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就職できない氷河期世代のあなたへ。それでももう一度頑張ってみない?

就職難民 氷河期世代
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ななし
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青森県八戸市のフリーランス、武部未来さんからの寄稿です。管理人とは違った氷河期世代の考えを載せたかったのです。

氷河期ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

ご縁あって、このように就職に関する記事を書かせていただくことになりました。

 

最初に自己紹介させてください。

筆者が就職活動を行なったのはリーマンショック後の景気が冷え込んだ頃で、氷河期「末」世代と表するのが正しいかと思います。

バブル崩壊後の状況とはあまり比較できませんが、周囲で就職に苦労した話を聞いていたのは事実です。

 

さて、今回は「就職できない氷河期世代のあなたへ。それでももう一度頑張ってみない?」と題し、就職活動に悩みを抱える方のための方策を考えてみました。

基本的には、合法的な手段でお金を稼げれば良いので、正直正社員就職に固執せずに緩くいきましょう、とお伝えしたいです。

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「35歳を超えたから詰み」の時代は終わった

面接画像

かつて転職市場では「35歳限界説」みたいなものがありましたが、現在はそうでもなくなっています。

今年(※2017年)2月に発表された総務省の労働力調査によれば、転職者の数は300万人の大台を突破。

とりわけ目立つのは、ミドル世代の増え幅だ。45~54歳の転職者は、この5年で40万人から50万人へと大幅に増えた。

引用元:「40歳を超えたら転職はほとんどムリ」は、もはや非常識だ

社長 「人生を変えたい、という人だけを採用しています」

私 「50歳以上で、かつ人生を変えたい人、ということですよね…?変わっていますね…!」

引用元:50歳以上しか採用しない会社の社長が言った、「人生の変え方」

大企業に限っていえば、45歳以上のリストラを進める企業もありますが、社会的には氷河期世代が入りこむ余地もまだあると思います。

 

就職活動。筆者ならこうする

湧き出るアイデア

さて、実は筆者は正社員ではなく零細自営業者で、明日にも潰れるかもしれない状況下にあります(現在進行形)。

正社員経験はほとんどなく、最後の雇用された実績も某スーパーのレジアルバイトだったりします。

そんな筆者がもしこれから企業に正社員として潜りこもうとするならどうするか、を考えてみました。

 

絶対にやりたくないことを探す・向き不向きを考える

就職活動をしようと思ったときに、多くは求人票の給与などを見て、良さそうな条件のところに手当たり次第応募することが多いと思います。

特に地方部だと大して先進的な仕事もなく、なんだか昭和の延長のような地味な仕事ばかりで「やりたい仕事がない」などと思ったりするものです。

 

しかし、「やりたい仕事がない」では先に進まないので、その中でも「絶対にやりたくない仕事」はぜひ自分の中で把握しておきたいと思います。

筆者の場合、

  • 先進性のない仕事・驚きや発見のない仕事
  • 同じ仕事の繰り返しはダメ

つまらなくて、1日やるだけでも発狂するほどにイヤになります。事務職なんかが該当するかもしれませんね。

 

一方、それに比べたら人と会う仕事は結構好き。

レジ打ち自体は同じ仕事の繰り返しでしたが、それを飽きずに続けられたのはいつも様々な人と会えたからだと思います。

といった感じで、絶対にやりたくない仕事や向き・不向きなどを考えていきます。

 

ちなみに若者向けの就職支援サービスでは、「どんなことをしていたときに楽しかったか・嬉しかったか」みたいなことを考えるそうです。

楽しい・嬉しいが満たせる仕事であればやりがいもありそうですよね。

 

今ある技能・スキルが役立ちそうな仕事を探す

ある程度やっても良い仕事の中で、今ある技能・スキル・特技などが役立ちそうなものを探します。

例えば、

  • 1日中外出しなくても平気:あまり人と会わなくても良いような仕事
  • PCを使える:PCを使う仕事。PCで問題を解決できるような仕事
  • 何か資格を持っている:資格と関連性の高い業務など

就職に悩む方の中には「まったく技能もスキルもない」と仰る方も多いのですが、案外黙々と集中できたり、平然とPCを使えたりするものです。

 

「できることが何もない」と思ったなら、「できること」のレベルを低くして考えてみるのが良いと思います。

世の中には未だPCも使えない人たちがたくさんいるのですから。

 

