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ついに金融所得課税?今のところ気になる点など

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金融所得に対する不公平感を埋めるため、健康保険料等で回収する案が出ているようでTwitter(X)が燃えていました。

記事はこちら。

外部リンク金融所得で保険料増を検討 医療介護、不公平見直し

※リンクは新しいタブで開きます

すでにSNSで読んだ人も多いかも知れませんね。

ついに来たか、という感もありますが、今の状況確認などをウェブログとして記事に残そうと思います。

 

SNSは燃えすぎているので、個人的にフラットな対応と思ってるNightwalkerさんの記事もご紹介します。

たぶん、このくらいの温度感のほうが良いです。

外部リンクえっ?金融所得にも社会保険料?

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では、一緒に見ていきましょう。

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ついに金融所得課税?今のところ気になる点など

まずは記事引用を。

自民党は、所得に応じて徴収される医療や介護の保険料の算定に、株式配当などの金融所得を反映する仕組みの徹底に向けた議論を始めた。25日、プロジェクトチームの初会合を開いた。現在は確定申告をした人のみ保険料に反映され、不公平との指摘があった。見直しによって未申告だった人の保険料が増える可能性がある。算定の事務を担う自治体の負担が増えるなど課題も多く、2028年度までに可否の検討を進める。

高齢化によって膨らむ医療や介護の費用を賄うため、金融所得を踏まえて保険料負担を増やし、社会保障制度の持続性を高める狙い。政府が23年末に決定した社会保障の改革工程表にも検討方針が明記された。

※太字・装飾は管理人がしました。

 

まだ議論の段階ですが金融課税への橋頭保という感じでしょうか。

確定申告のヤツは総合課税でやった場合にお得だったヤツとの不公平感だと思うので、今のところは慌てる状況ではないものの、どうせ金融資産把握して、保険料底上げとかやってきそうだな、とは感じます。

住民税非課税になるように所得をコントロールして配当を貰っていたFIRE民はダメージかも。

今のところ給与所得者かつ社会保険加入者にはノーダメージ。(サラリーマンの保険料は給料で決まり、副業や株式などは反映されません。翻って自営業者、フリーランスといった総合的に課税される人はそこの収入に配当を入れないと不公平、という意見がある、という感じ。)

なので、今回はここを閉じに来たのかな、と。

自分は徴収の対象なの?と不安な人は九条さんの記事を読むと分かりやすいかと。

外部リンク”金融所得で社会保険料増”を試算する 影響を受けるのはだれ?

 

普通にやってたら株式は分離課税なので、20.315%以上取りようがないと思うんですが、とりあえずTwitter(X)は今も燃えている様子でした。

理由としては、この次に狙われるのが自分たちの資産だからですかね。

今回は総合課税だったものの、金融所得がある人は保険料値上げを企んでるのは隠す気がないので。

高齢化によって膨らむ医療や介護の費用を賄うため、金融所得を踏まえて保険料負担を増やし、社会保障制度の持続性を高める狙い。

 

どうやって分離課税のものを保険料負担させるか不明ですが、カンタンなケースだと、配当利益、譲渡益を30%に上げて、その分は保険料に充てるとかはありそう。

国民の理解も得やすいので。

これやっても税収としては1000~2000億くらいで焼け石に水なんですけどね。。

どうしてもやりたいんでしょうね。

 

こっちは税金盗られた後でリスクを負って投資をしたんだ。それを不公平を理由に課税とか盗賊と変わらんな、と思ってtweetをしようとしたら、すでにちゅり男先生が切れてくれてましたw

二つともバズってて草w

ワイもtweetしたかった。

 

財務省とは制度化された盗賊のことだ

とか呟こうかな。

でも銀英伝好きな人少なそうだしなぁ。

 

ちょっと話は変わって、Nightwalkerさんの記事から。

この温度感、大切と思ってます。

 

