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今、暴落のどこにいるかを山崎式時計で確認しよう

山崎式景気時計 お金と投資
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2020年3月はコロナショックでの暴落に驚いた1ヶ月でした。なにより落ち方というか角度が凄かったですね。

 

ここまで落ちてしまえば不況入りは避けられないかも知れませんが、経済も株価も

  • 上がり過ぎたものは下がる
  • 下がり過ぎたものは上がる

ものです。

永遠に続くバブルがないように、終わらない不況や株価低迷はないという事ですね。

 

大戦をはさんで暴落があった世界大恐慌でさえ、配当再投資をしていれば17年でプラスリターンになっていました。

※積立投資をしていない結果ですので、つみたてNISAなどであれば乗り切れる可能性は高い

 

記事内容は、私たちは今、コロナショックという暴落の「どこ」にいるかを確認しようというものです。

 

暴落の入り口なのか、はたまた底打ちが見えそうな場所なのか。こういった状況を知るだけで、気持の上では随分楽になると思います。

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今、暴落のどこにいるかを山崎式時計で確認しよう

こういった時は山崎式経済時計が役立ちます。

楽天証券経済研究所の客室局員でありながら、歯に衣着せぬキレッキレな記事を書く山崎元先生が古くから使っている由緒ある?画像です。

まずは軽く見てみましょう。

 

山崎式経済時計

山崎式景気時計

出典:コロナ・ショック発のバブル崩壊、いま何合目?長期投資家はどうすれば?

通常はバブルではないか?みたいな時に良く出ていました。リーマンショック後にも何度か見ましたね。

コロナショックはリーマンショック後の10年に及ぶ強気相場があったものの、これはバブルなのかな?と思っていたところに強烈な暴落になって私たちを襲いました。

 

今回の暴落は凄まじい速度だった

今までのバブル崩壊と景気低迷は、それなりの時間をかけて時計が動いていたのですが、今回は12時から5時過ぎまで時計の針を無理やり動かしたような下落でした。

コロナショックとSP500の1年チャート

コロナショックとS&P500の1年チャート

 

もう一度、経済時計を見てみましょう。

山崎式景気時計

下げ相場になるにはフラフラする調整?があります。

その後、本格的下落になっていきます。

経済状況は好況と不況をさまよっていたので、時計の信頼度としては正確ですね。

 

そしてここからが速かった。。

物価が下がるといった景況がないまま、格付けの低い社債が凄まじいスピードで不良債権化して流動性の危機を引き起こしました。

FRBが突如金利を1%引き下げたのも、リーマンショックのように証券、債券の流動性が枯渇しないようにしたためですね。

 

金融政策が打たれても市場は不安なまま信用収縮が起こります。

株価暴落+債券下落+金価格下落という感じ。

リーマンショックでもガチガチの債券ETFであるBNDが売り込まれましたが、今回も同様のことがありましたね。

BND設定来チャート2020年3月27日時点

BNDの設定来チャートです。

スマホの方は小さくて見にくかったらスミマセン。。画像左が2008年のリーマンショックで、BNDがジリジリ下げたあとドーンと落ちているのに比べ、今回のコロナショックは一瞬で株を売って債券を買ったと思ったら、債券市場からも資金が抜けていきました。

 

現在はどの位置(時間)なのか

管理人はリーマンショックで経験済みでしたが、これは暴落経験がない人は驚いたのではないでしょうか。

Twitterやネット上でも分散投資は意味がない、といった声も見ましたね。

 

で、現在は信用収縮といったのが管理人の判断です。

余りに速すぎたので、バブルはどこいった?と思いますが、もうここまでくればバブル形成にはまた時間がかかるのではないでしょうか。

本来は格付けの低い社債を混ぜて大量に売って、債券バブルを高値で売り抜けたあとにバブル崩壊と思っていましたが、まさかのコロナでした。

関連記事次の大暴落はまたも債券?これはリーマンショックの続編になる物語

※リンクは新しいタブで開きます

 

さて、今ある状況から判断すると、まだまだ下落はするかも知れないけど、しっかり底へ向かっていることは分かります。

そしてリバウンドというか底入れするタイミングは誰にも分かりません。

ひっそりと悲観の中で小さな芽が生まれるのですね。

 

バイアンドホールを続けよう

敗者のゲーム』でエリス先生はこう書いていました。

過去72年間のうち、ベストの5日を逃すと、利益は半減してしまう。

この教訓は明らかである。投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということだ。

出典:敗者のゲーム

この稲妻が輝く瞬間を逃さないために、私たち個人投資家はバイアンドホールドを続けていきましょう。

暴落で資金を市場から逃してしまった場合、身銭をきって投資をしているのにけっこう悲惨なリターンになる可能性が高いです。

関連記事稲妻が輝く瞬間を逃したら悲惨なリターンになる画像が秀逸すぎる

※リンクは新しいタブで開きます

 

おわりに|暴落はきた!しかし山崎式時計の針は進んでいる

山崎式景気時計

しつこ過ぎますが、何度見ても秀逸なので画像を確認しましょう。

暴落は起こってしまいましたが、流動性危機まで針は進みました。信用収縮も急速に起こってしまい現在火消し中です。

ここからの針の進み具合は分かりませんが、不況の中でも経済は必ず回復します。相対的に安過ぎるものは買われますし、そこから経済が回るからですね。

 

こういった時こそ、普段のコツコツ積立投資が強い時期でもあります。

リアルでの仕事も含め大変な時期ですが、振り落とされないよう一緒の頑張っていきましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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