュレーションをしていきましょう。

ぶっちゃけると資産全部を個人向け国債にしてもリタイアができてしまいます。

計算してみましょう。

利確したときの税金を500万円、個人向け国債の利子が永続するかは無視して

個人向け国債 8000万円

↓

税引後利回りは年1.6335%

↓

年間1,306,800円(ヤバいw)

年間130万円の利子があって、65歳からは年金受給が可能。年金受給後は足りない100万円ほどを取り崩しすれば生活は可能。

これはめちゃくちゃ大きいですね。

やはりコンパクトな生活は強い!

 

というワケで極論ですが、個人向け国債だけでFIREしてみます。

課金版Chat GPTに計算させてみました。

前提は以下のとおり。
– 夫53歳、妻51歳
– 個人向け国債・変動10年:8000万円
– 税引前利率:年2.05%
– 税引後利回り:約1.6335%
– 年間生活費:300万円
– 夫65歳から年金110万円、妻65歳(夫67歳)から90万円
– 利子を生活費に充当し、不足分だけ国債の元本を取り崩す
利率は変動するけど、まずは現在の2.05%が続くという仮定で計算する。逆に金利が下がるときはインフレが落ち着いてるとも言えます。

夫の年齢 国債残高
53歳(現在) 8000万円
54歳 7831万円
55歳 7659万円
56歳 7484万円
57歳 7306万円
58歳 7126万円
59歳 6942万円
60歳 6755万円
61歳 6566万円
62歳 6373万円
63歳 6177万円
64歳 5978万円
65歳 5775万円
66歳 5679万円
67歳 5582万円
68歳 5573万円
69歳 5564万円
70歳 5556万円
75歳 5508万円
80歳 5456万円
85歳 5400万円
90歳 5339万円
95歳 5273万円
100歳 5201万円

多少インフレがあるので、購買力は減りますが、年金受給までは鉄壁ですし普通にリタイアできそうですね。

ただ、インフレが怖いというのもあるでしょうし、今までオルカンで資産形成してきたと思うので、もう少しリスクを取った形で展開してみましょう。

 

個人向け国債5000万円+オルカン3000万円

※個人向け国債は税引後利回り1.6335%、オルカンは年5%で想定。取り崩しは個人向け国債から行うパターン。

夫の年齢 国債残高 オルカン残高 合計資産
53歳(現在) 5000万円 3000万円 8000万円
54歳 4782万円 3150万円 7932万円
55歳 4560万円 3308万円 7867万円
56歳 4334万円 3473万円 7807万円
57歳 4105万円 3647万円 7752万円
58歳 3872万円 3829万円 7701万円
59歳 3635万円 4020万円 7656万円
60歳 3395万円 4221万円 7616万円
61歳 3150万円 4432万円 7583万円
62歳 2902万円 4654万円 7556万円
63歳 2649万円 4887万円 7536万円
64歳 2392万円 5131万円 7523万円
65歳 2131万円 5388万円 7519万円
66歳 1976万円 5657万円 7633万円
67歳 1819万円 5940万円 7758万円
68歳 1748万円 6237万円 7985万円
69歳 1677万円 6549万円 8225万円
70歳 1604万円 6876万円 8480万円
75歳 1223万円 8776万円 9999万円
80歳 810万円 11200万円 12010万円
85歳 361万円 14295万円 14656万円
90歳 0万円 18119万円 18119万円
95歳 0万円 22572万円 22572万円
100歳 0万円 28255万円 28255万円

贈与などを使ってゆっくり夫婦でNISAを3000万円を作り、基本は個人向け国債の利子を貰いながら毎年取り崩しをしても65歳時点での国債残高は2131万円。

たぶん普通の老後資産としても同世代からしたら十分な金額。

これを年間100万円ペースで取り崩しても70歳時点で1600万円。

その頃にはオルカンの運用が暴落があったり調整があったりしながらでも、投資元本の3000万円からそれなりには育っているとも考えられます。

最悪、70歳時点で株価大暴落してリスク資産が半減したとしてもオルカン3400万円+個人向け国債1600万円で5000万円。

【参考】上の表は、生活費も年金も金額固定のまま金利2.05%が続く(=物価がほぼ上がらない)計算です。物価が年2%上がる世界だと、国債の実質利回りは約マイナス0.5%。生活費・年金も物価に合わせて増える前提で計算し直すと、国債5000万円は夫76歳ごろに尽きる計算で、65歳時点の合計資産も約5400万円(今のお金換算)になります。それでもリタイア自体は可能ですが、「株価を30年気にしなくていい」は物価が落ち着いている場合の話。

とはいえ、年2%でそこそこインフレのある世界でも十分対応可能。そしてインフレ2%が安定して続く場合、オルカンの超長期名目リターンも高くなりそう。まぁ、安心ちゃうかな、と。

 

リタイアは十分できるので、コンパクトな生活をしながら、自分が許容できる量のオルカンをどれくらい保有するかを決めれば良さそうな気がしますね。

ちなみにオルカン半分、現金半分での取り崩しシミュレーションなど。

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オルカン半分、個人向け国債半分のざっくりリスクリターン

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取り崩しシミュレーション

画像は三菱UFJアセットマネジメントの取り崩しシミュレーションです。

>>取り崩しシミュレーション

オルカン半分、現金半分でリスク/リターンはざっくり入力ですが、運用成績が下位5%だったとしても66歳時点で資産3800万円あれば年金と合わせて十分生活できそうですね。

3800万円×4%の利回りでも年間120万円+年金200万円なので。

あと、年金見込額200万円については、夫婦ともに無職になった後の条件で計算されているか、ねんきんネットで一度確認しておくと安心ですね。(しっかりされているので大丈夫かと思いますが念のため。)

 

個人的には完全リタイアをするなら個人向け国債5000万円+オルカン3000万円くらいが将来インフレが続いていたり、年金が減ったりしたときに対応しやすそうなので、ある程度リスクは取るけど、15年ほどは株価がどうなってても気にせずリタイア生活に集中できて良いな、と思いました。

実際には30年間は株価無視しても大丈夫で、さすがに30年あれば世界経済は何とかなるでしょう。

インフレだったり氷河期世代への試練として医療費上昇などがあるかもですが、ちょっと足りない分を節約するか働いて解決するか、もしくは運用が上手くいっていたら過去の自分に感謝しつつ、ちょっとオルカンを取り崩すのも良さそう。

 

資産的には問題ないので、ご夫婦ともに健康で仲良く暮らしていくことを考えるのが大切なのかも知れませんね。

ななし家だったら、健康のために朝一緒に散歩して、以降はそれぞれ自由行動で、妻は映画好きなのでアマプラを見て、管理人は読書をしつつ、お互い時間があえば週に一度くらいランチでお出かけくらいが良い距離かも、とか。

あとは、奥様が安心なされるようしっかりお話をすることでしょうか。パートナーを常に大切にしていく気持ちがあれば素敵なリタイア生活が待っていると思いますよ。(すでにこれだけ資産形成されているから、普通に考えたら奥様も安心ですかね。)

 

というワケで今日は【読者様】53歳、資産8500万円、もうリタイアできますか?というお話でした。

今回のメッセージありがとうございました。管理人もあと5年くらい頑張ろうと思います。

 

お読み頂きありがとうございました。

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ななし
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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理をしております。プロフィールは「ななし」で。

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