それでもスキルも何もないという場合

よほど短期決戦で就職しなければいけない場合を除き、半年ぐらいは勉強の時間に当てても良いと思います。

例えば、あるプログラミング言語を学び、その学んだ結果をQiitaやGitなどに置き、それを実績にIT企業の門を叩くなど。

 

IT企業がブラックだと仰るなら、TOEICで高得点を目指して、英語を使いそうな企業の門を叩くのでも良いと思います。

プログラミングも英語も、今ならネットのコンテンツだけで学べるのですから、半年取り組めばなんらかの結果は出ると思います。

ちなみに筆者は将来就職活動しなければいけない可能性も視野に、プログラミング、英語、お金の知識は押さえるつもりです。

古くから「三種の神器」と言われる組み合わせですが、現在も十分に有効だと思います。

結局は組織に入ってみなければわからない

就職活動の不安要素は、「入社後に組織の中でうまくやっていけるか」かもしれません。

結局のところ、仕事の楽しさ・不満の原因を作るのは大抵組織の中でうまく人付き合いできるかどうかにかかっていると思います。

多少給与が安くても良い人間関係ならば続けようと思えますし、給与が良くてもギスギスした職場ならば苦痛なはずです。

この点だけは組織に入ってみなければわからない「リスク」です。

不安なところではありますが、チャレンジするしかありません。

 

人付き合いが苦手なら独立して稼いでも良い

結局のところ、合法的な手段でお金を稼げればよいのですから、正社員にこだわらないのも一つの案だと思います。

例えば、

  • 人付き合いが超苦手(特に男性に多い)
  • 朝起きれない

といったケースでは、そもそも正社員勤務が難しいかもしれません。

 

そういった場合では、フリーランス + アルバイトみたいな稼ぎ方をして、フリーランスでうまくやれそうなら専業として独立、という案もあると思います。

結局のところ、自分の向き・不向きや正確の特徴など、「自分がどういう人間か」を全て棚卸して把握に努めることで、自分の武器をどう生かせるか、選択できるようになってくると思います。

自分の力だけで難しい場合には、性格分析なども試してみると、いろいろ発見がありますよ!

 

就労支援を受けるのも1つの手(何らかの問題を抱えている場合)

サポートの画像

就労支援を受けるのも1つの手です。

現在は若者サポートステーションの対象年齢が44歳まで拡大されるなど、公的機関の就職支援も少しずつ対象年齢が上がってきました。

就労支援を受けるかどうかは、例えば健康上の問題を抱えているなど、何らかの不安材料があるときには利用価値があると思います。

 

発達障害やうつ、適応障害などをお持ちの場合には、無理はせずに公的機関と連携をしたほうが良いと思います。

一方、自力で動ける人は就労支援を受けてもあまりメリットが無いと思いますので、自分で動くことをオススメします。

東京しごとセンターのように、44歳までの就職支援カリキュラムを展開している公的サービスもありますので、あなたの身近でも似たようなものが無いか探してみてください。

 

おわりに

字数の関係もあって、ありきたりな話になってしまいましたので、細かいところは今後膨らませていけたらと思います。

基本的に、人は自分(や組織)の悩みや問題を解決してくれる人にお金を払います。

もっとストレートに言えば、「この人ならお金を稼いでくれるだろう」「この人にお願いすれば人生が明るくなるだろう」といった期待感にお金を払います。

 

求職者はどうしても「雇ってほしい」と下からお願いする感じになってしまいますが、「俺を雇ったら儲けさせるぞ」みたいな気概に満ちた感じで頑張れたらいいですね。

ちなみに筆者は「安定なんていらない」派なので、たとえ零細自営業が傾いても正社員にはならずにやっていくつもりです。

なぜなら、地元の女性向け求人など、募集も収入もたかが知れているからです。

 

未来さん、記事の寄稿、本当にありがとうございました。

ななし
ななし

管理人には、下記の言葉が凄く響きました。

結局のところ、合法的な手段でお金を稼げればよいのですから、正社員にこだわらないのも一つの案だと思います。

派遣等の非正規+副業とかでも、生活費を十分に用意すれば家族3人は何とか食べていけると、最近こっそり思っています。

 

お読み頂きありがとうございました。

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