新しいiPad miniのサイズくらいのタブレットが欲しいけど、ちょっと予算が高いなぁ。でも、手頃な8インチタブレットは古いものが中心。
スペックはミドルクラスで良いから、typeCで充電が出来てコンパクトなタブレットが欲しい。そんな風に思っている人は多いと思います。私は欲しいです。
そんな事を思っていたらHuaweiから新しいタブレットが登場しました。
名前が同じモデルがあってややこしいのですがMediaPad M5 liteが発売されます。
ここでは新しいM5 lite、もしくは8インチM5 liteと呼びましょうか。
記事内容はこちら
- 新しく発売されたMediaPad M5 lite8インチモデルの紹介
- サイズ的に競合となるiPad miniとの比較
- 値段的に競合となる古いM5 lite10インチとの比較
iPad miniを買いましたが、Android派の私には数少ない欠点に充電がライトニングケーブルなことがあげられます。
Android端末をメインに使っている人にとっては、こんなタブレットを待っていた!と思える仕上がりです。
8インチタブレットを検討している方の参考になれば幸いです。
MediaPad M5 liteは最新チップKirin710を搭載した8インチタブレット
発売日は2019年5月17日です。市場想定売価は、Wi-Fiモデルが22,880 円 (税抜) 、LTEモデルが26,880 円 (税抜)となっております。
案外、安いですね。
Amazonでこの価格なのでバカ売れしていますね。
実際、私も買っちゃいました。
関連記事Huawei M5lite8実機購入レビュー!良かった点・悪かった点を正直に書いていく
8インチM5liteの基本スペック
高さ | 約204.2 mm |
厚さ | 約8.2 mm |
重量 | 約310 g |
カラー | スペースグレー |
ディスプレイ | IPS液晶 |
解像度 | WUXGA (1920 x 1200) |
SoC(CPU) | Kirin710 オクタコア (4 x 2.2 GHz + 4 x 1.7 GHz) |
メモリ | RAM 3 GB / ROM 32 GB |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac,2.4&5 GHz |
Bluetooth | BT 4.2 |
GPS | GPS / Glonass / BDS / A-GPS (LTEモデルのみ) |
通信方式(LTEモデルのみ) | LTEバンド 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 40 / 41 |
センサー | 加速度 / 顔認証 |
カメラ | アウトカメラ: 約1300万画素 (AF)、インカメラ: 約800万画素 (FF) |
サウンド | 内蔵ステレオスピーカー / 内蔵4マイク / Harman Kardon チューニング / HUAWEI Histen 音響効果 |
バッテリー | 約5100 mAh |
付属品 | ACアダプタ / USBケーブル / クイックスタートガイド / カード取出しツール |
重量が310gと軽いです。新しいiPad miniより4g重いだけで、この画面サイズだと誤差の範囲みたいなものです。
メモリがRAM3GB、ROM32GBと物足りない気がしますが、ゲームをやりこんでいく人以外は困らないでしょう。
タブレットで複数アプリを展開して色々使うイメージがあまり出ないのです。
写真の母艦としては既にスマホが主流です。最近はクラウドもありますしね。そんなに困る事じゃないのかと思います。スマホだったら大ブーイングでしょうけど。笑
地味にWi-FiモデルでもGPSが付いてくるのには嬉しさを感じますね。
M5 liteでchromeを見る時にスマホ画面と同じなので変更をする方法
毎度の事ながら初期設定だとchromeがスマホと同じ表示になっています。変更は簡単で下記の通りです。
新しいM5 lite8インチに積まれた新チップKirin710とは
Huaweiの子会社であるHiSiliconが開発するSoC(CPUみたいなもの)です。ミドルハイというクラスに送り込んだ最新のチップで、Mate20lite、Novalite3にも搭載されています。
下記のリンクはタイトルこそ否定的ですが、Kirin710の素性が最強に良く分かる記事です。
外部リンクReaMEIZU-HiSilicon Kirin 710を発表。Qualcomm Snapdragon 710には遠く及ばず
Kirin710のAntutuベンチマークは13万点前後
画像引用元:ガルマックス
13万点後半というのは、3年前のハイスペック機に匹敵する数値です。
しかもOSも進化しているので、通常の作業であればサクサク動かす分には問題なしどころか驚きの数値です。
実機でスクショを取り忘れたのですが、Antutuのバージョンが8に上がっておりました。
測定したところ15万点中盤で必要十分過ぎるスコアです。
その他新しいM5 liteでの嬉しい事と困った事
嬉しい事は8インチのコンパクトさを活かし、ミドルクラス最新チップを搭載した事でしょう。
合わせて値段も、格下SoCの旧MediaPad M5 lte10インチモデルよりもお安くなっています。
コスパにおいては敵無しのモデルでしょう。
代わりに無くしたもの=指紋認証
画像を見ていると、いつもの指紋センサーがありません。
スペック表を確認すると、爆速指紋認証が合言葉だったHuawei端末なのに指紋認証がありません。これは悲しい。。。
代わりに顔認証が入っておりますが、こちらは2Dで若干セキュリティが弱くなります。
新しいM5 liteは顔認証がメイン
ただし、速度という点では管理人が使っているP20無印SIMフリーと同等だと思いますので、爆速度合いは問題ないかと。
扱う際にタブレットで顔認証の位置にどの程度まで持っていけば良いのかが気になりますね。
ちなみにP20無印の場合、メガネの有無は関係なしで、斜め45度くらいから確認してロック解除をしているイメージです。
顔を合わせようとしたら既にロック解除という状態なので、カバーケースと一緒に使う場合は相性が良さそうです。
タブレットではiPad proがありますがどうでしょうか。
コスト削減の一環なのか新しいスタートなのか。いずれにせよ楽しみですね。
2019年11月4日追記
