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長期ウォッチ|Slim8資産バランスの逆襲

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長期ウォッチ用に保有している投資信託を確認しました。

下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので丸2年になりますね。

※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。

 

コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっていました。

米国株一強が続いていましたが、相場の調整もあり新興国株式、日本株式が伸びてきたように思います。そしてバランスファンドはその恩恵を十分に受けています。(バランスファンド大好き派として嬉しい。)

では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。

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ジリジリと回復していくSlim8資産バランス

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2021年3月13日時点

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2021年4月11日時点

 

ファンド名 損益(%) 評価額
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 24.73 ¥12,473
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 42.23 ¥14,224
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 50.86 ¥15,086
eMAXIS Slim国内債券インデックス -0.04 ¥9,997
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 25.77 ¥12,578
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) 29.2 ¥12,920

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が良いベンチマークになっていますね。

2月下旬からNASDAQ銘柄を中心に調整がありましたが、実際のところでは依然株高は続いています。ここ数年で投資を始めた人はみんな儲かってるんじゃないでしょうか。

2019年、2020年と大きな調整もありましたが、どちらも終わってみればバイアンドホールドが報われていますね。

ななし
ななし

2021年最初の調整もリスク許容度を見ながら投資を続けた人が良い結果で終わる気がします。

 

コロナショック前は相場の過熱感でいつ暴落がくるかハラハラしていました。反対に今はコロナが納まらない限り財政出動するからという理由で楽観に包まれています。株式の上げ下げは後にならないと理由が分からないけど、まさかこんなことで上昇するとは思いもしませんでした。

金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは2年3ヶ月ちょっとで利回り50%にもなっています。

 

ちなみに暴落前の最高潮だった2020年2月23日。

長期ウォッチ投資信託20200223

【参考】コロナショック前

商品名 現在値 損益% 評価額
Slimバランス8資産均等型 10,302 16.3% 11,983
Slim全世界株式(3地域均等型) 9,416 17.6% 11,801
Slim全世界株式(オール・カントリー) 9,694 26.2% 12,241
Slim国内債券インデックス 10,147 1.7% 10,323
ニッセイ4資産均等型 10,850 12.7% 12,228
楽天バランス均等型 9,565 16.1% 11,107
ななし
ななし

何買っても儲かってた時期ですね。
今はそれを大きく超えているので個人的にはいつ弾けても諦めるつもりです。

 

おまけで暴落中も。

長期ウォッチ銘柄状況2020年3月15日

【参考】暴落中の状況

商品名 損益 損益(%) 評価額
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) -728 -7.29 9,271
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) -605 -13.85 8,615
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) -1,210 -12.10 8,790
eMAXIS Slim国内債券インデックス 120 1.20 10,121
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 -456 -4.56 9,544
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) -287 -2.88 9,712

関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに

※リンクは新しいタブで開きます

オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!

コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 50.86%

やはりバイアンドホールド最強!

 

バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。

投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。

実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。

 

オールカントリー購入来チャート

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2019年1月1日以降のチャートです。

コロナショックを含め、結果としてはドルコストなりバイアンドホールドが大正解でした。

しかし暴落の最中で大きく買い増しができた人は少ないでしょう。暴落が落ち着くまでは1年?2年?と思って資金を抜いているうちに回復の速さに置いていかれた人もいるかも。

そう考えると、つみたてNISAは初心者にも継続しやすい設定だな、と思いました。

投資の最終兵器ですね。

関連記事最終兵器eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)これ一本で投資終了

※リンクは新しいタブで開きます

 

ゴリゴリ回復するSlim8資産バランス

購入来の4資産均等型とSlim8資産バランスを比べてみました。

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4資産はコロナショックのダメージも小さく、その後の回復も安定していました。

しかし新興国株式、REITなどを均等に持っているSlim8資産バランスの回復も大きいですね。来月くらいにはSlim8資産バランスが高くなってそうです。

ここらへん本来保有しているリスクなりのリターンが反映されているんでしょうね。

 

金融危機での大きな下落も受けますが、景気回復時の上昇も大きいのはSlim8資産バランスの魅力ですね。

しっかり買い増ししてホールドしていた方はホントお見事です。

 

日本株も無双するターンがきっと出てくる

意外と見捨てられている日本株というのはリターンの上げ幅があるので、4資産均等型も気付いたら良いリターンを出しているとは思うんですがどうでしょうか。。

管理人は持ってないんですが、経済評論家であり楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元先生の考えが超好きです。

