昨日、こんな記事を書きました。
関連記事私の投資しくじり話をしましょうか【FXで50万円溶かした】
今日はその続きということで、ナザールさん@investor_Nazal、かむいさん@kabutotomoniのしくじり話を紹介していきましょう。
ちなみにお二人にはOKをいただいてます。
もしかすると意味の取違いなどあるかもなので文章修正があるかも知れません。ゆるくお付き合いいただけると幸いです。
当日の順番通りということ、まずはかむいさんのお話から。
かむいさんの投資しくじり先生|小型株全力信用二階建てはアカン
管理人からすると雲の上の人かつ、天才的頭脳を持つかむいさん。
しかし、人間のミスは似たようなところに落ち着いてしまうのが面白いところ。(ご本人はつらいんですけど。笑)
今でこそインデックス投資で安定した運用をしていますが、じつは投資初期は小型株を主戦場としていたようです。
けっこう意外ですね。
しかし市況が良かったこともあり株でグングン儲けてしまいます。
謙遜していましたが、もちろん市況をしっかり読み、リスクへお金を投じる胆力あってのものでもありますけどね。
持っていた株は4バガーになったりした様子。
で、ここで一つ目のしくじり。
自分の給料以上の額をかんたんに儲けてしまうと変な万能感が芽生えてしまう。
うーん。これはホントあるあるなんですね。
私もFXなり海外ETFでリーマンショック前に同じようなことがありました。投資をしているから今後のお金の悩みはすべて解決したみたいな感じでしょうか。
実際にはそんなこと無かったのに気付くんですが。
ただ、これはインデックス投資をしていても同様ですね。
スペースで話していてお互いにこれだ!となったのは、会社や友人と株や投資の話をする機会はほとんどないわけで、なぜか自分だけ投資を知っていて頭一つ抜けた存在に思っちゃうんですよ。
こうなっていると黄色信号な感じ。
そんなワケないやろ、と思うかもですが意外に人間の脳は単純なので陥りやすいです。気を付けましょう。
さて、絶好調のかむいさん、ここにきて新しいコマンドを見つけます。
→ 信用取引
何気なく触ってしまうと使えた様子。
私は触ってないから詳細なことは書けないんですが、いわゆる借金、レバレッジをかけて投資をしている状態。
通常の3倍儲かる代わりに損するときも3倍みたいな。
かむいさん、やはり頭が良くて計算ができるので、自分の株価理論値とかちゃんと狙って取引してるんですよね。(あとでそんなことは無かったと気付いたお話もありましたが)
スパっと決まったときは相場が開いたときにストップ高みたいなことも。
こうなると脳汁出まくりなワケです。
しかし幸福な時間がいつまでも続くわけがありません。
株式って買う人がいるから上がるワケで、買う人がいなくなると・・・誰も買う人がいなくなると下がるしかないんです。
で、そのときに信用買いをしていたら・・・
しかも、かむいさん信用売りとか知らないまま買いだけやってたみたいです。
そして時はきた。
私は日本株ほとんど触ってないから忘れがちなんですけど、ストップ安に張り付くと売りたくても買い手がないと売れないんですよね。
けっきょく保有銘柄がクソ決算で暴落したときに売れたのは翌日になってからだったようです。
詳しい金額は忘れましたが、もうトンデモない金額が解けていくのを見てるだけという。。
いろいろ知った今だと信用残とか見てたら絶対に買っちゃダメな状況だったのは分かるみたいですけど、やはり万能感ある状態だと迂闊になるわけですね。
二つ目のしくじりと教訓。
自分が理解していないものに投資をしない。
これは今人気のレバレッジ投資も言えるかもしれませんね。
ストップ安で地獄のような経験をしたおかげ?もあってかインデックス投資はずっと心穏やかなようではあります。
そういえばコロナショックでも楽しそうにしていました。笑
めちゃ色んな話をしていたんですが、お酒飲みながらなのとメモしてなかったので、詳細なレポートじゃなくてゴメンナサイ。
リアルタイムで声聞きながらの方が面白いと思うので、また実施するときはTwitterで告知するので興味ありましたらぜひどうぞ。
管理人のTwitterアカウントをドフォローしているとスペースに参加できますので。
かむいさんのしくじりと教訓をまとめると以下の通り。
- 分からないものには手を出さない
- Twitterで話題になっている銘柄には手を出さない
- 信用取引はしないほうが良い
- 最初に決めたルールを曲げたら終わり
これは管理人も同じように思っています。ちゃんと守っていたら投資で大きな失敗はしないんじゃないかな、と。
さて、次はナザールさん。
ナザールさんの投資しくじり先生|暴落を迎え撃つ用意はしていたけど基準を作ってなかった
本題の前に面白ネタがあって、酔っ払ってビットコインの桁数を間違って注文したのがあったようです。
桁数多いからちょいミスで凄いことになりますね。
いや、その前に酔っての取引は絶対やめましょう。
さて本題。
ナザールさんはけっこう暴落への準備をしており、コロナショック時には無リスク資産の比率が70%くらいあったようです。
で、大きな暴落(コロナショック)がきちゃうんですが、当然キャッシュも豊富で迎え撃つ準備万端なワケです。
しかし、思ったとおりの対応ができたかというとそれは難しいというお話。
当初は〇%下がったら現金の1割みたいな感じで投入を考えていたようです。
心構えとしても暴落のバックテストをしていて、1~3年くらいは低迷を覚悟もしていたと。。
ただ、いざ買い向かうというときになり、
- どの銘柄を基準にするか(楽天VTI?最近買ったSPYD?)
