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【初心者向け】誰でもカンタンに分かる海外ETFの始め方

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海外ETFを始めたい。でも分からないことが多くて踏み出せない。

そういった方は多いのではないでしょうか。

 

読者様からも海外ETFに挑戦をしてみたい、というお声も頂いております。

一度買ってみると普通の取引とあまり変わらないのですが、やはり分からないものは不安ですよね。

 

本記事では初心者へ向けた海外ETFの始め方を書いております。

 

なるべく分かりやすく書きましたが、ご不明な点等ございましたらお気軽にお声がけ下さい。

ななし
ななし

楽天証券でしか海外ETFを持っていませんが、基本的にはSBIやマネックスも同様かと。

記事では楽天証券を使って紹介していきますね。

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【初心者向け】誰でもカンタンに分かる海外ETFの始め方

ニューヨークの風景

管理人が2006年に海外ETFを始めた当時は、最低手数料や一般口座(自分で確定申告が必要)などの問題がありました。

その名残りから海外ETFは「難しそう」「玄人向け」のようなイメージを持たれている人が多いかもしれませんね。

 

投資信託で運用していたが海外ETFにも挑戦したい

読者様より下記のメッセージを頂きました。

 

いつも大変ためになるブログを拝見できて、感謝しております。

今まで投資信託で運用して来ましたが、来年あたりからETFにも挑戦したいと思っています。

そこでお願いなのですが、ど素人にもわかるETFの買い方や、再配当の仕方(出来るのでしょうか・・・?)、税金の仕組みなどを記事にして頂けないでしょうか。

厚かましいお願いでしたら、申し訳ありません。

寒い日が続きますので、ななし様ご家族様におかれましてはどうぞご自愛のほどを。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

当ブログをお読み頂きありがとうございます。

また新しいことにチャレンジしてみるのは勇気が必要です。少し参考になれば幸いです。

 

頂きましたメッセージでは3つのポイントがあるので一つずつ回答していきましょう。

読者様の疑問点は税金の仕組み・ETFの買い方・配当再投資のやり方

記事では下記の3点について説明をしていきますね。

  1. 税金の仕組み
  2. ETFの買い方
  3. 配当再投資のやり方

 

投資信託とETFって何が違うの?という方もいらっしゃるかも知れませんね。ちょっとおさらいです。

 

ETFと投資信託の違い

ETFは上場している投資信託です。

海外の取引所(NY市場)で自由に売買できるインデックスファンドと思っても良いでしょう。

ざっくりになりますが違いを表にしてみました。

投資信託 海外ETF
取引 当日の基準価額(1日1回) 立会時間中いつでも売買が可能
購入単位 100円以上1円単位 1株単位
売買手数料 (基本)無料 0.45%
維持コスト かなり低くなった 超低い
投資先 まだ限定的 豊富
配当 投資信託内で再投資が多い 年4回が中心

 

一番大きな違いは購入単位の違いになります。

投資信託はメジャーなインデックスファンドの場合、1円単位から好きな金額だけ買えます。

海外ETFだと1株単位になるので1万円ちょうど、という買い方はできません。

 

また以前は大きく差があった信託報酬(ETFだと経費率)も、今は超低コストの投資信託が登場しました。

買付手数料を考えると好みの差といえるかも知れません。

代表的な指数であるS&P500などは事実そういう状況です。

SBI・VOO投信(0.09%程度)と本家VOO(0.03%)のどちらが良い?と人から問われた場合はSBI・VOO投信をおすすめします。

 

しかし管理人は海外ETFをけっこう気に入っています。

定期的に買い付けることで、配当が増えていくので徐々に収入が良くなっています。

純粋に企業が生み出した利益を受け取ることで資本主義を実感できるというのもポイントでしょう。

 

ななし
ななし

株式の長期低迷は必ずやってきます。

そんな時は配当を受け取ることで企業は株主のものという資本主義の原則を思い出せるのも魅力です。

 

