投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023というイベントがあります。
証券会社の売りたいものではなく、自分たちが本当に良いと思う投資信託を選ぼう!という年に一度のいわばお祭りです。
管理人が思っている2023年時点でのおすすめ投資信託と、どのようなイベントなのか参考になれば幸いです。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」とは?
Fund of the year2023とは、自分たちでより良い投資環境を作っていこうというイベントです。
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
引用元:投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023
昨年から幅広い声を、ということでTwitterでも試験的に参加する形式になりました。(去年あったYouTuber枠は無くなった模様。。XでなくTwitterなのは分かりやすさ優先のようです。私もこちらのほうが分かりやすくて良いと思います。)
2007年より行われており、なんと今年で17回目のイベントです。
初年度は20名の投資ブロガーから始まったものが今では毎年恒例のお祭りに。
投資と合わせて続ける事の大切さと、運営委員長のイーノさんや運営委員の皆様には感謝とともに応援をしております。(委員にはTwitterで仲良くして貰っている九条さんやくはさんがいるのでいつかオフ会で話も聞きたいw)
表彰式もお祭りになっており、受賞ファンドの投信会社は「中の人」も出てくるくらいのイベントになっていますね。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023」応募期間や投票資格など
- 投票期間:2023年11月1日から11月30日まで。
- 投票資格:証券会社や銀行で販売している投資信託をブログで話題にしているブロガーであること。投資YouTuberが選ぶ! Fund of the Year 2022(β)と#TwitterFundOfTheYear2022(β)には投票しないこと。
- 対象投信:2023年9月30日までに設定された投資信託(ETF含む)。 海外籍ETFについては、日本の証券会社を通じて買付可能なものを対象とします。
- 投票方法:投票者は最大で3つの投資信託に投票できます。投票順に、1つ目の投資信託には3点、2つ目の投資信託には2点、3つ目の投資信託には1点が自動的に配点されます。1つ目だけの投票、1つ目と2つ目だけの投票も可能です。
Twitterと併用もできますが、私はブロガーとして投票します。
投票者は最大で3つの投資信託に投票。
投票順に、1つ目の投資信託には3点、2つ目の投資信託には2点、3つ目の投資信託には1点が自動的に配点されます。
2023年1月20日(土)夜8時から、オンライン&都内会場の有料観覧で「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023 表彰式」が開催されます。
コロナでオンラインが中心となっていましたが、現地でのお祭りが解禁されて嬉しい限り。
当初20名から発足したネット上でのイベントが、いまや会場での発表になるなんて凄すぎです。
当ブログからFOY2023にエントリーしたものは3つ
投票した投資信託は以下のもの。
商品名 | コード |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 3311187 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) | 0331418A |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 9I312187 |
- つみたてNISAで自分が投資しているS&P500(配点3)
- 最強にして最終商品のオルカン(配点2)
- 個人的おすすめの楽天バランス均等型(配点1)
という配分です。
じつは2021年に投票したものと変わりません。
個人的には十分なレベルに達したと思っています。
投票した商品をかんたんに紹介していきます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
今やeMAXIS Slimシリーズの旗艦商品となりました。
- アメリカのイノベーションを信じている!
- もっとも資本主義を形にしている国だからこそ長期投資を続けたい!
- FOYがはじまったときは、まさかS&P500の投資信託が人気になる時代がくるとは思わなかった
この3点からSlim米国株式を選びました。
指数であるS&P500は本当に優れていて、バンガード社のVOOにて詳しく紹介しております。
関連記事VOOはアメリカだけでなく全世界で売上を出しまくる優良企業の海外ETF【評価と将来見込みあり】
最近では米国株の調子が良過ぎたので、しばらくはS&P500のリターンは低迷するかなとは思っていますが、それでも数々のイノベーションを生み出してきたことは間違いなく、今後も期待ができるでしょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
こちらも超低コストの全世界株式としての看板商品になりましたね。
今年も1位になるでしょうw
最強にして最終の商品となってしまいました。
関連記事最終兵器eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)これ一本で投資終了
記事内でも書いてますが、ほぼ現物運用ですので、海外ETFを通じた運用に比べ、支払う税金が低くなるメリットもあります。
三重課税を防ぐことができるので元祖全世界のVTを持つよりリターンが高いかも知れません。投資が趣味みたいな人以外はオルカンと現金だけでええんじゃないでしょうか。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)
株式50%、債券50%に均等に投資してくれる投資信託です。
株式部分は全世界株式(VT)と同じ構成です。
先進国、新興国を含め株式市場の98%、約8,000銘柄に投資をしてくるので、まさに全世界。債券部分は主要国ほとんどと言って良い71国もの国債、社債に分散されています。
債券については為替ヘッジがかかっており、円安のいまは冴えないリターンになっていますが、いつかくる円高局面では最強の盾を見せてくれるでしょう。株式部分でも通貨分散は十分できていますし、上手いバランスだと今も思います。。
どちらも株式50%、債券50%で運用されて自動リバランスをしてくれます。
管理人も少しだけ持っているのですが、株価暴騰に乗り遅れることなく、しかし暴落時には債券がクッションとなってくれる優秀なファンドだな、と。
多少のコストをかけても自動リバランスにお任せする方が、長期で見た場合、ほとんどの個人投資家にとって良い結果を出すと思っています。
私は既に株式中心の海外ETFや投資信託を保有しているので、年末にリバランスをしています。
投資に興味があれば楽しい作業ともいえますが、正直オススメはしません。
ただ楽天インデックスバランスファンド(均等型)は超好みですが、売れ行きを考えると不安が残ります。
関連記事最強と思える楽天バランスファンド均等型の純資産が2億円で唖然とした
関連記事楽天・インデックス・バランスファンド均等型は資産形成に最適な一手
2021年くらいまでは素晴らしいリターンを出してくれましたが、円安の恩恵がないので、オールカントリーの半分よりちょい下あたりで足踏みをしています。(代わりに円高局面は圧倒するでしょう。)
もう少し人気が出て欲しいです。
おわりに|投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022に投票しよう!
17年前と比べると投資環境や商品はとてつもなく充実しています。
今年もSBI証券がVシリーズで猛攻を見せました。また楽天オルカンが登場して各社しのぎを削る状況。しかし相変わらずeMAXIS Slimシリーズの天下かな、とは思います。
どんな結果になるか発表が楽しみですね。
足りない年金2000万円問題もあり、投資もiDeCoやつみたてNISAを介して一般的になってきました。
とはいえ、リスクを負うのは私たち個人投資家。
投資をしているならせっかくのお祭りだし投票をしましょう。
昔はいろんな雑談記事もあり、ホントに投信ブロガーとして認めてくれる?と心配しながら投票をしましたが、問題なく一票を投じることができました。
あなたの一票がイベントを盛り上げ、自分も楽しめるのでブログを書いている人はおすすめですよ。
Twitterからも参加できるし、以下のリンクからどうぞ!
>>投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2023
インデックス投資が身近なものになり、投資する私たちにはありがたい限りですよね。だからこそ、自分の腹落ちした商品をコツコツ投資し続けることが大切。
お互いに頑張っていきましょうね。
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