- どの時点から落ちたのを基準にするか
といったことが決まっていなかった様子。
そうこうしているうちに奇跡的な株価回復があったようです。
今思うともっと準備とか指針を作っておくべきだったと話していました。
管理人は当時のブログで、
- 債券などを持っていると売って株式に買い替えやすい
- 買い向かうなら暴落資金として用意していたものを1年など期間限定して積立設定すると良い
みたいな記事を書いていましたね。
関連記事債券ETFを持つ理由は「暴落時に現金で株を買う」のは難しいから
関連記事投資初心者向け|株式と現金のカウチポテトより債券を使う方が良いかも
関連記事暴落が来たから「さぁ買いだ!」とスポット買いするのは難しい…そんな時は投信積立が超有効
ナザールさんもかむいさんも、対応としては株価が上がるかリスク資産比率が自分の設定に上がるまで、積立投資の金額を増やすのが普通のサラリーマンとしては対応しやすいのではないか、という話になっていましたね。
月3万円の積立設定を暴落がきたら月6万円に増やす。ある程度リスク資産が増えてキャッシュが減ってきたら通常の月3万円に戻す。これくらいで十分じゃないでしょうか。
ナザールさんは失敗談を渾身の記事に仕上げてますね。めちゃ参考になるので暴落時に仕込み損ねた人は是非お読みください。
外部リンク暴落時の追加投資で失敗したのでルールの見直しを考える
ということで、ナザールさんのしくじり話と教訓は、
暴落を想定しているなら、その後の対応も含めて準備しておこう、ということ。
あと、実際に暴落に巻きまれたら想像以上にメンタルに来る、とも。(頭で思ってるように簡単にお金を投下するのは難しい。。)
もし株式比率80%とかだったら追加投資するタイミングを逃していたかも知れませんね。
当サイト(氷河期ブログ)としては積み立てたお金が減るのは思っている以上に恐怖を伴うので、現金比率半分くらいを推奨しています。
しかし同じくらいの資産比率の方でもけっこう怖くて投資をためらう人もいたのではないでしょうか。
そう考えると準備しつつ、暴落が起きた際は自分の作ったマニュアルに従って行動できるようにしてきたいですね。
というワケで、個人的には楽しくお酒を飲んで話しながらも、めちゃ有意義な気付きをもらった時間となりました。
お二方ともTwitterのフォロワー数が凄いことになっているので、普通に生活していたら接点を持つことも難しかったと思います。
そういった意味ではTwitterやってて良かったな、と。
以上、今日はスペースで教えてもらったナザールさんとかむいさんのしくじり話でした。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
お二人のTwitterアカウントはフォローしておくと投資のヒントも多いし、普段、他の投資家がどんな生活なのかも知れて楽しいですね。
ナザールさんは毎週の晩酌とかが名物になっています。笑
ナザールさんはブログ同士で相互リンクもしています。
ブログはこちら。
>>トラインベスト
暴落シミュレーションやバックテストも豊富ですが、初心者にもやさしく書かれているので是非どうぞ!
意外と読まれている記事