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【新NISA】高配当投資だと損?新NISAでは投資信託が最適と分かるグラフ

新NISA
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新NISAでは成長枠1200万円を使って高配当を買っていきたい

ゆくゆくは非課税の配当を貰いながらゆっくり暮らしたい

できれば毎月20万円くらいの配当が欲しい

というか、そんだけあったらセミリタイアする

こんな夢を持ったことはありませんか?

管理人は持ちまくりです。

 

まだ、始まってもいない段階から新NISAで悩みますが、高配当で埋めるより投資信託のほうが効率的と言われています。

実際のところどうなの?と思うこともありますよねw

 

さて、いつもお世話になっているぱやんよりGoogleスプレッドシートをシェアして貰ったので、一緒に勉強していきましょう。

記事の最後で読者様もスプレッドシートが使えるようにリンクをシェアしています。良かったらご自身で触りながらお試しください。

ぱやん、こころよくシェアOKしてくれてありがとうございます!

 

結論としては新NISAにおいては高配当より投資信託が有利ですし、管理人もオルカンで埋める次第です。

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【新NISA】高配当投資だと損?新NISAでは投資信託が最適と分かるグラフ

まずはシミュレーションの仮定です。

超絶分かりやすくするため

  • 投資信託は年率4%の商品
  • 高配当株はリターン0%、配当4%の商品

計算上はどちらも同じリターンとなるようにされています。

また、年90万円を20年続けた計算となっています。配当については非課税枠を埋めたあとは特定口座にて再投資。

 

シミュレーションでは

  • 25歳から投資を始める
  • 死ぬ気で年間90万円を埋めていく
  • 非課税枠が埋まったあとは老後まで再投資して放置
  • 65歳からは年240万円ずつ取り崩す

という設定になっています。

新NISAを埋めたあとは新規投資ナシ。早期で老後問題をクリアして人生を楽しむという管理人好みの内容です。

実際は積立枠600万円があるので1800万円をすべて高配当で埋めることはできませんが、単純な算数なので2/3にすればどちらがお得か分かります。

今回の趣旨は「新NISAを高配当で埋めると非課税枠が勿体ないのはホント?」というのを知るのが目的なので。

 

さて、配当を再投資した場合、どうなるかをスプレッドシートの結果を見ていきましょう。

 

投資信託を積み立てたケース

まずは投資信託をコツコツ積み立てたケース。

25歳から年90万円。

けっこう大変ですが20年続ける価値はあると思います。

長いのでざーっと見ていって下さいw

年齢 年数 年初一括 生涯投資枠 年末
25歳 1 90 90 94
26歳 2 90 180 191
27歳 3 90 270 292
28歳 4 90 360 397
29歳 5 90 450 507
30歳 6 90 540 621
31歳 7 90 630 739
32歳 8 90 720 862
33歳 9 90 810 991
34歳 10 90 900 1,124
35歳 11 90 990 1,262
36歳 12 90 1,080 1,406
37歳 13 90 1,170 1,556
38歳 14 90 1,260 1,712
39歳 15 90 1,350 1,874
40歳 16 90 1,440 2,043
41歳 17 90 1,530 2,218
42歳 18 90 1,620 2,400
43歳 19 90 1,710 2,590
44歳 20 90 1,800 2,787
45歳 21 1,800 2,899
46歳 22 1,800 3,015
47歳 23 1,800 3,135
48歳 24 1,800 3,261
49歳 25 1,800 3,391
50歳 26 1,800 3,527
51歳 27 1,800 3,668
52歳 28 1,800 3,815
53歳 29 1,800 3,967
54歳 30 1,800 4,126
55歳 31 1,800 4,291
56歳 32 1,800 4,462
57歳 33 1,800 4,641
58歳 34 1,800 4,827
59歳 35 1,800 5,020
60歳 36 1,800 5,220
61歳 37 1,800 5,429
62歳 38 1,800 5,646
63歳 39 1,800 5,872
64歳 40 1,800 6,107
65歳 41 -240 6,102
66歳 42 -240 6,096
67歳 43 -240 6,091
68歳 44 -240 6,085
69歳 45 -240 6,078
70歳 46 -240 6,072
71歳 47 -240 6,065
72歳 48 -240 6,058
73歳 49 -240 6,051
74歳 50 -240 6,043
75歳 51 -240 6,035
76歳 52 -240 6,027
77歳 53 -240 6,019
78歳 54 -240 6,010
79歳 55 -240 6,001
80歳 56 -240 5,991
81歳 57 -240 5,981
82歳 58 -240 5,971
83歳 59 -240 5,960
84歳 60 -240 5,949
85歳 61 -240 5,937
86歳 62 -240 5,925
87歳 63 -240 5,913
88歳 64 -240 5,899
89歳 65 -240 5,886
90歳 66 -240 5,872
91歳 67 -240 5,857
92歳 68 -240 5,842
93歳 69 -240 5,826
94歳 70 -240 5,809