まず、日本経済の低成長だが、これは株式市場の参加者が将来の低成長を見込んだ株価を形成しているとすると、日本株への投資がリスクに対して低リターンだという理由にはならない。日本経済の状況は、内外の投資家が既によく知っていることなので、「現在の株価は日本経済の将来を過小評価している……」というところまで狙えなくとも、「低成長なりの株価が形成されているはずだから、心配には及ばない」というくらいに考えてもいいのではないか。

また、日本企業の経営が株主から見て非効率的だという点は、利益の大半を自社株買いや配当に向けて、さらに社債を発行してまで自社株買いを行うような米国企業などと比べてその通りだといえる面がある。コーポレートガバナンス(企業統治)改革の必要性が唱えられることの理由でもある。

しかし、この点は、「日本企業には、ガバナンスを株主向きにするだけで、株価にプラスの効果をもたらすポテンシャルがある」ということと裏腹だ。いわば「ガバナンスリターン」のボーナスがあるかもしれないということが、日本株を持っていてもいいのではないかと筆者が思う理由の一つだ。

いずれも、少々へそ曲がりな理由だが、そこそこに合理的ではないかと思っている。

引用元:資産運用で「日本株を40%も持っていい」と考える逆説的な2つの理由

※太字・装飾は管理人。

日本株は低成長は折り込んでいるので、良いニュースがあれば爆上げしやすいです。日経平均とかそうでしたね。(今は日銀砲がTOPIXに代わるとかで流れが怪しいですけど。)

 

完璧な商品がないからこそのバランスファンド

完璧な商品というのはありませんが、

  • 2018年の下落局面で買い増しができなかった
  • 2019年の上昇局面で予定通りリバランスできなかった
  • 2020年のコロナショックで買い向かえなかった

という人はけっこう多いと思うのです。

こういった時、やはりバランスファンドは楽で良いな、と。当サイトが初心者にバランスファンドをおすすめする理由はこのへんにありますね。

ななし
ななし

ニッセイ4資産とSlim8資産は今後が楽しみ。

 

バイアンドホールドを改めて実感

今は米国株、中でもハイテク小型の個別株が人気です。

管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できたでしょうか。

たぶん難しいだろうなぁ、と思います。

2019年1月1日に買った投信ですが、

  • 純正オールカントリー:45.91%
  • 楽天バランス均等型:27.25%

と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年10%以上で回ってますし。。

 

よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、

  • 銘柄乗り換えをミスしたり
  • 分散している銘柄が足を引っ張ったり
  • 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
  • 税金や手数料を取られたり

といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。

というか、実際に楽天バランス均等型に勝ててない投資家さんも多いかも。。

 

オールカントリーを持っているだけで2年ちょいで50%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字でした。(資本投下すべきときに買うとインデックスでも凄くて驚いてます。)

これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。

おわりに|今後も長期ウォッチをしていく

管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。

しかし実際に保有をしてみると

バイアンドホールド最強

となったので今後もウォッチしていこうと思います。

 

S&P500も過去最高値を更新しました。チキンな管理人はいつ風船が弾けるかビクビクしていたりします。。

とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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ワクチン効果の情報も徐々に出てきました。もしかすると一層の株高がくるのかも。。こうなってくると米国株や海外ETFに投資をしたくなる人も多いのではないでしょうか。

海外の一次情報が欲しい…という人はモトリーフールの無料メールマガジンがおすすめですよ。

ホントに無料で良いの?と思うレポートが読めますし、週に一度なので面倒にもなりません。

最近では、S&P500に新規採用された4銘柄と除外された4銘柄といったレポートが良かったです。

外部リンクモトリーフール

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関連記事です。

15年以上投資をして分かったこと|不労所得を手にすることが一番大切だった【海外ETF】

投資信託は完全ほったらかしで資産形成ができるので、つみたてNISAを使った投資が最強と思います。

しかし管理人はアホなので、年々豊かになってくるというのが分かりませんでした。(積立投資は最強ですが、取り崩すまでキャッシュフローマイナスなのでそりゃ日常生活はお金少なく余裕もない。。)

そういった意味では配当を強制的に受けとる海外ETFは金額の大小に関わらず、資本主義を体感しやすい良い商品と思います。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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