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【朗報】東証でHDVが買えるようになる!【2013 iシェアーズ 米国高配当株 ETF 】

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iシェアーズから新しいETFが3つ登場します。そのうちの一つは東証版HDVなので人気がでるのではないでしょうか。

知ったのはいつもお世話になっているみらいさんのtweet。

ソースはこちら。

外部リンク配当に着目した米国株式および米国短期債券を投資対象とする 計3本のETFを1月18日に東京証券取引所に上場予定(PDF)

ちなみにですが2013円建てHDVは新NISAの成長枠に対応しているようです。

 

では、資料も含めて一緒に見ていきましょう。

せっかくなのでHDVの紹介もします。

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【朗報】東証でHDVが買えるようになる!【2013 iシェアーズ 米国高配当株 ETF 】

まずはプレリリースの画像から。

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気になるのは2013 iシェアーズ 米国高配当株 ETFですね。

連動指数はMorningstar配当利回りフォーカス指数でHDVと同じです。たぶんHDVを買うだけのETFになる気がします。

信託報酬は0.121%程度。

本家HDVの経費率が0.08%ですが東証で買えるメリットを考えると十分あり。

 

2014 iシェアーズ 米国連続増配株 ETFは見たことない指数なのでVIGみたいなものかと思っていたらDGROというETFがあるようです。

詳しくはみらいさんのtweetにて。

VIGよりバリュー寄りとのこと。

人気出る予感はないので買うのは勇気がいりますねw

 

ちなみにですがブラックロックは過去に東証版HDVを出していたことがあり、しかも償還されたこともあります。

当時償還された銘柄はこちら。

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ソースはこちら。

外部リンクiシェアーズETF-JDRシリーズの信託終了(上場廃止)のお知らせ

※リンクは新しいタブで開きます

 

さて、久しぶりにHDVの紹介をしていきましょう。

 

HDVの上位銘柄

2023年12月14日時点の上位銘柄です。

XOM EXXON MOBIL CORP エネルギー 7.23
VZ VERIZON COMMUNICATIONS INC 通信 6.74
JNJ JOHNSON & JOHNSON ヘルスケア 6.31
ABBV ABBVIE INC ヘルスケア 6.16
CVX CHEVRON CORP エネルギー 5.36
KO COCA-COLA 生活必需品 3.99
PEP PEPSICO INC 生活必需品 3.72
IBM INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CO 情報技術 3.68
MO ALTRIA GROUP INC 生活必需品 3.6
WFC WELLS FARGO 金融 3.58

有名どころが中心で、金融少なめで、エネルギーが多めになります。VYM、SPYDなどは金融が多めなので高配当ETFといっても特色がありますね。

セクター比率も見ておきましょう。

 

HDVのセクター比率

セクター 保有比率(%)
エネルギー 20.74
ヘルスケア 19.14
生活必需品 14.33
公益事業 10.44
金融 9.74
通信 9.39
情報技術 9.24
資本財・サービス 3.57
素材 2.36
一般消費財・サービス 0.69
キャッシュ、デリバティブ等 0.35

エネルギーが多いので市況に左右されやすいですが、ヘルスケア、生活必需品も多いので何だかんだでVYMとSPYDの中間みたいな値動きのイメージ。

実際ここ5年はそんな感じでした。

REIT等不動産を含まないのも特色。個人的にはかなり安定運用と思っています。(悪く言えばリターンはそれほどでない。)

 

HDVを構成する2重の堀

HDVは75~80銘柄くらいで構成されます。それゆえネットでは少数精鋭や、モーニングスターのアクティブファンドとも言われていますw

  1. モーニングスター・エコノミック・モート評価
  2. モーニングスターデフォルト懸念スコア

このダブルチェックによって、構成銘柄が決定されます。

エコノミック・モート評価については後述。

デフォルト懸念スコアというものが出てこないので少し困っています。この項目の中に、金融やREITなどを外す基準になっていたと思うのですが残念。。

 

