インド株が熱い!ということで各社から超低コストのインド株投信が続々と登場しています。
そして今回、三井住友トラスト・アセットマネジメントより信託報酬0.308%という海外ETFより安い商品が爆誕しました。
ちなみに知ったのはいつもお世話になっているみらいさん。たぶん投資関係のことはみらいさんをフォローしておけば、ほぼ最新の話題についていけるのでおすすめです。
新しいインド株🇮🇳投信キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
信託報酬は0.308%!!▼SMTAMインド株式インデックス・オープン
✅インド・Nifty50に連動
✅12月15日設定
✅信託報酬:0.308%(税別0.28%)サクッとインド株が0.4638%程度だからだいぶ攻めてる🔥
何か読み間違えてるかと不安なるw pic.twitter.com/iRFz7rUXM3— みらいよたろう@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭🍤 (@instockexnet) November 28, 2023
ソースはこちら。
外部リンクSMTAMインド株式インデックス・オープン 三井住友トラスト・アセットマネジメント有価証券届出書(PDF)
では、一緒に見ていきましょう。
【最安】SMTAMインド株式、信託報酬0.308%で爆誕
まずはインドの魅力から。
今は中国株がパッとしませんが上の画像に当てはめて考えてみると1996年に投資していたら爆上がりターンだったでしょうね。
となるとインド株に投資する時期としては悪くないかも。。
ただ、新興国株式で、単体の国となると信託報酬が高いものが多く、手を出しにくい時代も長かったです。
しかしSMTAMインド株式は爆安の信託報酬で登場しました。
SMTAMインド株式は信託報酬0.308%でインド系最安
スペックはこちら。
ファンド名 | SMTAMインド株式インデックス・オープン |
ベンチマーク | Nifty50指数(配当込み) |
信託報酬 | 年0.308%(税込) |
運用会社 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
信託財産留保額 | なし |
為替ヘッジ | なし |
設定日 | 2023年12月15日 |
信託報酬が激安ですね。
というか、ETFより安いとか異次元レベル。
サクッとインドで使われているiSharesインドSENSEX9836(香港ETF)で0.40%が最強だったので、この数字の凄さが伝われば。。
ちなみに東証ETFで出ているNEXT FUNDSインド(SENSEX連動)で0.781%、海外ETFのINDY(NIfty50連動)で0.89%です。
日本企業がホンキを出すと大体やり過ぎる、という良い例ですねw
SMTAMインド株式の販売会社はauカブコムとSBI証券
当初、auカブコムしか取り扱いが無かったのですが、2024年2月22日からSBI証券でも販売を始めたようです。(SBIサクッとインド大丈夫かな?w)
一番残念だったauカブコムだけでしか取り扱いをしてなかった部分が改善されました。
次は楽天証券、マネックス証券でも取り扱いを始めて貰いたいですね。今度に期待。
新規取り扱いなどは公式ページにて。(下の方に販売会社で○○が追加されました、という情報があります。)
公式ページ:SMTAMインド株式インデックス・オープン
2024年3月13日追記
楽天証券からガチンコ勝負の商品を投入してきました。
楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド(楽天プラス)爆誕【信託報酬は0.308%】
同じNifty50指数なので、楽天証券ユーザーには朗報ですね。
NIfty50指数とは?
Nifty50とはどんな指数なのでしょうか。
下記、投信資料館からの引用です。
Nifty50指数は、インドを代表する株価指数で、インドのナショナル証券取引所(NSE)に上場している銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率 等の基準を用いて選定した50銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化した指数です。
NSE Indices Limitedが算出しています。1996年4月22日に算出が開始されました。
なお、英語でNifty は「素晴らしい」「粋な」という意味で、投資の世界で「Nifty Fifties」は人気のある50銘柄という意味で使われます。
引用元:投信資料館
50銘柄と少なく感じますが、時価総額加重なのでわりと勝ち馬に乗れるので心配不要な気もします。
米国市場ほど効率的でないことも考えると上位銘柄をしっかり押さえてくれている信頼感のほうがあるかも。
実際の上位銘柄はこちら。
出典:大和アセットマネジメント
情報技術のインフォシスは日本でも名前を聞いたことがある人は多いかも。管理人が投資していた2005年などはタタグループが強かった記憶ですがやはり18年もすると変わるものですね。。
新興国あるあるですが、上位は意外と金融系が多いです。なので金融危機には思った以上に落ちるので気を付けておくと良いですね。米国株が落ちたときの受け皿に、と思っていると先進国以上に落ちるのはこういった傾向だからかも。
サクッとインド株みたいな超低コスト投信も出ているので、他社比較も見ていきましょう。
超低コストのSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクッとインド株)と比較してもSMTAMインド株式の強さが際立つ
他社比較をするとSMTAMインドの異様さが分かります。
商品名 | 連動指数 | 信託報酬 |
SMTAMインド株式インデックス・オープン | Nifty50(50銘柄) | 0.308% |
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド | BSE Sensex(30銘柄) | 0.4638%程度 |
auAM Nifty50インド株ファンド | Nifty50 | 0.468% |
iFreeNEXTインド株インデックス | Nifty50 | 0.473% |
SBI・インド(サクッとインド株)でこれ以上は無理やろーと思ってたのですが一気に幅を広げてきました。
ただ、実質コストなど一期を通して見てみないと分からない部分も残ります。とはいえ、今までと比べて圧倒的低コストで買えるようになったのは間違いありません。
とはいえ、インド株投資でリターンを得る際、低い信託報酬の商品を選ぶのは個人投資家にできる数少ないフリーランチです。
東証ETFと比べてみましょう。
- NEXT FUNDSインド(SENSEX連動)0.781%
- SMTAMインド(Nifty50)0.308%
連動する指数は違いますがダウとS&P500みたいなものと考えると超長期で見れば大差はないかと。
ノーリスクでリターンを年0.47%改善できるのは大きい。
昔のインデックス投資家が先進国株式の信託報酬1.0%で我慢しつつ、海外ETFにリレー投資していたのは昔の話ですが、やはり低コストは正義ですね。
良い時代になりました。
昔話はこれくらいにしておいて、サクッとインドのSENSEXと違いはホントにないの?と心配の人もいるかもですね。
ちょっと過去リターン比較などを見て終わりにしましょう。
Nifty50とSENSEX、MSCI India Indexとの長期チャート比較では大差なし
出典:大和アセットマネジメント
iFreeNEXTインド株(Nifty50指数=50銘柄)
iシェアーズインド株SENSEX(30銘柄)
MSCIのインド指数に比べてもパフォーマンスが劣っている感じはありません。
コロナショック後のあとに爆上げしていたんですね。
リーマンショックのときは50%以上落ちてますが、ここらへんは全ての株式資産は同じ状況だった記憶。その後の上がり方は米国株がとんでもないことになっていたのは読者様が知る通りです。
おわりに|信託報酬0.308%のSMTAMインド株式はサテライトに最適な投資信託となるかも
新NISAのコアはオルカンかS&P500で良いと思います。
しかしサテライトでインドへ投資したい人は多いでしょう。新興国を厚くしいたいけど中国へは投資したくない人も一定数いそうですし。。良いタイミングで素晴らしい商品が出ましたね。
先進国株式+インド株式
S&P500+インド株式
というのも面白そう。
ちなみに、オルカンには1.4%程度、eMAXIS Slim新興国株式には13%程度、インド株式は含まれています。
スパイスとしてインド株を買いたい、という人には最良の商品になってくれそうですね。
良い商品も揃ってきましたし、自分の航路を決めてコツコツ続けていきましょう。
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