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つみたてNISA:eMAXIS Slim先進国株式と現金で最適解が実現

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つみたてNISAでどの商品が最適かを悩んでいる人は多いでしょう。

またeMAXIS Slim先進国株式が気になっている人も多いと思います。

信託報酬は驚きの年率0.10789%です。

私も実を言うとeMAXIS Slim先進国株式とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)でめっちゃ悩んでいます。

記事内容はeMAXIS Slim先進国株式の長期投資が、どれくらいの期待できるかを調べたものです。

過去実績はあるものの、元本割れは簡単に出るリスク商品です。

あわせて、私ならこれくらい無リスク資産を用意するという考えも書いています。

eMAXIS Slim先進国株式一本でいこうと悩んいる方はもちろん、eMAXIS Slim先進国株式を検討している方の参考になれば幸いです。

この商品を悩んでいる時点で、十分に明るい未来が待っています。

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eMAXIS Slim先進国株式の連動指数と過去実績

eMAXIS Slim先進国株式は日本を除く23ヶ国の先進国からなるMSCIコクサイ・インデックスという株式指数に連動する投資信託です。

日本で外国株式という投資をするときに一番多く出てくる指数ですね。

主な特徴としては、

  • 先進国(Developed Markets)が対象
  • そのうち、日本を除くすべての先進国が対象
  • 各国の大型/中型株(時価総額の上位約85%)をカバー
  • MSCIシリーズの中でも代表的なインデックスのひとつ

特に3番目の各国の株式で、世界の株式のうち、時価総額85%を占めるところが魅力です。世界経済の成長に合わせて株式リターンの期待をするに相応しい指数です。

私達の大半は日本で給料をもらっているため、投資の部分は海外でという考え方にも向いています。

世界の株式の時価総額という事で、アメリカが約65%近く占めています。

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※本記事の引用元は全てmyINDEXです。

上記画像は最大過去30年間の【平均】リターンとリスクです。投資信託は円建てですので、円ベースのものを用意しています。

 

株式市場が良い時、悪い時をもろに受けるので20年間の平均は低いですが、10~30年をならせば、それなりの数字に落ち着きます。

違った見方をした図も用意してみます。

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赤枠で囲んでいるのが、10~30年のリターンとリスクです。

リターンは高めに見積もり過ぎず、リスクはそこそこ高いと思った方が良い数値です。

期待リターンが約6%、リスクが19%程度と考えると、リスクがリターンを蝕むため、長期でもったからといって年平均6%のリターンが期待できるわけでは無いという点には注意が必要です。

私だったら投資出来る金額のうち、50~70%をeMAXIS Slim先進国株式へ積立。

残りは現金で保有しておき、暴落の都度、貯まった現金を投入をします。

それで大体50%ずつになると思います。

関連記事【リスクはリターンを蝕む】株式投資で複利リターン6%は期待し過ぎの可能性大!

※リンクは新しいタブで開きます

つみたてNISAとeMAXIS Slim先進国株式はオススメ出来るのか

グローバルを手のひらに

未来は誰にも分かりませんが、個人的には万人にオススメしても問題ない商品です。

つみたてNISAは仕組み上、売却をしてしまうと、その分の非課税枠が無くなります。長期で保有するほどメリットがあります。

ただし、上記でも説明したように長期で保有をしても、結果として年6~8%の複利リターンを得られる可能性に目を奪われない方が良いでしょう。

ベンジャミングレアムが「賢明なる投資家」で言っているように、防衛的投資家である必要があります。大半の人には、それくらいが将来のリターンを得られる確率が高いです。

暴落はいつくるか誰にも分からない以上、eMAXIS Slim先進国株式は一定比率で買い続けましょう。

あわせて現金も貯め続けて、リスク資産と無リスク資産の割合で、あなたの資産を見る事が大切です。

※同様に、いつ暴騰があるかも分からないという事でもあります。

つみたてNISA枠が埋まっている場合は、特定口座から買い付けをしましょう。

将来、利益の20%に課税がされますが、暴落時に買う世界分散された株式は将来的に大きく報われる可能性が高いからです。

 

補足となりますが、超激安信託報酬は年0.11826%ですが、実質コストはもう少しかかります。

eMAXIS Slim先進国株式の実質コスト

eMAXIS Slim先進国株式の実質コスト

データ元はeMAXIS Slim先進国株式の運用報告書(2018年4月)です。

途中で信託報酬の徹底対抗が行われている事と、売買手数料や税金、その他費用が掛かるという事は知っておく必要があります。

信託報酬が他社との競争で下がっていくのは心強い

2019年5月にニッセイ外国株式インデックスファンドが信託報酬を下げた際、翌月には同じ手数料にしています。

自動的に最安コストにしてくれるのは、長期投資としては競合と乗り換えを考えることもなく楽チンですよね。

関連記事早速eMAXIS Slim先進国株式がニッセイに信託報酬を合わせてきた

※リンクは新しいタブで開きます

管理人の「つみたてNISA」はどうするのか?

私の場合、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)一本で運用します。

昔にeMAXIS Slim先進国株式があれば、これ一本でいっていたと思います。

が、既に全世界株式ETFをある程度保有をしています。

 

アメリカ一国に全てを賭ける感じにはなりますが、せっかくの非課税口座なので成功した場合のリターンを最大限に利用します。

既に海外ETFでVTという全世界株式を保有している事も理由にあります。

普通に推奨するのであれば、つみたてNISAでeMAXIS Slim先進国株式と無リスク資産での運用は万人がそれなりの期待を持てる方法です。

まとめ

  • eMAXIS Slim先進国株式は現在、最も信託報酬が安い投資信託(年0.11826%)
  • 新興国株式は入らないが、その分、リスクも下がり安定した成長を期待できる
  • 株式投資は長期で保有する必要があるので、つみたてNISAとの相性は抜群に良い
  • ただし、元本割れは余裕である性質を持つので一定量の現金も重要

10年前くらいに、こんな投資信託があれば最高だった、とか思いますが、あればあったで何か別の悩み方をしていると思います。

ただ、万人に推奨できる優良な投資信託であり、これ一本で大半の人がリスク資産を管理できるものでもあります。

 

関連記事です。

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楽天・インデックス・バランスファンド均等型は資産形成に最適な一手
楽天バンガードシリーズのバランスファンドです。楽天VT投信が売れていますが、私はこちらを推奨します。

先進国株式も欲しい。現金保有は難しい(暴落時に買い向かうのは難しい)と思っている人には、最適なバランスファンドもあります。

信託報酬は若干高くなりますが、自動リバランスというのは0.1%程度のコストは惜しくないと私は思います。

 

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みたてNISAを20年保有する覚悟ができた人は、ほとんど読んでいるかも知れませんが、悩んでいる人は読んでおくべき一冊でしょう。暴落時にあなたの心を支えてくれます。

図書館で借りられるので、まずは図書館がオススメです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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