まさかの全世界高配当投信が信託報酬0.165%(税込)で登場します。高配当オルカンは待ち望んでいた人多いのではないでしょうか。
知ったのはいつもお世話になっているみらいさんのtweet。ホントどこでこういった情報を知るんでしょうか。。
新しい投信キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
▼アムンディ・オールカントリー・高配当株
✅投資対象:全世界の比較的高配当な株式
✅信託報酬:0.165%(税込)
✅運用開始:2024年6月28日高配当オルカンは新しい!年4回分配で分配金が出てくると思う。外資系ファンドだけど人気出るかも👀
⬇️続く pic.twitter.com/DPi9OeGmah
— みらいよたろう@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭🍤 (@instockexnet) June 10, 2024
プレリリースはこちら。
外部リンクアムンディ・インデックスシリーズ
恥ずかしながらアムンディという運用会社はあまり知らなかったんですが、欧州の企業で世界トップ10の一社の様子。
NISAの市場が大きいからインデックスで本格参入してきたのでしょうか。
では、一緒に商品構成を見ていきましょう。
高配当オルカン爆誕!アムンディ・オールカントリー・高配当株が信託報酬0.165%で登場
商品スペック
商品名称 | アムンディ・オールカントリー・高配当株 |
連動指数 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックス(税引後配当込み、円換算ベース) |
信託報酬 | 0.165%(税込) |
運用開始 | 2024年6月28日 |
販売会社 | SBI証券、マネックス証券 |
オルカンに比べると信託報酬が高く感じるかもですが、珍しい指数ということもあり、これでも十分過ぎるレベル。
たぶん海外ETFでも同じくらいのコストがかかってそう。(配当貴族ETFとか0.2%くらいなので。)
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックスはマニアック過ぎて出ることはないと思っていたのですが、まかさの全世界高配当投信が可能となりました。
VYMI(VYMでなくインターナショナルのIが付きます)という米国以外の高配当に投資できる海外ETFがあったのですが、日本では買えなかったので、これは胸アツ。
マニアック過ぎる商品で、検索したらうちのブログが出てきましたw
年4回の分配金をどう捉えるか
高配当オルカンことアムンディ・オールカントリー・高配当株は年4回の分配金が出ます。海外ETFみたいですね。
信託報酬的にタコ足するような商品ではないと思いますが、再投資する場合、普通にオルカンを買ったほうが効率良いかな、と。
ただ、資産形成もある程度できており、老後のキャッシュフローを増やしたい人には最適かも知れませんね。
海外ETFを使うと3重課税問題がありますが、投資信託だと2重課税で済みますし。
ちなみにヨーロッパは配当課税がそこそこ高いです。
スイス35%、フランス25%・・・
とはいえ、イギリスが0%なので、全世界で見ると許容範囲かと。(ちなみにアメリカは10%を取られます。)
投信内でうまく二重課税調整をしてくれてたら良いんですけどね。
しかし配当利回りは魅力な水準です。
純オルカンや日本株に比べると魅力的な配当利回り
オルカンや日本株が2%ちょいに比べると全世界高配当は3.8%程度あるので、やはり魅力です。
ちなみにオルカンで配当を貰いたい場合、2559という東証ETFを買うのも良いですね。
関連記事【2559】グッバイVT?東証で全世界株式ETF(信託報酬0.0858%)爆誕
管理人も保有しています。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックス
連動指数はこちら。
先進国23ヵ国と新興国24ヵ国の株式で構成されるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの中から、配当利回りの高い銘柄が抽出された指数です。
配当利回りの高さだけでなく、配当性向、配当の 継続性、ROE、負債/自己資本比率、収益の変動性などを勘案したうえで銘柄が選択されています。
単純な配当利回りだけでない、というのは分かりますが、細かな条件が分かりにくいですね。
しかし新興国まで含めて高配当へ投資できるのは嬉しい。
上位銘柄だけでも調べたかったんですが、今のGoogleだと探せませんでした。(企業ドメインばかり出てきて個人のマニアックな記事は全然出てこなくなったので。)
セクターウェイト、国別ウェイト
純オルカンより米国比率が減ります。
セクター比率は生活必需品、金融、ヘルスケアが大きいです。上位3セクターで半数くらいを占めます。
どこで買える?→SBI証券とマネックス証券で購入可能
現時点ではマネックス証券とSBI証券で買えます。
ネット証券で拡販していかない理由はないので、そのうち楽天証券でも買えるようになるかと。
オルカンと高配当オルカン、どちらが良い?
ドル建てになりますが、オルカンの指数と同名のACWIという海外ETFとの比較です。
コロナショックまでは似たり寄ったり。
それ以降はグロース相場なので、高配当系は軒並み負けます。
GAFAM、今だとM7比率が全てを決めます。
とはいえ、相場は循環するので安いうちに仕込めると思ってるくらいで良いのかも。
注意点としては高配当=成熟企業だから暴落に強いではない、ということ。暴落のときはオルカンと同じくらい下落すると思います。(ちょっとマシ程度で考えておくと良いかと。)
おわりに|アムンディ・オールカントリー・高配当株で全世界の高配当に投資ができるようになった!
まとめを貼って終わりにします。
商品名称 | アムンディ・オールカントリー・高配当株 |
連動指数 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックス(税引後配当込み、円換算ベース) |
信託報酬 | 0.165%(税込) |
運用開始 | 2024年6月28日 |
販売会社 | SBI証券、マネックス証券 |
- 年4回の分配あり
- ここ数年は純オルカンに劣る(M7比率低いから)
- 金融危はオルカンと同程度下がる
- キャッシュフローを増やしたい人は良いかも
信託報酬が安いのは嬉しいですね。
全世界の高配当に投資したいと思っていた人には最高の商品かと。
投信環境はどんどん良くなっています。
自分のコア商品を決めて、お互いコツコツ投資を頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
応援クリックをして頂けると毎日更新する励みになります。
にほんブログ村
宝くじ当たったらコレと債券買って配当だけで生活したい!という読者様からの応援ポチをお待ちしております。管理人が思ってしまったことですw
関連記事です。
【2559】グッバイVT?東証で全世界株式ETF(信託報酬0.0858%)爆誕
全世界高配当がまさか海外ETFでなく日本の投信で買えるようになるとはホント驚きです。
意外と読まれている記事