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世界には4つの国しかない。先進国と途上国、そして、日本とアルゼンチンである

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世界には4つの国しかない。先進国と途上国、そして、日本とアルゼンチンである。

1971年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者・統計学者、サイモン・グズネッツの言葉です。

先進国から途上国になった唯一の例と、途上国から先進国になった唯一の国。あとは先進国か途上国しかないというたとえ話ですね。

 

管理人が博識なわけではなく、Twitterの個人投資家オフ会で菟道りんたろう(@udohrintaro)さんに教えてもらった話です。(りんたろうさんはガチのインテリです)

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記事内容の簡単なまとめ

  • 世界には4つの国しかない、とは?
  • アメリカと過去のアルゼンチン
  • アメリカと過去の日本
  • これからの日本

 

1900年初頭のアルゼンチンは、南米のパリと呼ばれるほどの繁栄をみせており、当時はアメリカとアルゼンチンが覇権国争いをする、という状況だったようです。

先進国から途上国となったアルゼンチン。途上国から先進国へと成長を遂げた日本。

ちょっとした話のネタや、今後の日本はどうなるんだろう、という参考になれば幸いです。

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世界には4つの国しかない。先進国と途上国、そして、日本とアルゼンチンである。

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1900年初頭、アルゼンチンは黄金期を迎えていました。世界を制するのはアメリカかアルゼンチンか。

そう言われるほどの国力を誇っていたのです。

実際、その当時の国民1人あたりのGDPは、およそ2750ドル。同じ時期の日本は1130ドルでしたから、日本の2倍以上の経済力があったことになります。

引用元:地球の歩き方|世界には4つの国しかないーその言葉の意味とは?

南米のパリと呼ばれていたのは知っていましたが、まさかアメリカと覇権争いをするくらいの国力を持っていたのは知りませんでした。

 

地球の歩き方を違った目線で見ると面白いですね。同じく下記のような表現もされています。

戦後の混乱から、奇跡的な発展を遂げた日本は、資源がほとんどない小国でありながら先進国の仲間入りを果たしました。

一方アルゼンチンは、豊かな資源がありながら、工業化に失敗し、衰退。

途上国から先進国になった日本と、先進国から途上国になったアルゼンチン。

どちらの事例も非常に稀なことであり、それをもってグズネッツは前述の言葉で世界には4種類の国があると説明したのです。

先進国から途上国になった唯一の例と、途上国から先進国になった唯一の国。あとは先進国か途上国しかない、というワケです。

 

投資の世界だと、韓国の取り扱いが先進国か新興国かで微妙ではありますが、確かに途上国から先進国になるのは奇跡的な事なのかも知れません。

敗戦をきっかけに途上国から先進国、そしてバブル期にはジャパンアズナンバーワンという経験をします。

個人的には第一次大戦後は既に強国だったと思うのですが、先進国の定義とはまた違ったものがあるのでしょう。当時は経済協力開発機構(OECD)とか無かったし。

 

工業化に失敗した、とありますが、これも面白い表現です。

シーゲル教授の株式投資の未来では、中国は資源と国力がありながらも産業革命に至らず、その後は歴史にあった通りと書かれています。

投資をしていると、アメリカ、イギリスあたりは確実に絡んでくるので、今から歴史を勉強すると違った角度から見れて面白いだろうな、と思います。

 

株式指数を決める際、MSCIは新興国、FTSEは準先進国の扱いです。

 

8度のデフォルトをしているアルゼンチン

2001年、2002年と経済危機でデフォルト(債務不履行)を起こしており、2018年5月にもデフォルトを避けるべくIMF(国際通貨基金)に支援要請をしています。

今回は、ばら撒き政治とインフレ政策の失敗が理由なようですが、過去8回のデフォルトをしているので構造的に欠陥があるのでしょう。

公共支出の段階的インフレのコントロールを失敗して水道代375%、ガス代300%、乗り物運賃100%という状態。

大人しい日本でも暴動が起きそうなレベルです。

 

日本も、同様の欠陥を抱えながら、失われた30年という長期デフレでごまかしていますが、今後のインフレは相応の覚悟が必要かも知れません。

※2020年5月24日追記

アルゼンチンが9回目のデフォルトを達成しましたねw

現在のアルゼンチンが貧しいかというと少し違う

上記だけを見ていると悲惨な状況に思えますが、国民が悲観的かというと話は違うようです。

アルゼンチンは世界26位のGDPですが、輸出ランキングは45位となっており、圧倒的に国内でのお金が回っています。

上述のりんたろうさんの話では、食料自給率は凄まじく、管理人も少しググったところ、主要農産物のうち大豆が第3位、とうもろこし、牛肉が第4位の生産量を誇ります。

こと食べ物に関しては「お金ないわー」と言いながら、ステーキを食べまくる状態のようです。炭水化物はとうもろこしですね。

 

あとは国民性の問題もあります。やはり南米系の明るさが大きいようです。

先進国でありながら物質的には充足しているのに、悲観的な日本。輸出が上がらず所得が低いながら楽観的なアルゼンチン。

何とも真逆で勉強になる話でした。

 

おわりに|今後の日本はどうなるのか

少子高齢化に伴う負担増や、世界経済失速の可能性等、不安な事をあげるとキリがありません。

とはいえ、技術発展はAIなどだけでなく他のものもどんどん進化をしていきます。こういった部分は資本主義の良いところでしょう。

将来や老後のお金に対する不安をぶっ飛ばす3つの解決法【全て体験談】という記事でも書きましたが、年金やお金の心配はそこまで無いとは思っています。

 

管理人は氷河期世代という、そこそこハードモードな人生ですが、子供が大きくなる頃には団塊世代から、ある程度の資産移転と、人口減による失業に対する不安感は減ってそうだな、と楽観的です。

代わりに私たち世代は、そこへ繋ぐために頑張る必要があるわけですが。。

 

管理人から少しした方が良いよ、という事があるとすれば、、

貧富の差は間違いなく出てくるので、適度に節約をしつつ、余剰金で株式を保有するのはベストではありませんが良い方法だと思います。

人生での労働期間は少し伸びそうですが、人生は一度だけなので私たちも笑う事が多い生活をしていきたいですね。

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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