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「東証ETF vs 普通の投資信託」どっちが有利?

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アエラで二重課税調整を使った東証ETFと投資信託のどちらがトータルリターンが得かというマニアックな特集をやっていました。

個人的に参考になったので記事にてシェアします。

記事はこちら。

外部リンク「東証ETF vs 普通の投資信託」税金含め10年検証、新しいNISA試算も<東証協力>

※リンクは新しいタブで開きます

ちなみに上記は特定口座での話です。

新NISAの場合、配当再投資をしようとすると非課税枠を自分で喰ってしまうので、個人的には投資信託をおすすめします。

関連記事【新NISA】高配当投資だと損?新NISAでは投資信託が最適と分かるグラフ

※リンクは新しいタブで開きます

 

では、一緒に見ていきましょう。

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「東証ETF vs 普通の投資信託」どっちが有利?

結論:東証ETFが有利

下記の3点が前提条件です。

  • S&P500に連動する東証ETFと投資信託を元本100万円で10年運用
  • 分配金や売却益に20.315%課税となる特定口座で購入
  • S&P500が毎年5%ずつ上昇、分配金利回りは年1.5%と仮定

ちなみに東証ETFは二重課税調整がされている商品。投資信託はとくに商品名は書かれていませんでした。

イメージとしてはMAXIS S&P500(2558)とeMAXIS Slim米国株式を思えば良いかと。

 

で、結論なのですが配当再投資後、税金を払いきった状況を見ると東証ETFの方が結果は良かったです。

画像にて確認してみましょう。

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※字が小さく見にくくてスミマセン。。

東証ETFは100万円を10年運用して税引き後の手取り額1,493,714円。

配当(分配金)は課税後に再投資してます。実際にはちょうど1株だけ買うのは無理なのでシミュレーション上なのでご注意ください。

 

お次は投資信託。

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投資信託は100万円を10年運用して税引き後の手取り額1,481,796円。

こちらは投資信託なので自動で再投資されてます。

 

さて、両社を見比べると・・・

東証ETF 1,493,714円

投資信託 1,481,796円

差額 11,918円

100万円投資して、10年後に約1.2%ほどの差になります。

 

さて、この差はどこから来るのでしょうか。

 

東証ETFが投資信託に勝つのは二重課税調整があるから

両者の差は米国で取られる二重課税から生まれます。

米国株の二重調整とは?

まず米国内で租税条約に基づいた税率で源泉徴収されます。米国の税額が差引かれた金額に対して日本国内でも課税されます。米国株式の場合、米国と日本で二重に課税されています。

それを避けるため、確定申告で「外国税額控除」を受けることができます。(非課税取引(NISA)については外国税額控除を受けることができません)

 

アエラの記事を引用しましょう。

東証ETFの場合、S&P500の「米国でかかった10%の税金」は自動的に二重課税の調整がされるというメリットはある。

一方、通常の投信は「米国の税金10%が差し引かれたうえ」で、残り約9割の分配金が再投資に回っている。

税金による分配金の目減りは東証ETFが約20%、投資信託が10%。この「分配金にかかる税金の差」がパターン2とパターン3における売却直前の評価額(1)の差、約2万5000円の正体である。

投資信託では二重課税を回避できないんですね。

なぜか最後の差額が25,000円になってますがスルーします。

 

楽天証券から二重課税調整についての分かりやすい画像など。

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出典:投資信託等に係る二重課税調整について

画像では投信とありますが、eMAXIS Slim等は分配をしないので仕組み上、二重課税調整をできないのかな、と。

じつは内部で二重課税調整されてるよ、という情報がありましたら、どなたか優しく教えてください。

 

数年前、配当分だけ分配金を出して二重課税調整できる投資信託とか流行るかもなぁ、とか思ったのですが全然流行りませんでした。

というか、投資信託内でも二重課税調整をしてくれる仕組みを希望したいところ。

 

これは特定口座(課税口座)の話ですが、では新NISAだとどうなの?となりますよね。

ここらへんも見ておきましょう。

 

新NISAでは東証ETF、投資信託、どちらも一緒

じつは新NISAで東証ETFを使うとちょっと損します。

画像で見ていきましょう。

東証ETFを新NISAで再投資した場合。

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最終1,604,625円。

 

投資信託を新NISAで再投資した場合。

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こちらも最終1,604,625円。

 

あれ?なんで?

と思うかもですが、非課税口座だと二重課税調整はされないようです。

 

アエラの記事より引用です。

あれ、でも東証ETFは分配金にかかる米国の税金10%が調整される分、投信より有利だったのでは?

「NISA口座で買った場合、東証ETFも二重課税の調整はされません。調整されるのは特定口座で買った場合です」

なんと。さすが公平・中立の東証。都合の悪いことも言う。ということで、NISAでは、分配金にかかる米国の税金に関しても投信と東証ETFの条件は同じになるのだ。勉強になった。

 

これは管理人も初めて知りました。

そういえば一般NISAを使うと海外ETFでの二重課税取り戻しできませんでしたね。新NISAで外国株式の東証ETFを買うときは上記に気を付けておきましょう。

 

おわりに|東証ETF vs 普通の投資信託、特定口座だと東証ETFが有利

特定口座だと二重課税調整をしてくれる分、東証ETFのほうが有利でした。

しかし新NISAでは二重課税調整ができないので、どちらも一緒になるので注意が必要ですね。

 

というワケで今日は「東証ETF vs 普通の投資信託」どっちが有利?というお話でした。

新NISAが始まったら腹落ちした商品をコツコツ買っていくのが良いですね。お互い頑張りましょうね。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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