年4%固定で回るのは無理としても、平均したら4%というのは十分考えていい数字ですよね。

  • 44歳で投資終了 資産額2787万円
  • 64歳 資産額6107万円

45歳以上は子育てにお金を使ったり、住宅ローンを繰り上げ返済したり、人生を楽しむという生き方をしても資産は2倍に増えて6000万円。

あぁ、こういう人生を行きたかった。。

 

そして老後になっても前半頑張った効果は大きいです。

年240万円を取り崩しても、元本が育ちすぎたため使ってもほとんど減りません。

  • 65歳より240万円消費 資産額6102万円
  • 94歳時点 消費してるのに資産額5809万円

とはいえ、実際には相場次第でけっこう変動するので注意が必要。老後にリーマンショックなどがきた場合はけっこう厳しいものがあります。

ただ、6000万円あったら余裕な気もしますね。

関連記事老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた

※リンクは新しいタブで開きます

 

高配当で新NISAを埋めたケース

さて今日のメイン、高配当の出番です。

横に長いし、スマホで分かりにくいので、必要な情報だけあとでピックアップしておきます。

こっちはマジでザーッと流し見してくださいw

年齢 新規 配当 合計 非課税枠 特定口座 合計 非課税枠 特定口座 特定口座課税 税引き後配当
25歳 90 0 90 90 0 90 4 0
26歳 90 4 94 184 0 184 7 0
27歳 90 7 97 281 0 281 11 0
28歳 90 11 101 382 0 382 15 0
29歳 90 15 105 487 0 487 19 0
30歳 90 19 109 597 0 597 24 0
31歳 90 24 114 711 0 711 28 0
32歳 90 28 118 829 0 829 33 0
33歳 90 33 123 952 0 952 38 0
34歳 90 38 128 1,081 0 1,081 43 0
35歳 90 43 133 1,214 0 1,214 49 0
36歳 90 49 139 1,352 0 1,352 54 0
37歳 90 54 144 1,496 0 1,496 60 0
38歳 90 60 150 1,646 0 1,646 66 0
39歳 90 66 156 1,800 2 1,802 72 0 0 0
40歳 90 72 162 1,800 164 1,964 72 7 1 5
41歳 90 77 167 1,800 331 2,131 72 13 3 11
42歳 90 83 173 1,800 504 2,304 72 20 4 16
43歳 90 88 178 1,800 682 2,482 72 27 6 22
44歳 90 94 184 1,800 866 2,666 72 35 7 28
45歳 100 100 1,800 965 2,765 72 39 8 31
46歳 103 103 1,800 1,068 2,868 72 43 9 34
47歳 106 106 1,800 1,174 2,974 72 47 10 37
48歳 109 109 1,800 1,284 3,084 72 51 10 41
49歳 113 113 1,800 1,397 3,197 72 56 11 45
50歳 117 117 1,800 1,513 3,313 72 61 12 48
51歳 120 120 1,800 1,633 3,433 72 65 13 52
52歳 124 124 1,800 1,757 3,557 72 70 14 56
53歳 128 128 1,800 1,885 3,685 72 75 15 60
54歳 132 132 1,800 2,017 3,817 72 81 16 64
55歳 136 136 1,800 2,154 3,954 72 86 18 69
56歳 141 141 1,800 2,294 4,094 72 92 19 73
57歳 145 145 1,800 2,439 4,239 72 98 20 78
58歳 150 150 1,800 2,589 4,389 72 104 21 83
59歳 155 155 1,800 2,744 4,544 72 110 22 87
60歳 159 159 1,800 2,903 4,703 72 116 24 93
61歳 165 165 1,800 3,068 4,868 72 123 25 98
62歳 170 170 1,800 3,238 5,038 72 130 26 103
63歳 175 175 1,800 3,413 5,213 72 137 28 109
64歳 181 181 1,800 3,594 5,394 72 144 29 115
65歳 -240 187 -53 1,800 3,540 5,340 72 142 29 113
66歳 -240 185 -55 1,800 3,485 5,285 72 139 28 111
67歳 -240 183 -57 1,800 3,428 5,228 72 137 28 109
68歳 -240 181 -59 1,800 3,369 5,169 72 135 27 107
69歳 -240 179 -61 1,800 3,309 5,109 72 132 27 105
70歳 -240 177 -63 1,800 3,246 5,046 72 130 26 103
71歳 -240 175 -65 1,800 3,182 4,982 72 127 26 101
72歳 -240 173 -67 1,800 3,115 4,915 72 125 25 99
73歳 -240 171 -69 1,800 3,046 4,846 72 122 25 97
74歳 -240 169 -71 1,800 2,975 4,775 72 119 24 95
75歳 -240 167 -73 1,800 2,902 4,702 72 116 24 93
76歳 -240 165 -75 1,800 2,827 4,627 72 113 23 90
77歳 -240 162 -78 1,800 2,749 4,549 72 110 22 88
78歳 -240 160 -80 1,800 2,668 4,468 72 107 22 85
79歳 -240 157 -83 1,800 2,585 4,385 72 103 21 82
80歳 -240 154 -86 1,800 2,500 4,300 72 100 20 80
81歳 -240 152 -88 1,800 2,412 4,212 72 96 20 77
82歳 -240 149 -91 1,800 2,320 4,120 72 93 19 74
83歳 -240 146 -94 1,800 2,226 4,026 72 89 18 71
84歳 -240 143 -97 1,800 2,129 3,929 72 85 17 68
85歳 -240 140 -100 1,800 2,029 3,829 72 81 16 65
86歳 -240 137 -103 1,800 1,926 3,726 72 77 16 61
87歳 -240 133 -107 1,800 1,819 3,619 72 73 15 58
88歳 -240 130 -110 1,800 1,709 3,509 72 68 14 54
89歳 -240 126 -114 1,800 1,596 3,396 72 64 13 51
90歳 -240 123 -117 1,800 1,479 3,279 72 59 12 47
91歳 -240 119 -121 1,800 1,358 3,158 72 54 11 43
92歳 -240 115 -125 1,800 1,233 3,033 72 49 10 39
93歳 -240 111 -129 1,800 1,104 2,904 72 44 9 35
94歳 -240 107 -133 1,800 972 2,772 72 39 8 31
合計 966