ちなみに回転倍率も良く言われており、実際に銘柄入れ替えは結構されているのですが、ETF内でのリバランスや銘柄入れ替えに掛かる経費はありません。

実際には何かうまくやっているのですが、実際にかかる経費率が年間0.08%という数字は全て含めたものになりますので。

シーゲル派と呼ばれた人達が当時2ちゃんねるで詳しく書いててくれたのですが、ネットの深海に沈んで浮かんできません。

 

HDV 一つ目の堀:エコノミック・モート評価

一つ目の堀として、ワイドモート、参入障壁が強力な銘柄が抽出されます。バフェットが好きそうな言葉ですね。シーゲル派の人も大好きな言葉の一つでしょう。

モーニングスターの選出基準は大きく分けると以下のようなもの。(翻訳頼り…)

  • ネットワーク効果(より多くの人々がサービスを利用するにつれて、新規ユーザーと既存ユーザーの両方にとって会社のサービスの価値が高まる)
  • 特許、ブランド、規制上のライセンス、およびその他の無形資産
  • コスト優位構造的な業種や企業
  • 切り替え費(会社の製品の使用を中止するのが高すぎたり面倒なもの)
  • 効率的なスケールニッチ市場が1社または少数の少数の企業によって効果的にサービスを提供されている

 

HDV 二つ目の障壁:モーニングスターデフォルト懸念スコア

ここがモーニングスターの腕の見せ所であり、配当が持続可能な厳選銘柄を分散投資してくれる部分なのですが、基準が探せず申し訳ございません。

ただ、意外とバッサリと銘柄を入れ替えており、JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)などは数年前は外されていました。

アカンようになるGEも事前に排除していたりするのでアメリカのエリートに運用を任せているような感じでしょうか。しかも経費率0.08%と超格安で。

 

東証HDV 2013は二重課税調整に対応

スペック的には申し分ないので、二重課税調整を対応してくれるかどうか、と考えていたところ、こちらも対応と考えうる限りパーフェクトなスペック。

詳細はみらいさんのtweetにて。

x.com

これは買って応援しなきゃ、ですね。

 

高配当ETFで人気のVYM、SPYDとの比較も見ておきましょう。

 

HDV、VYM、SPYDの比較

大きな特徴を比較しました。

高配当ETF VYM SPYD HDV
銘柄数 400 80 75
経費率 0.06% 0.07% 0.08%
特徴 銘柄数多め
時価総額加重
均等分散
配当多め
優良高配当

ざっくりイメージは掴めるかと。

 

実際の5年チャート比較も見ておきましょう。

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緑:VYM 青:HDV 赤:SPYD

何だかんだでVYMが強いですね。時価総額加重すごい。

HDVはVYMとSPYDの中間みたいな感じ。

高配当=ディフェンシブのイメージがあるかもですが、コロナショックでは40%近い下落をしました。SPYDにいたってはS&P500より下落した記憶。

もちろん配当も出るので再投資すればリターンは改善されますし、バリュー株優位のターンが来れば状況は変わってくるかな、と。

個人的にはリターンが欲しいなら投資信託でS&P500を買う、配当が欲しいならETFという使い分けが良いかと。

投資信託を老後に取り崩せばええやん、という考えもありますが、やはり配当としてキャッシュフローがあるのはメンタル全然違うので。(インデックス主流派の人に怒られそうだけどw)

勝手なイメージとしては自分で果樹園を持つのが高配当ETFと思っています。

 

雑談が増えてきたので、そろそろ終わります。

詳しく高配当ETFの比較を知りたい方は下記を読んでくださると嬉しいです。

関連記事【初心者向け】VYM、SPYD、HDVのセクターを改めて比べてみた

※リンクは新しいタブで開きます

おわりに|東証版HDVである2013 iシェアーズ 米国高配当株 ETFを今後も応援していきたい

個人的には一般口座で古くからHDVを持っているので東証版HDVは応援していきたいと思います。

二重課税調整も嬉しいですね。

そして人気が出て、VYMと同じ指数を持った東証ETFの登場も・・・と妄想が広がります。

 

どんどん良い商品が登場していますが、腹落ちした商品を買いつつ、お互い資産形成を頑張っていきましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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