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日本のバブルって世界の時価総額比率ではどうだったんですかね?

クレディスイスPDF8ページ目 世界の株式推移(1899-2017) お金と投資
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Twitterでこんな質問がありましたので回答と合わせて記事にします。

 

米国株全盛の現在ですが、30年前はジャパンアズナンバーワンという時代がありました。

ちょっと過去を振り返るのも良いかも知れませんね。

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世界の時価総額比率推移(100年間)

一発で分かる画像から見ていきましょう。

クレディスイスPDF8ページ目 世界の株式推移(1899-2017)

クレディスイス世界の株式推移(1899-2017)

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ざっくり全世界の30%くらいあった感じですね。

1900年(明治33年)から2017年までの長期データなので見てるとワクワクしますね。笑

日本は当時の新興国という状況。

そこから日清戦争、日露戦争を経て列強入りを果たします。

 

当時と現代では戦争に対する位置付けが違っています。今でも最終的解決手段ですが、大きな戦争は起こしにくい時代ですね。

せめて子供が成人するまでは平和でいて欲しいな、と。

ただし経済戦争という形で巻き込まれてしまう覚悟は必要になるでしょう。

 

そうすると、どの国に投資をしていたかで大きく変わるように思うかも知れません。

管理人などはイノベーションが期待できるということでアメリカ集中投資ですが、もし米中戦争が起こり覇権交代となった場合、投資結果はボロボロとなってしまうのでしょうか。

 

そういったことも含め、各国の株式長期リターンも見てみましょう。

世界各国別の長期株式リターン

クレディスイス世界の株式推移(1899-2017)

青:株式 黄:債券 緑:短期債

敗戦国である日本、ドイツ、イタリアの債券がちょっと悲惨なことになってますが、これは仕方なしですね。

株式はすべての国でプラスリターンです。※インフレ調整後

全世界だと5.2%で、19世紀の覇権国イギリス(UK)を見てみると5.5%あたりなのも参考になりそうかな、と。(米国の覇権が終わったとしても株式リターン自体は悲惨なことにはならない気がします。)

日本は直近120年間くらいを見ると4.2%くらいですね。

 

円グラフも分かりやすいです。

クレディスイスPDF7ページ目 世界の株式比率(1899-2017)

クレディスイス世界の株式推移(1899-2017)

※スマホで見にくい方はスミマセン。スワイプで広げて貰えると助かります。

120年で新興国だった日本は敗戦、バブル崩壊がありながら2017年時点で世界の時価総額のうち8.6%と存在感を示しています。

中国が3.1%なので世界の時価総額比率は今後も大きく変わっていきそうですね。

事実、ここ30年で日本企業は世界の舞台に上がれず、変わって中国企業の台頭が目覚ましいです。

2021年9月4日時点だとそこそこカントリーリスクを見せてます。

Twitter界隈は盛り上がる人、慌てる人に分かれています。しかし中国の巨大テック企業が崩壊しても、日本がその代わりとして台頭するのは難しそうですね。。

何だかんだで世界2位の大国として安定しそうな予感。

 

参考:平成元年と平成30年の時価総額上位10社

バブル当時はアメリカ企業を押しのけて時価総額上位は日本企業がズラリでした。

【参考】平成元年と30年の時価総額上位10社

平成元年 平成30年
順位 企業名 時価総額

(億ドル)

企業名 時価総額

(億ドル)

1 NTT 1,638 Apple 9,409
2 日本興業銀行 715 Amazon 8,800
3 住友銀行 695 Google 8,336
4 富士銀行 670 Microsoft 8,158
5 第一勧業銀行 660 Facebook 6,092
6 IBM 646 バークシャー 4,925
7 三菱銀行 592 アリババ 4,795
8 エクソン 549 テンセント 4,557
9 東京電力 544 JPモルガン 3,740
10 ロイヤル・ダッチ・シェル 543 エクソンモービル 3,446

30年で合併された銀行がズラリです。

代わりに中国はハイテク企業を世界上位に出しています。

 

こういった生者必滅を見るとeMAXIS Slim全世界株式に投資をするのが一番気楽となりますね。

 

管理人はどっちでも良いと思っていて、

  • S&P500(2558)
  • 全世界株式(2559)

をコツコツと買っています。

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おわりに|生きているうちにバブルを体験したい

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そういえばバブルの恩恵を受けられないまま就職氷河期に突入し、仕事に慣れてきたと思ったらリーマンショックに被弾し、倒産とリストラを経験しました。

ビットコインバブルは全く乗れなかったので、せめて生きているうちにバブルを体験してみたいです。

投資をしていると暴落の不安ばかり思い浮かんでしまいますが、もしかすると暴騰続きの未来があるかも知れません。

それに乗るにはコツコツ投資を続けているしかないわけで。。

 

というワケで、悪いときも良いときも経験するために生き残ろうと思います。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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