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【感想】ファクトフルネス(オーディブル版)が超絶良かった!

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今さらながらファクトフルネスを読みました。

嘘です。オーディブルで聴きました。

 

リストラされた時に読もうと思っていたのですが、ダラダラ過ごしてしまって機会がないままでした。

移動時間に気になる本を聴くというのは便利ですね。普通の本よりちょっと高いけど、けっこう価値はあると思っています。

 

ここ数年で一番良かった本だと思うので、記事にて紹介します。

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FACTFULNESS(ファクトフルネス・オーディブル版)で良かった点

ヘッドホンで音楽を聴いている子供

一番良かったのは読まなくて良い点。笑

スマホばかりで本を読まなくなったという情けないこともありますが、転職して本を読む時間が無くなりました。

  • 通勤
  • 働く
  • 家族と過ごす
  • ブログを書く
  • Twitterを徘徊する
  • 寝る

日々のコマンドが6つくらいなのに、毎日が恐ろしい速度で終わっていきます。

 

昔は睡眠時間を削って本を読んでいましたし、それが楽しかったのですが最近はできなくなりましたね。老いを感じます。

車の運転もあるので、睡眠不足は普通に危ないですしね。

 

とはいえ、ネットだけの情報だと偏りも増えるので、本を読んだりはしたい。ということで、値段は高いのですがオーディブルはありがたいですね。

 

オーディブルは月1,500円の会員料金かかりますが、コロナで外飲みが減りお小遣いには余裕があります。

まぁ、こんな時こそ知識のインプットをしておくのは良いかな、と思いました。

今は聴き放題になっており、一部有料商品もありますが無料で聴ける本もたくさんあります。

 

あと、本だと「さぁ読もう!」って気合みたいなものが必要な時がありません?

実際にファクトフルネスを図書館で借りたときは、気合が足りず断念してしまったわけで。。

オーディブルの場合はアプリで再生するだけなので、スタートが気楽なのも良いな、と。

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス・オーディブル版)で印象に残ったこと

内容は抜群に良かったので、興味のある人は図書館でも、本でも、オーディブルでも一読するのをおすすめします。

管理人は恥ずかしながら全世界に投資をしているのに、世界のことを全然分かっていなかったりしたのですね。

 

いくつかの質問から序盤がはじまります。

例えばこんなかんじ。

 

質問:世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?

A :約2倍になった

B:あまり変わっていない

C:半分になった

 

 

答えはC:半分になった

といった感じです。

オーディブルだと聞き流しになっちゃいますが、ちゃんと質問や参考図などはPDFで確認できるのでご安心を。

 

私たちは古い知識のまま生きている

新興国の生活2

私たちの知識は30~40年前くらいの情報のままで、古いままの考えで今を生きていることが次々と紹介されます。

これは先進国全体の傾向で、上記のような三択が12問くらいあって、その正解率は16%程度とのこと。

当てずっぽうでも33%なのに、先生だったり高尚なお仕事についている人でもチンパンジー以下の正解率だと本書の中では語られます。

(海外の本ってチンパンジー、猿、オランウータンとの比較が多い気がします。)

チンパンジーに及ばない(ファクトフルネス)

 

ただし、これを悪いことだと言っているワケではありません。本書で語られているのは世界は確実に豊かになっている、ということ。

管理人が聴いている分には、そのメッセージを強く感じました。

 

少しPDFをお借りしながら紹介していきましょう。

 

世界はゆっくり豊かになっている

私たちは日々のニュースで印象の強いものに引きずられて生きています。

例えば貧困なエリアでは、泥のような水を汲んで生活をするようなイメージですね。

こういった世界が全てなくなったわけではありませんが、すでに世界人口の88%は安全な飲料水を口にできるようになっています。

安全な水を飲める人の割合(ファクトフルネス)

ニュースで取り上げられる

子供が水を遠くまで汲みに行き、濁った水を処理しながら生活を強いられる

というようなケースは現在、約2%ほどになっており、その多くが内乱などの問題があることを知りました。

 

