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氷河期世代、ロスジェネへの救済は無い。私達はどう生きるのか

氷河期世代
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当サイト(氷河期ブログ)へ「氷河期世代」「救済」という言葉で来られる方もいらっしゃいます。

氷河期世代はもう救われないだろう、、、と思っている方も多いでしょう。私もそう思います。

ここらへんは若い世代や少し上の世代の方とは、ちょっと違った部分かも知れません。

 

記事内容はタイトル通り「氷河期世代に救済は無い」という身も蓋もないものです。

生まれた時代が悪かったと諦めるか、まだ足掻いてみるか。どちらにせよ自助努力の世界です。

 

結論としては「国からの救済」はありません。

日本は民主主義国家です。

なので、政治で解決もできますが「氷河期世代が最大の票田」になるころには時すでに遅し。。

 

一般人たる私ができる選択肢は下記のようなもの。ほとんどの人が同じではないでしょうか。

  • 一生働く
  • 生活をコンパクトにしておく
  • 今から副業等をはじめる
  • 投資をはじめる

上から順に難易度は低いですが、年金受給後も不足するお金を稼ぐために働くのは当たり前となっているかも知れません。というか徐々にそういった人が増えている感じも。。

 

少子高齢化による人手不足はあるものの、氷河期世代は団塊世代に次ぐボリューム層です。

ロストジェネレーションと呼ばれるくらいなので、失われた20年どころか30年の中で【生きていくだけで精一杯】という人も多いのでは…?

 

人口動態上「救済は無い」ので、自助努力で生きていくしかありません。

ちなみにですが、このままいくと少子化が落ち着くのは2100年くらいのようです。さすがに生き残れません。

関連記事氷河期世代の私達はいつまで働くのか、少子高齢化はいつまで続くのか

では、救済が無いなかで私たちはどうやって生き抜いていくのか。そういった参考になれば幸いです。

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氷河期世代、ロスジェネに救済は無い

ステンドグラス

ステンドグラス

もちろん優秀な人も多いので、仕事もプライベートも人生を楽しんでいる勝者はいるでしょう。

その上澄みの下に、大量の同世代がいることは覚えておく必要があります。

 

SMBCコンシューマーファイナンスの調査では、30代、40代のうち4人に1人が「貯金ゼロ」という人が増えているというのがニュースでも取り上げられていました。

外部リンク「30~40代の4人に1人が貯金ゼロ」氷河期世代の現実に反響 「日本はもはや先進国でない」「子供部屋おじさんで貯金が正解」

※リンクは新しいタブで開きます

 

こういった具合に平均貯蓄の中央値はどんどん切り下がっていく未来が見えます。

参考までに書くと、40代の平均貯蓄額は643万円。中央値は220万円です。

関連記事40代、氷河期世代の貯金額。現実の平均値と中央値はけっこう厳しい

※リンクは新しいタブで開きます

 

退職金が期待できる大企業ならばともかく、世の大半を占める中小企業の退職金を考えると、やはり老後の生活費を得るために一生働く可能性は高そう。

少子高齢化はまさにこういう事なのでしょう。

リテラシーが高いであろう、金融資産を所有する40代でも平均貯蓄額は1014万円、中央値は650万円です。

 

今を働き、将来も働き続ける、そしてギリギリの老後。どの場所でも救済を期待できない最初の世代ですね。

 

人口動態上どうしようもない事実

人口推移予想

引用元:参議院事務局企画調整室からのPDF

何か革命的な技術革新が起こらない限り、少子化を止める事は出来ません。甘々で試算をしても2050年には日本の人口は1億人を割り込みます。

少ない人口でお金を稼ぎつつ、莫大な社会保障を今まで通りとはいかないでしょう。

 

少子化とあわせ、やはり氷河期世代(ロストジェネレーション)に救いは無く、強く生きる心構えが必要になってきますね。

 

投資はしておいた方が良い

当サイト(氷河期ブログ)では、お金や株式投資に関する記事が多いです。

日本はオワコンと言われて久しいですが、世界の人口はいまだに増え続けます。株式会社の存在目的は投資家へ利益を還元することです。

 

〇〇株式会社に勤めている人はたくさんいると思いますが、ほとんどの人は自社商品・サービスを顧客へ届けることが使命なはず。

今後、人口が増えるに従い、様々なイノベーションやサービスが生まれ、価値がお金に変換されます。

数少ない資本家側に回るチャンスが株式投資の一つです。管理人は15年かけて少しずつ資産形成をしています。

 

