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配当はあなたが思っている以上に長期リターンを引き上げている

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下落局面も一段落付いたのかちょっとバリュー株再評価の声も聞こえだしました。

成長株優位の時期が長く続いていますが、配当というのは長期投資では驚くほどにリターンを押し上げます。

ちょっと古いネット記事ですがこちら。

外部リンク日経平均は配当込みではすでにバブル越え、海外指数では込みは除くの2倍のリターンでファンドの表示にも注目(リンク切れ)

※リンクは新しいタブで開きます

上記の記事から画像を紹介しつつ、配当が長期投資に与えてくれる結果を見ていきましょう。

 

まずは日経平均。

一時期はオワコン説が流れ(ひょっとすると今も?)、日本株はインデックス投資に組み込まないという人もいました。

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基本的に日経平均やTOPIX、NYダウ、S&P500などといった株価指数は配当を含んでいません。

で、バブル崩壊後の日経平均の悲惨さは皆さん知っている通りなんですけど、改めて配当込みで見てみると、やっとのことでバブル高値を超えたようです。

とはいえ、30年がかりなので再投資しながらホールドした人が報われたかどうかは判断が難しいところではあるんですけど。。

 

個人的な見どころとしては2000年以降の配当の伸びでしょうか。時間が経つに連れて日経平均と配当込み指数のズレが大きくなっているのが分かります。

昔は株主に配当で報いるというのが全然なかったのですね。外国人投資家が半数を超え、配当政策も変えざるを得なかったのが結果的に良かったという風にも見えます。

日本で働いている身としては、配当より従業員に・・・とか思っちゃうんですけど、株式に投資をしているのでやはり配当で株主に・・・とループもしてしまいます。

 

一方で世界株式はどうなの?となりますよね。こちらも配当は無視できない結果となっています。

海外株式指数の30年リターン比較(米ドルベース)

海外株式指数の30年リターン比較(米ドルベース)

※ 2020年11月末時点
※ 全世界=MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス、先進国=MSCIコクサイ・インデックス、新興国=MSCIエマージング・インデックス、米国=S&P 500
※ 「配当込み」は、MSCIのオールカントリー・ワールドやエマージングなどのネット(課税後)リターンの基準日が2000年のため、グロス(課税前)リターンを使用
出所:モーニングスター作成

最近は配当利回りが下がってきましたが、ここ30年のリターンを見ると配当の比率は無視できない大きさですね。

とくに全世界株式、新興国株式では案外大きいんだな、と図を見てあらためて思いました。

あと、インフレが続けば配当も増えると思うので、こちらも期待したいところ。

 

幸いにしてeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)などは配当込み指数をベンチマークとしており、トラッキング性能もすこぶる高いので、つみたてNISAで上記を使っている人は心配無用なんですけどね。

管理人は長い期間をかけて指数を育てて配当という果実を使いたい派だったのでETF(2559)を買っていますが、この配当実績とほったらかし投資を考えると投資信託で良いんじゃないの、とも思っちゃいます。

 

色んなデータを見て気付くこともありますが、やることは変わりませんね。

配当込みで見ると全世界株式も新興国もそれなりに期待値通りのリターンを出してくれそうです。

米国株はちょっと出来過ぎなところがあったので、ここから長い時間をかけて調整されていくかも知れません。それはそれで仕込み時と考えてコツコツ買って良ければと思います。

 

以上、ちょっと短いんですけど、配当は思った以上にリターンを押し上げている、というお話でした。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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