ワクチン接種率は88%以上

現在では世界中の1歳児のうち88%以上はワクチン予防を受けています。

ユニセフ等のイメージで、まだまだワクチンを受けられない子供は世界の半数くらいいると思っていたので恥ずかしいですね。

世界で予防接種を受けている子供の割合(ファクトフルネス)

 

これにより乳幼児死亡率は劇的に良くなりました。

世界の乳幼児死亡率(ファクトフルネス)

世界の平均寿命は一気に跳ね上がります。

 

あと重要なことですが、これは世界が豊かになったから起こったことなのを忘れてはいけません。

  • 生活が少し豊かになる
  • ワクチンを受ける余裕ができる
  • 乳幼児死亡率が下がる
  • 子供の教育機会が増える

といった流れです。

 

極度の貧困は激減しており、少子化も進む

世界の貧困率(ファクトフルネス)

世界の貧困率は激減しています。

これにより世界は徐々に少子化へ向かうことになります。

乳幼児死亡率が下がることで、

  • 大人の労働力が増える
  • 子供には良い教育を受けさせたい

となるからですね。

昔は子沢山だったのは、貧困からくる乳幼児死亡率の高さが原因だったというのがファクトフルネスの立ち位置。

 

何となく新興国の少子化を感じていた管理人もなるほど、と思いました。

日本は少子高齢化の最先端のように感じてしまいますが、ほとんどの人が人口増加をイメージする東南アジア諸国でも都市部では強烈な少子化が進行しています。

 

それもそのはずで、貧困率は下がり続け、ワクチンを受けられる子供も増え、乳幼児死亡率は下がりました。

そうすると子供一人への愛情や教育が十分にできるようになり、自然と出生率は2人付近になるのですね。

現在は人口増のイメージが強いですが、これは大人になることができた人口が増えている影響で、人口増はやがて落ち着き、2100年に110億人程度というのが世界の認識となっています。
未来の世界人口予測(ファクトフルネス)

画像を見ると子供の増え方は横ばい

世界人口については別の記事で調べたときも同じような数字でしたね。

 

さて、世界は徐々に豊かになっていることを知り、管理人が思ったことは株式投資でした。

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス・オーディブル版)を聞いて株式投資の未来を感じた

世界人口は今なお伸び続け、分厚い中所得者層が増え続けます。

これは株式にとって恩恵とも呼べる時代の到来でしょう。

例えば携帯電話。

世界人口のうち携帯電話を持っている割合(ファクトフルネス)

中国では固定電話より携帯の方が普及が速かったというのは良く聞いた話。

現在だとスマホですね。

あと10年もすれば、上記画像の伸びはもっと増えるので、その背後にいる膨大なサービス消費者は魅力的でしょう。

 

どれくらい魅力的かはもう一度、世界人口予測を見てみましょう。

未来の世界人口予測(ファクトフルネス)

子供の伸びは一定ラインになってしまいますが、徐々に豊かになった大人たちは増え続けますね。

そしてサービスを使ったり、消費をするのは大人たちであることを考えると、資本主義経済の頂点たるS&P500企業に投資しておけば下手な失敗はないんじゃないかな、と。

 

もちろん相場は巡るので何度も暴落を体験することになりますが、この分厚い消費者を思い出すことで長期投資を続けることができそうです。

この本を聴きながら、もうS&P500ETFの2558だけで投資は良さそう、とここ数日を思っていた次第です。

関連記事2558を20年保有して配当を貰い続けるという戦略

※リンクは新しいタブで開きます

おわりに|ファクトフルネス(オーディブル版)は多くの人に聴いてもらいたい一冊

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記事では横道にそれる話が多かったのですが、さすがは人気本、内容はめちゃくちゃ良かったです。

また、オーディブルはしっかりした声優が音読してくれているので、話がすっと頭に入ってきました。興味はあったんだけど、何となく食わず嫌いで避けていたという人にもぜひ読んで貰いたい一冊です。

 

未来は明るいこと。

世界はゆっくりと豊かになっていること。

私たちの子供たちの世代も安心なこと。

世界は暗いニュースで埋め尽くされているように感じますが、決してそんなことはない。もっと前を向いて歩こうと勇気を貰える内容でした。

 

興味のある方は是非どうぞ~

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お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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