長期ウォッチ用に保有している投資信託を定期確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば4年を超えました。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。(バランスファンド中心で6万円→8.3万円と大満足。)
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論】
円安と堅調な株価によってオルカンが前回比+6.0%と大幅回復。結局オルカン持って寝ているのが一番や、となってしまう展開でした。
株や為替は日々すごい勢いで動いているように感じますが、下がり過ぎたら上がるし、結局は企業が生み出した価値や金額に収れんするのかな、と。
使うのはもっと先の老後であり、趣味投資はアトラクションとして楽しみつつ、自分の資産は気にせず普段の生活を楽しむのが良いですね。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
結局オルカン最強となってしまう一ヶ月【長期ウォッチ投信】
ファンド名 | 損益% | 評価額 | 先月比% |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 32.54 | \13,253 | 1.78 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 55.15 | \15,516 | 2.89 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 80.61 | \18,061 | 6.09 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -3.73 | \9,628 | 0.70 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 35.67 | \13,567 | 2.75 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 30.49 | \13,048 | 2.96 |
オルカンは先月比+6.09%と大幅増。
珍しく国内債券も上がって全商品がプラスになっていました。
Slim8資産バランス、3地域均等株式は新興国の影響なのかニッセイ4資産均等型、楽天バランス均等型に比べると回復が少なめ。
国内債券はデュレーションが長いので金利低下局面になれば回復は大きいですね。景気悪くなると一気に回復するかもですが、わざわざリスク背負ってまで持つ必要はなく、個人向け国債変動か定期預金で良いと思います。
その他、オルカン、バランスファンド含め、本来持っているリスクの範囲内の動きです。
アメリカのインフレが落ち着けば全体的に良いセンいくのではないでしょうか。
ニッセイ4資産均等型は何だかんだいって強いですね。
とはいえ、4年ホールドしているだけでバランスファンドは30%前後、オルカンだと80%超のリターンです。
何だかんだでコレが一番強いと思います。
その他思ったことなど。
NISAが統合されて、戦略が大きく変わるかも。。
今まで非課税口座の商品は一度売ってしまうと非課税枠は回復しませんでした。しかし生涯上限というのが出てきたことで、売却をしても上限枠以内であれば再度購入ができるというもの。
こうなってくるとNISAでオルカン買って、現金でバランス取ってるのがええんじゃないかな、と。。
リバランス面倒な人はニッセイ4資産均等型や楽天バランス均等型も良いと思います。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは約4年で利回り80%となりました。
本来の株式リターンを考えると5回連続でサイコロ高めが出た感じです。買ったタイミングもラッキーでした。
国内債券インデックスは金利上昇局面でしばらくマイナスが続きそうです。しかし暴落となった時はコイツより頼りになる投信はありません。
現金と何が違うの?と思うかもですが、コロナショックのときは一気に+1.2%とかになっていました。
金融危機にリターンが出て、そのタイミングでリバランスを考えると、単品で持つよりもバランスファンドの中に入っててくれると助かる商品ですね。
ちなみにコロナショック前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
3年前でさえ「もう株価は限界だ…」と暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 80.0%
バイアンドホールド最強ぅ!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
青色:オールカントリー
ピンク:楽天バランス均等型
緑色:ニッセイ4資産均等型
上述しましたが持ってるリスク通りの感じですね。
バランスファンド対決では為替ヘッジで離れたり近づいたりです。
それにしてもオルカン強すぎですね。。半面、円高・株安になったときの覚悟もしておきましょう。(管理人は諦めて積立して忘れておく予定。)
ただ、永遠に上がり続ける相場は無いし、株式の平均リターンは超長期で6.7%と考えるとバランスファンドが輝くターンもきっと来るでしょう。
しかし、ここ数年相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫だった人も多いのではないでしょうか。
今思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろ的な何かがあったと思います。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
しかし2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:80.6%(先月74.5%)
- 楽天バランス均等型:30.4%(先月27.5%)
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年7%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。
雑談ですがアクティブ運用してるとS&P500ベンチマークは嫌になるほど強いです。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要
オールカントリーを持っているだけで約4年ちょいで80%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金だけで十分なんではないでしょうか。。
おわりに|結局オルカン握ってるだけでええやんとなる一ヶ月だった
管理人は新NISAの非課税枠をオルカンですべて埋めます。つみたてNISAではS&P500でしたが非課税無期限となったので方針転換がありました。
実際にオルカン保有してみると
バイアンドホールド最強
を感じる月でもありました。
過去にコロナショックがあっても4年経てばそこそこリターンが期待できるのが分かりやすくなってきました。あとはTPOIXが1/4も入ってるニッセイ4資産均等型ってどうなの?と思ってましたが抜群の安定性だなぁ、とか。
今月は回復したものの、まだまだ油断できない市況が続きます。
しかし暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。
悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。
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