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長期ウォッチ|やはり楽天バランス均等型は凄かった2020年12月

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長期ウォッチ用に保有している投資信託を確認しました。

下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので丸2年になりますね。

※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。

 

コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっていました。

コロナショックでは株式投信が40%以上下げるような暴落でしたが、大底からの急騰も凄まじく投資家の握力が試される一年でしたね。

では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。

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2年間での実績を見ると楽天バランス均等型は非常に優秀

 

2020年12月13日時点

2020年12月13日時点

ファンド名 損益(%) 評価額
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 13.4 ¥11,339
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 25.3 ¥12,531
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 30.1 ¥13,015
eMAXIS Slim国内債券インデックス 0.5 ¥10,054
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 17.6 ¥11,757
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) 21.3 ¥12,126

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が良いベンチマークになっていますね。

コロナショックからの回復はGAFAがけん引していたように思っていましたが、オールカントリーも高値更新しています。株式の春といった状況。

 

ただし、今回注目したいのは楽天バランス均等型です。

コロナショックで半額セールになった株式100%の投信よりも下落リスクが小さく、それでいて2年で20.1%のリターンを上げているのって単純に凄すぎません?

投資初心者で何を買おうか悩んでいる人は、まずバランスファンドを保有してみて、株式100%の商品を検討すると良いのではないでしょうか。

 

ちなみに暴落前の最高潮だった2020年2月23日。

長期ウォッチ投資信託20200223

【参考】コロナショック前

商品名 現在値 損益% 評価額
Slimバランス8資産均等型 10,302 16.3% 11,983
Slim全世界株式(3地域均等型) 9,416 17.6% 11,801
Slim全世界株式(オール・カントリー) 9,694 26.2% 12,241
Slim国内債券インデックス 10,147 1.7% 10,323
ニッセイ4資産均等型 10,850 12.7% 12,228
楽天バランス均等型 9,565 16.1% 11,107
ななし
ななし

何買っても儲かってた時期ですね。というか、オールカントリー+26%とか凄い。。

 

おまけで暴落中も。

長期ウォッチ銘柄状況2020年3月15日

【参考】暴落中の状況

商品名 損益 損益(%) 評価額
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) -728 -7.29 9,271
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) -605 -13.85 8,615
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) -1,210 -12.10 8,790
eMAXIS Slim国内債券インデックス 120 1.20 10,121
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 -456 -4.56 9,544
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) -287 -2.88 9,712

関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに

※リンクは新しいタブで開きます
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!

 

暴落と急回復を通してみてもバランスファンドは安心してみることができますね。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。

投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。

実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じなので。

 

オールカントリーと楽天バランスの2年チャートを見てみよう

 

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青:オールカントリー

ピンク:楽天バランス均等型

2020年1月1日からの比較チャートです。

オールカントリーの方が儲かっていますが、コロナショックでの落ち方は凄まじいものがありました。保有していた人は損切りして、もっと下がってから買いなおそうと思った人は多かったはず。

今回は驚異的なスピードで異次元金融緩和が実施され、株価が買い支えどころか暴騰しちゃいましたが、当時は数年レベルでの株価低迷を予想した人も多かったと思います。(というか私も覚悟していました。。)

長期低迷していたら楽天バランス均等型はもっと輝いていたことでしょう。。

 

株式半分なので歴史的暴落では大きな下落を避けることはできませんが、最大下落率20%くらいで、かつリターンを見ると株式100%にそこまで見劣りしていないので改めて魅力的だな、と感じました。

管理人みたいに投資が半分趣味みたいな人間じゃなければ、楽天バランス均等型を買って放置というのが長期で安心おすすめできる戦略なのかも知れません。

 

これからを見据えるならニッセイ4資産も良さそう

 

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楽天バランス均等型と同じように株式50%、債券50%という比率でニッセイ4資産均等型があります。

現在のリターンだと楽天バランス均等型に劣っているんですが、それでも利回りとしては十分ですし、暴落時の耐性もしっかり見せてくれた商品です。

目立たないんですが、年金を運用しているGPIFと同じポートフォリオだったりするんですよね。

関連記事俺たちのGPIF!3ヶ月で約5兆円のリターンを叩き出すw

※リンクは新しいタブで開きます

 

ちなみにGPIFはアメリカのITバブル崩壊、リーマンショック、チャイナショック、コロナショックなど様々な困難を受けながら、20年での利回りは3.09%と非常に安定した数字を残しています。

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今は米国株一強の時代が続いていますが、2000年から2010年くらいまではパッとしない時期がありましたね。

ニッセイ4資産均等型は日本株25%、日本を除く先進国株25%となっております。アメリカ比率が少ないので、今後米国株が低迷し、他エリアが強い時代がやってくるとすれば楽天バランス均等型を上回るんじゃないかな、とも思います。

とくに2007年のリーマンショック前などはアメリカはもうオワコンで、これからはヨーロッパのような成熟した経済圏が世界をリードすると言われるような状況でした。

1ユーロ170円という海外旅行には恐ろしい時代でもありましたね。

景気が循環するのと同様に、株価が強い国も循環するのも世の常かも知れません。バブル崩壊以降、日本株もずっと冴えない状況でしたが今は好調ですね。決してポテンシャルがないわけではないですし、4資産均等型の真価が見られるのは今後10年だったりするのかも。

 

完璧な商品というのはありませんが、

  • 2018年の下落局面で買い増しができなかった
  • 2019年の上昇局面で予定通りリバランスできなかった
  • 2020年のコロナショックで買い向かえなかった

という人はけっこう多いと思うのです。

こういった時、やはりバランスファンドは楽で良いな、と。当サイトが初心者にバランスファンドをおすすめする理由はこのへんにありますね。

ななし
ななし

来年はニッセイ4資産均等型の活躍を見てみたい。

おわりに|今後も長期ウォッチをしていきたい

管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。

しかし実際に保有をしてみると

  • やはりバランスファンドは良い
  • 株式100%でなくリバランスできるように現金や債券を保有しておこう

となるので今後もウォッチしていこうと思います。

 

S&P500も過去最高値を更新しました。チキンな管理人はいつ風船が弾けるかビクビクしていたりします。。

とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。

お読み頂きありがとうございました。

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関連記事です。

15年以上投資をして分かったこと|不労所得を手にすることが一番大切だった【海外ETF】

投資信託は完全ほったらかしで資産形成ができるので、つみたてNISAを使った投資が最強と思います。

しかし管理人はアホなので、年々豊かになってくるというのが分かりませんでした。

そういった意味では配当を強制的に受けとる海外ETFは金額の大小に関わらず、資本主義を体感しやすい良い商品と思います。

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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