長期ウォッチ用に保有している投資信託を定期確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば3年を超えました。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論】
今月もオルカンの圧勝。
ただし、それぞれのバランスファンドなどを見ていると取っているリスクによってリターンが収束する、という感じが分かる一ヶ月でした。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
先月に引き続きオルカン強し
前まではスクショ撮っていたんですがオルカン積立を始めたので数字だけでスミマセン。
ファンド名 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 33.12 | 13,312.17 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 51.57 | 15,158.29 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 73.56 | 17356.67 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -2.1 | 9,790.95 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 32.64 | 13,264.18 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 30.98 | 13,098.02 |
(下:参考2022年5月17日)
ファンド名 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 28.31 | 12,831.68 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 42.88 | 14,289.49 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 65.54 | 16,554.08 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -1.82 | 9,818.54 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 29.29 | 12,929.60 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 29.04 | 12,904.60 |
今月もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が圧倒的です。
株価が調子良かった記憶は無いのですが円安のおかげで爆益続行中。バイアンドホールドの強さが感じられて、個人的にこの定期チェックは好きです。
3年5ヶ月ホールドしているだけでバランスファンドは30%、オルカンだと70%のリターンです。
何だかんだでコレが一番強いと思います。
その他思ったことなど。
楽天バランス均等型と4資産均等型のリターンがほぼ並んだ。
8資産バランス型は株式に比べREIT、債券比率が高く、持っているポートフォリオのリスク通りのリターンに戻ってきた。
3地域均等株式はバランスファンドより高め安定傾向。ただし日本株、新興国が足を引っ張りオルカンには劣後。超長期だとオルカンに勝つ場面もありつつ、負ける場面もあるのかな、と。(なのでストレス嫌いな人はオルカンだけが良いと思う。)
コロナショック後はばらついていたのですが、3年もするとリスクとリターンが分かりやすいですね。
バランスファンドは債券部分が金利と為替の影響受けるのでしんどいターンに入るかも。
ただし、金利が上がると債券部分がダメージ受けますが、後々は金利リターンあるし、不景気で金利下がる時期は債券価格上昇で長期目線は焦らずで良いでしょう。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは約3年ちょいで利回り73.5%となりました。
本来の株式リターンを考えると期待値高めを3年連続で引いた感じ。買ったタイミングもラッキーでした。
国内債券インデックスは金利上昇局面でしばらくマイナスが続くかも。。しかし暴落となった時はコイツより頼りになる投信はありません。
現金と何が違うの?と思うかもですが、コロナショックのときはしっかり+1.2%とかになっていました。
金融危機にリターンが出て、そのタイミングでリバランスを考えると、単品で持つよりもバランスファンドの中に入っててくれると助かる商品ですね。
ちなみに暴落前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
3年前でさえ「もう株価は限界だ…」と暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 73.5%
バイアンドホールド最強ぅ!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
青色:オールカントリー
ピンク:楽天バランス均等型
緑色:ニッセイ4資産均等型
上述しましたが持ってるリスク通りの感じですね。
バランスファンド対決でも、今まで有利だった楽天バランス均等型が4資産均等型に逆転されました。為替ヘッジありで円安の恩恵受けられないのが要因かと。
ただ、永遠に上がり続ける相場は無いし、株式の平均リターンは超長期で6.7%と考えるとバランスファンドが輝くターンもきっと来るだろうな、と。
しかし、ここ数年相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫だった人も多いのではないでしょうか。
今思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろ的な何かがあったと思います。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
しかし2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:73.5%(先月65.5%)
- 楽天バランス均等型:30.9%(先月29.0%)
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年8%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。
アクティブ運用しててS&P500をベンチマークとか嫌になるほど強い。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要とは思う
オールカントリーを持っているだけで約3年で73%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金だけで十分なんではないでしょうか。。
おわりに|今月もオールカントリーの大勝利だった
管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。
しかし実際に保有をしてみると
バイアンドホールド最強
となるので今後もウォッチしていこうと思います。
円安もあって資産がチキンな管理人はこの風船がいつ弾けるかビクビクしていたりします。。
とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。
悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。
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