残念ながら爆速顔認証というほどでは無かったです。とはいえ、0.1~0.2秒くらいな感じで十分な速度。
実機レビューでは良かった点、悪かった点を正直に書いています。
関連記事Huawei M5lite8実機購入レビュー!良かった点・悪かった点を正直に書いていく
急速充電と4スピーカー
本体が小さくなった事と、お値段の点からか4スピーカーはステレオになっております。また、急速充電をうたっていません。
まぁ、用途によりけりですが、このお値段的に文句が出る人はいないでしょう。
正式発売後、修正があるやも知れません。
販売先
意外と多いです。さらっと流し読みをして下さい。
MVNO=格安SIM(50音順):
■IIJmio (株式会社インターネットイニシアティブ)
■DMM mobile (合同会社DMM.com)
■BIGLOBE モバイル(ビッグローブ株式会社)
■mineo (株式会社オプテージ)
■LINEモバイル(LINEモバイル株式会社)
他
家電量販店(50音順):
■株式会社エディオン (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
■株式会社ケーズホールディングス (WEBのみ)
■株式会社コジマ (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
■上新電機株式会社 (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
■株式会社ソフマップ (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
■株式会社ノジマ (WEBのみ)
■株式会社ビックカメラ
■株式会社ヤマダ電機 (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
■株式会社ヨドバシカメラ
他
ECサイト(50音順):
■アマゾンジャパン合同会社(Amazon.co.jp)
■株式会社NTTぷらら (ひかりTVショッピング)
■株式会社NTTレゾナント(NTT-X Store)
■株式会社企画室ゆう (Caravan Yu)
■株式会社シスキー (e-TREND)
■株式会社 マイナビ(マイナビストア)
■株式会社ムラウチドットコム
■楽天株式会社(Rakuten, Inc.)(楽天ブックス)
■ファーウェイ 楽天市場店
他
Amazonで通信契約の無いセール品を期待したいですね。赤字の部分は、競争に乗ってきそうな企業です。
新しいM5 lite8インチとの比較|iPad mini
票で見ていきましょうか。ポイントだけ抜粋しますね。
iPad mini | M5lite8インチ | |
重量 | 304g | 310g |
サイズ | 134㎜×203.2mm×6.1mm | 122.2 mm×204.2 mm×8.2 mm |
解像度 | 2,048 x 1,536ピクセル、326pp | WUXGA (1920 x 1200) |
ディスプレイ | 7.9インチRetinaディスプレイ、広色域(P3) | IPS液晶 |
OS | iOS 12 随時更新でかなり長く使える | Android9(pie)、EMUI9 |
重量はほぼ同じくらい。ディスプレイはiPadの方が解像度高め。見比べると綺麗さはiPad圧勝です。
A12baionicは凄まじいの次一言。Kirin710も良いSoCとしては十分ですが、一般車とポルシェを比べる感じですね。
Kirin710のスペックはROMの読み子が速くレスポンスでは後れはとりあせん、
PUPGなどガッツリ3Dゲームをしたい人はiPadを選びましょう。
あと、指紋認証が大きく変わります。顔認証か指紋認証、個人的には指紋認証派です。
とにかく値段が倍以上なので、用途で合わせましょう。
関連記事iPad mini5実機購入レビュー!一番安いWi-Fi64GBで十分満足
新しいM5 lite8インチとの比較|M5 lite10インチ
昨年モデルとの兄弟対決ですね。
M5lite10インチ | M5lite8インチ | |
重量 | 約480 g | 310g |
サイズ | 約162.2 mm × 約243.4 mm × × 約7.7 mm | 約122.2 mm×204.2 mm×約8.2 mm |
解像度 | WUXGA (1920 x 1200) | WUXGA (1920 x 1200) |
ディスプレイ | IPS液晶 | IPS液晶 |
OS | Android™ 8.0、EMUI8.0 | Android9(pie)、EMUI9 |
SoC | Kirin 659 オクタコア (4 x 2.36 GHz + 4 x 1.7 GHz) | Kirin710 オクタコア (4 x 2.2 GHz + 4 x 1.7 GHz) |
ベースは同じで、画面サイズと重量、あとSoCが大きく変わります。
自宅リビングなら10インチ、持ち歩くなら8インチでしょうか。
あと一番大きいのが指紋認証の有無ですね。うーん、欲しいけどこの時点で悩んでいます。(結果、買いました。)
実際のスペックは10インチで十分だったりします。ただ新しいSoCは使いたいです。
関連記事MediaPad M5 lite実機レビュー!2万円台のおすすめタブレット
まとめ|新しいM5 lite8インチは超絶コスパが良いタブレット
- 名前は同じM5 liteで「液晶サイズで分かるというもの」
- 積んでいるSoCは最新チップのKirin710
- 指紋が無くなり顔認証だけになった
- iPad mini5とは差が大きいが値段の差も大きい(約半額)
ここ数年、新しい8インチクラスのタブレットが無かったです。
これを機に検討を考えている方は店舗などで触ってみるのも良いかも知れませんね。
買った感じとしてはめちゃ良かったです。
しかし顔認証の速度が爆速ではないことと、充電がmicroUSBなのが悪かった点かな、と。
Huawei M5lite8実機購入レビュー!良かった点・悪かった点を正直に書いていく
買って損するタブレットではないですよ。
関連記事です。
iPad mini5実機購入レビュー!一番安いWi-Fi64GBで十分満足
お値段は倍しますが、8インチタブレットの中では最強の一品です。とはいえ、大半の人は新しいM5 lite8インチで十分過ぎると思います。
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