注目ポイントとしては、投資15年目の39歳時点で非課税枠が埋まってしまうということ。

これにより残り5年分は特定口座を埋めることに。

まぁ、ここまでは良いとしましょう。

 

実際に投資信託と高配当のどちらが得か分かりやすく一覧にしました。

 

投資信託と高配当の比較を見ると一目瞭然

投資信託で埋めたときと、高配当で埋めた結果がこちら。

高配当はNISA+特定口座の合計金額です。

投資信託 高配当
40歳時点 2042万円 1964万円
45歳時点 2898万円 2765万円
65歳時点 6101万円 5340万円
80歳時点 5991万円 4299万円

こう見ると超分かりやすいですね。

40歳時点でも投資信託に劣後が見えてきます。

そして65歳時点では無視できない金額に。

とはいえ、80歳時点でも余裕っちゃ余裕なんですが。

 

理由は何かというと高配当の場合、下記2点が大きいです。

  • 再投資により非課税枠が早く埋まってしまう
  • 後半になると特定口座で払う税金が無視できないレベルに育つ

とくに一つめが大きいです。

投資信託に比べ、5年分、450万円くらい早く埋めてしまうのが厳しいところ。

 

また税金もけっこうな金額となります。

シミュレーション上では特定口座で支払う税金(配当課税20.315%)は、94歳時点では966万円となっていました。

もちろん、リターン0%、配当4%なんて商品はないですし、実際はもう少し違った結果にはなると思いますが、個人的には配当再投資で非課税枠を埋めてしまうのは勿体ないなぁ、感じます。

というワケで管理人は新NISAを投資信託で埋めていこうと思ったのでした。

 

ちなみにですが、将来的に非課税枠が5000万円くらいにぶち上がれば話は変わってきます。将来的にはイギリスのように枠が増えるかも知れませんしね。

しかし現状は1800万円の非課税なので、今回のシミュレーションを見たうえでどうするか考えていきたいところ。

 

さて今日は数字が多く長い記事になりましたが、下記だけ覚えておけば大体OKです。

配当再投資により

自分で非課税枠を食い潰してしまう

ぱやんはTwitterで「新NISAは非課税をブクブク太らせて食べるのが最適」と言ってましたが、どちらかお好きなほうで覚えて下さいw

 

逆にこれを理解したうえで高配当は良いと思います。

実際にはリターン0%ということは無いでしょうし、1200万円のリスク資産を20年間寝かして2倍になれば2400万円です。

2400で3%の配当が出れば年間72万円

月6万円の不労所得

こちらの魅力も理解しています。

 

というワケで、長くなりましたが、新NISAで高配当だと損?というお話でした。

個人的にはプラスリターンならどっちもOKで、長く続けられるかが一番大切だと思っています。

新NISAは永久非課税ですし長い付き合いになりますね。どれを選んでも一緒にコツコツ頑張っていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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新NISAを高配当で埋めたい人は下記の無料レポートは面白いかもですね。無料メルマガ登録だけで配当王を使った雪だるまの作り方はPayPay証券blankでマネしようと思いました。

外部リンク新NIISAで買いたい年金型米国株3銘柄

※リンクは新しいタブで開きます

 

記事中で使っていたスプレッドシートです。

ぱやんの許可は貰っています。

リンクを踏むとスプレッドシートがひらくので、下記の画像のように

コピーを作成

or

ダウンロード(してExcelで使う)

のどちらかでご利用ください。

blank

blank

>>スプレッドシート

>>ぱやんのTwitterアカウント

今回の記事作成にあたり、ぱやんの協力が無かったら作ることは出来ませんでした。遅くなりましたがDMでの相談含め、ご協力本当にありがとうございました。

 

関連記事です。

老後4000万円で大丈夫だろうか?老後、リーマンショックが来た設定でシミュレーションしてみた

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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