では、ご質問頂いた内容を説明していきましょう。

 

海外ETFの税金について

TAX、消費税と向き合う

以前は一般口座しかなく税金関連の手間がありました。

現在では特定口座(税金関係は全て証券会社がやってくれる)に対応しているので、税金の心配は必要ありません。

売却時にすべて証券会社がやってくれるというのは助かりますね。(投資信託の損失があった場合、配当課税から取り戻しも自動でしてくれます。めちゃ便利。)

 

海外ETFを買って長期ホールド、配当は好きに使いながら老後に売る。こういった場合は何も心配いりません。

上場している投資信託なので、配当をどうするかという好みで選んでも良いワケです。

 

ただし配当金・分配金にはアメリカで課税されたあと、日本でも課税がされるので知っておくと良いかもです。

画像で見てみましょう。

HDV配当金明細書20181002

高配当ETF【HDV】の配当金明細書

スマホだとかなり小さいのですが、指でふわっと広げて頂けると嬉しいです。

赤枠で囲んでいる国外税率10%、国内税率20.315%という部分ですね。

 

かんたんに計算すると100ドル貰った場合、

アメリカで10%引かれて90ドル

さらに日本で20%引かれて72ドルが手残りとなります。

 

この二重課税は配当に対してのみですので、売却のときは20%の国内税率だけで済みます。

またeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なども同様に二重課税はされています。

 

投資信託は国内での課税が繰り延べになる分有利です。

しかしかなり高い配当利回りと年数経過が必要なため、個人的には海外ETFを好んでいるのが現状。

下記の図は参考になるかも知れません。

投信の課税繰り延べ効果

関連記事投資信託の税金繰り延べ効果は大したことがない【私は海外ETFの配当再投資でいく】

※リンクは新しいタブで開きます

 

税金についてはこれくらい知っておけば大丈夫かな、と。

では海外ETFの買い方を見ていきましょう。

 

海外ETFの買い方

海外ETFを購入するには外国証券取引口座の作成が必要です。

とはいっても申し込むだけですのでご安心ください。

もしかすると今は不要になっているかも知れません。

外部リンク楽天証券|米国株式の取引をはじめるには

※リンクは新しいタブで開きます

 

実際に買う手順はカンタンです。

詳細なものは過去の記事をご確認ください。

関連記事意外にカンタン。楽天証券で海外ETFの買い方を紹介していきます

※リンクは新しいタブで開きます

 

手順①欲しい銘柄を検索窓に打ち込む

海外ETFの買い方

例えばVTやBNDといったティッカーを打ち込んで、米国株式にプルダウンして探し出せばOKです。

 

手順②購入する株数や金額を決めて確認ボタンを押すだけ

海外ETFは円貨決済が可能

日本株を買うのとほとんど変わりはないと思います。

私は赤枠で囲んでいる通りドルやドルMMFから買うことが多いです。

 

日本円からでも購入できるのでご安心ください。(為替レートや1ドルあたり25銭の為替手数料は自動でやってくれます)

投資信託のように値段がざっくりで良ければ成行きっちりした価格が良ければ指値を使いますが、私は長期で保有するので成行で買っています。

 

アメリカの市場で取引しますが昼間に注文も可能です。

米国株式の取引時間

ただし土日とアメリカがお休みの日は注文できないのでご注意を。

外部リンク楽天証券|米国株式の取引時間

※リンクは新しいタブで開きます

 

一度買ってみると、思ってたよりカンタンだったな、となる人の方が多いと思います。

投資信託しか買ったことがない方は、日本で上場しているかアメリカで上場しているかの違いなので、せっかくなら海外ETFを買ってもらいたいですね。

関連記事意外にカンタン。楽天証券で海外ETFの買い方を紹介していきます

※リンクは新しいタブで開きます

 