小出しはやめて欲しい

金融所得にまつわる改革課題は、他にもあります。たとえば、「金融所得の課税強化」とセットで議論すべき「譲渡益の総合課税」とか「譲渡益に対する控除」などなど。

年金の問題とも絡みます。たとえば、社会保険料を減らそうと年金受給を減らして(たとえば繰り上げ受給とか)、その分金融所得を増やす戦略をとってしめしめと思っていたら、とんでもないトラップが待ち受けていたとか。

これらをセットで総合的に考えないと正しい答えが出せません。小出しは止めて欲しい。

ひょっとして、増税なんとかと呼ばれるのがイヤで社会保険料に話をそらしてるのかしら(笑)。かといって、金融所得のある人=金持ち=わるもの=社会保険料払って当然、みたいな発想のリベラル系野党も当てにならないしなー。

総合的に考えるの大切ですよね。

一方的に増税のことばかりでなく対案的なものも用意して欲しいところ。

今の段階で金融課税をバンバン言ってるとせっかくNISAで膨らんだ投資気運が無散してしまいそう。。

Nightwalkerさんの

たとえば、「金融所得の課税強化」とセットで議論すべき「譲渡益の総合課税」とか「譲渡益に対する控除」などなど。

とかですね。

金融所得に課税するのは良いけど、

  • 譲渡益を総合課税にする(年金暮らしの人が利確してもダメージ少ない)
  • 譲渡益に対する控除(年間300万円=一般人の生活費までは控除)

みたいな対案を出さないと、いつまでたっても政治不信はぬぐえないのではないでしょうか。

いまの政府だと国民から何としてでも税金を毟り取りたい、でもお金持ちに不評だと怖いから、文句言わない層から狙い撃ち、みたいな感じがするんですよね。

本当に金融課税をかけたいのは、配当だけで数十億円貰っているのに分離課税といった大金持ちのはずなのに、単純に庶民を困らせる政策しか考えていないような。。(もしかして自民党は国民を苦しめたいだけ?)

 

なので、小出しはやめて総合的な判断ができるようにキッチリとした法案をだして欲しいです。

  • メリット・デメリットはこうです
  • 円安放置すると皆さんの苦しみはこれくらいです
  • 代わりに金利上げると住宅ローンこれくらい上がって詰む人がこれくらい出ます
  • なので庶民はこれくらいの痛みをお願いします
  • 代わりに自民党もこれくらいダメージを負います

くらいのことをお願いしたいんですが、難しいんでしょうか。

 

とはいえ、投資をしないと詰む可能性も大きい

政治に文句はたくさんあるものの、ここらへんは選挙行くしかありません。

代わって自分たちができることと言えば、しっかり稼ぐことと投資くらいでしょうか。節約し過ぎると経済冷えてるのにコストプッシュインフレで自分たちにダメージ大きそうなので。

円安は大変ですが、海外投資をしている私たちには恩恵も大きいですね。

158円は34年ぶりの水準で、今後どうなるか分かりませんが、コツコツと投資をしてきた人にとっては追い風。

円貯金だけだった自分を想像すると怖いものがあるのではないでしょうか。

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今後200円を目指すのか不明にしても、全世界に通貨分散できるオルカン、ドル円に直結するS&P500などに投資している人と、貯金だけの人とでは大きな差になってくるでしょうし。

投資してなかったら管理人は詰んでただろうな、と思います。

 

NISAは非課税なので、これを埋めるだけで十分な資産形成もできますしね。(ここに課税してくるとかなったら皆で一揆しましょう。)

もし米国経済が崩壊して円高に一転したとしても、それはそれで仕込み時ですし、30年後とかに使うNISAなら気にする必要もないし、したらダメですし。

 

というワケで管理人は金融課税も円安も関係なく、当初の予定通り、月20万円オルカンを買うという面白くもない作業を続けます。

それには本業あってこそなので、お仕事頑張りつつ、投資も続けて、足りない分は副業しつつ、でええかな、と。

 

長くなってきたのでそろそろ終わります。

今日はついに金融所得課税?今のところ気になる点など、というお話でした。

ホントに大変な時代を生きていますが、自分たちにできることを一緒に頑張っていきましょうね。

投資を続けてる私たちの未来はきっと明るいと思いますよ。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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