年金だけでは老後を守り切れない事も明白で、厚生労働省からはiDeCo、金融庁からはつみたてNISAという非課税口座が用意されました。

大きな金額で無くとも、月々小額だけでもしておくと金銭面だけでなくお金への接し方として、将来のあなたを救うかと思います。

氷河期世代、ロスジェネへの救済はAIと働き方改革かも

AI

悲観的に考えすぎるのも辛いので、少し明るい未来も考えてみます。

AIは我々を救うでしょうか。管理人の答えは、わりとイエスです。たくさんの分野で仕事が無くなることは避けられませんけど。

 

ニュースを見てると、フィンテックで銀行の人員は減っていく、とか毎日出てきます。

FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。

身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。

引用元:教えて!にちぎん › 決済と日本銀行の役割

 

身近なところだと、スーパーで買い物をしていると会計だけお客側がするケースをよく見るようになりました。余ってる小銭をガンガン入れられるので便利だな、と思ったりしてます。笑

スーパーのレジ打ちという仕事も減ってくるのでしょうね。

ではパートの仕事が大きく減っているかというと、そんなニュースは聞きません。

 

産業革命以降、急速に世界は成長していますが、庶民は何かしら新しい仕事が発生して所得にしてきています。

結局のところ、資本主義は誰かが幸せになりたいと思う気持ち(例えそれがお金持ちになりたい、であっても)がある限り、新しいビジネスが生まれ、そこに雇用が発生します。

お金持ちになる事は出来なくても、資本主義の恩恵を受ける事は可能です。

 

ネットの普及で自由が無くなった、忙しくなった。

日本はずっと成長をしておらず貧しくなった。

いろいろと言われる事もありますが、10年前、30年前、50年前と比べると圧倒的に恩恵を受けていますよね。

好むべき仕事があるかどうかは別としてAIが人の仕事を奪うということは無さそう。あっても新しい雇用は発生します。

 

働き方改革の兼業システムに期待したい

2019年4月より働き方改革で年間有休5日間の強制取得、副業の解禁がはじまりました。

中小企業でも残業なども含めて労働時間は減ってきたのを感じます。

 

このことで効率化により日本企業の成長や売り上げ増という夢物語は信じていません。ただ労働時間が減った分、所得が下がるのを副業で補ってくれ、というのは徐々に増えていくかな、と。

ななし
ななし

イメージとしては兼業農家でしょうか。

 

我々の大半は農地を持っていないので、農業はできませんが、兼業が増えていく事は個人的に良いと思っています。

理由は会社に給料という命を握られているから。

仕事や会社に隷属してしまうのであって、金額が少なくとも別の収入源というのは大きな支えとなります。

 

少なくとも私は、気持ちがかなり楽になりました。

ちなみに得た金額はWebライターで3,000円とかです。それでも全然変わりますし、配当金なども大きいですね。

関連記事脱社畜をしたい人への副業と投資術。少しの副収入があるだけでめっちゃ楽になる【体験談】

※リンクは新しいタブで開きます

 

失敗して失うものは少ないというメリット

副業をした際、失うものは割と少ないです。私がブログをしていて失ったのは自由時間くらい。

ブログで得たものは以下の3点です。

  • 文章を発信していくという経験
  • Webライターという仕事
  • 広告収入とメディア運営の経験

もちろん、その裏側には山ほどの失敗と、試行錯誤、膨大な時間がありますが。。

 

反対にブログをする事で失ったものは、以下の3点。

  • 自由な時間
  • サーバー代(月1,100円)
  • 知識を得るために使った書籍代

一番大きいのは時間ですね。家族と過ごす時間を今まで通りなので、自分の時間は無くなっちゃいました。

ななし
ななし

テレビや映画を見る時間が完全に無くなりましたね。買った小説や投資本はどんどん積まれています。

 

ブログに関するインプットはするので、読書量としては全体的には変わりませんが、エンターテインメントが減った感じ。ちょっと寂しい。

ここらへんは副業ライフバランスを取りながらやっていけば良いだけです。

別に毎日ブログを書くのを強制されているわけでも無いですしね。

まとめ|氷河期世代、ロスジェネへの救済は無いけど顔を上げて生きよう

ストリートミュージシャンで稼ぐ女の子

  • 政府による氷河期世代への救済は期待できない
  • むしろ隠居が許されない最初の世代
  • お金への接し方の勉強程度でも投資はしておいた方が良い
  • 政府から金銭的な救済はないが働き方改革は良いかも
  • AIに仕事を奪われる事があっても新しい雇用も生まれる

私もそろそろ人生後半戦に入ってきました。

年老いていくから消極的な選択をするのではなく、残った人生を少しでも楽しかったと思えるように人生後半戦を頑張っていきます。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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