海外ETFでの配当再投資のやり方

VT配当金2019年10月分

VTからの配当金2019年10月分

入ってくる配当は税金が引かれてドルで入金されます。

ドル現金のまま保有しているよりドルMMFの方が金利も良いので、私は定期的にドルMMFを購入しています。

関連記事ドルMMFは意外とお得な投資信託!楽天なら海外ETFの買付にも使えて便利

※リンクは新しいタブで開きます

 

これを手間と思うか、4ヶ月に1度くらい入ってくる不労所得と思うか。

 

ななし
ななし

働いてないのにお金が入ってくるという体験は大きいと思います。

 

コツコツ入金されるので貯まったドルでまた海外ETFを購入することが可能です。

海外ETFを買うにはドルでの注文が必要

赤枠の部分に外貨建てMMFと外貨預り金があります。

配当が入ってくると外観預り金が増えます。

 

管理人は外貨建てMMF=ドルMMFを購入しているのが分かりますね。

配当を使って海外ETFを買い増し=再投資したい場合は、ドル建てになります。

楽天証券の場合、ドル現金とドルMMFを合算して使えるのでドルMMFを買うと良いですよ。

 

最初はなかなか配当が貯まらないかも知れませんが、投資信託と同じくコツコツと続けるのは一緒ですね。

わりと単価が低い高配当株式ETFのSPYDなどは狙い目かも知れません。2020年12月13日時点では1株33.6ドルでした。飲み会1回分くらいでしょうか。

関連記事SPYDは経費率0.07%で高配当銘柄を均等投資する海外ETF|利回り5%以上

※リンクは新しいタブで開きます

 

海外ETFが初めてな場合は楽天証券をおすすめしたい

楽天証券はサポートにすぐ連絡ができるので初心者には使いやすい

トップ画面にサポートページがあるので初心者には使いやすい

画像の右上にサポートと書かれたアイコンがあります。

そこをクリックすると上記の画面が開きます。

どのページからでも一発でサポートページにつなり、メールや電話で問い合わせができます。

 

これは他の証券会社もマネして欲しいのですが、大切なお金を使っているのにQ&Aばかりでメールができる画面に辿りつかないことが多々あります。

その点では楽天証券は非常に優れていますね。

同じように保有資産をみたり配当金を確認するのも直観的に操作がしやすいので、初心者の方が使うにはおすすめしたいポイントかな、と。

 

確定申告時などメールの返信が遅いときもありますが、2~3日あれば返信をしてくれるので重宝しています。

 

マネックス証券は為替手数料無料キャンペーンをしていたり、SBI証券は住信SBIネット銀行と連携することで為替手数料が1ドル4銭まで減らすことが可能です。

楽天証券は為替手数料が1ドル25銭のままですが、管理人は楽天証券を使い続けています。

長期で運用をするので、そのうち手数料なども競争で安くなるかな、と。(2006年は最低手数料25ドルという縛りがありましたが現在は撤廃されました。)

おわりに|初心者でも大丈夫!海外ETFを始めよう

海外ETFを使った長期投資をするのなら、私はその背中を押したいです。

投資信託では買えない商品もあるのも魅力。主力はつみたてNISA、サテライトとして海外ETFなど使い方は自由です。

 

私自身が海外ETFを使った「じぶん年金」を作っているので仲間が増えると嬉しいですね。当記事が参考になれば良いのですが。

一緒にコツコツと続けていきましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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※先ほどメールを頂きました。お役に立てて良かったです😃

ななし様
ブログの記事拝見致しました!怖がっていたのがなんだったのか、と思うほど分かりやすい記事に感動しておりますありがとうございました。また何か質問が出来ましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

 

お読み頂きありがとうございました。

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口座を作ろうかな?という場合、使いやすさから楽天証券をおすすめしますがネット証券大手3社であれば安心ですね。

公式リンク:SBI証券

公式リンク:楽天証券

公式リンク:マネックス証券

 

紹介した関連記事です。

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お読み頂けると嬉しいです。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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