楽天証券が国内株式単元未満株取引サービス「かぶミニ™」をスタートします。
日本株を買おうとすると100株単位、1000株単位という単元取引が中心です。しかし、けっこう資金もかかってしまう。。
原則として株式議決権、優待はないものの1株単位から買えるのが単元未満株という制度です。
SBI証券やマネックス証券ではすでにS株、ワン株などの名称で同様の制度がありましたが、楽天証券がやっと追い付いたという状況です。
ただし後発なので企業努力をしてきました。
各社サービスと比較を見てみましょう。
出典:ITmedia NEWS
スマホだと見にくいかも。すみません。。
SBI証券、マネックス証券だと買付無料、売却時は手数料0.55%(最低52円、55円)というのが主流。今回、楽天証券は踏み込んで買付無料、売却時は0.11%(最低11円)と低コストで切り込んできました。
また、他大手二社にないメリットとしてリアルタイム取引、ポイント投資が可能というのも魅力。
楽天ポイントで単価の安い高配当株などをコツコツ買うなどは面白いかもですね。
個人的に単元未満株は好きで、一時期は自分で好きな銘柄を買いまくって日本株クラスは自分でポートフォリオを作っていました。
SBI証券だと下記のように注文する時間帯で約定する時間が決まっていました。
午前中に注文すると12:30に約定といった感じで相場が荒れていると思ってもない株価になっている、ということも。
とはいえっても金額も少ないし、あまり気にしませんでしたけど。
しかしリアルタイムで取引できるようになるのは嬉しいですね。
ただし、メリットばかりではありません。
かぶミニでは0.22%のスプレッドが必要となります。
例えば1株5,000円の株式の購入代金はスプレッドが0.22%上乗せされて5,011円となり、売却時は0.22%減算され4989円、そこから手数料11円を引くと4,978円となるようです。
スプレッドを考えるとそこまでお得ではないような。。
証券会社 | 買付時 | 売却時 |
楽天証券 | 0.22% | 0.22%+11円 |
SBI証券 | 無料 | 0.55% |
マネックス証券 | 無料 | 0.55% |
高配当中心で絶対売らない派もいると思うので、そこまで人気は出ないかも。。
ちなみに単元未満株を積み上げていくと単元成りさせることも可能で、そうなれば、いちにち定額コースやアクティブプラン(50万や100万まで手数料0円)などで手数料ゼロで売ることもできそうです。
今のところ、リアルタイム取引ができるのも100銘柄と少ないのも寂しい状況。全体では1,000銘柄が1株から取引できますが寄付のみとなっています。
今後の充実に期待ですね。
スプレッドをどう受け取るかは別として、楽天証券でも単元未満株が取引できるようになったのは嬉しいところ。
とくに初心者には良い制度だと思います。
これからも他社と競い合いつつ、取引しやすい環境になっていって欲しいです。
今日は短いですが、楽天証券が「かぶミニ」開始というお話でした。
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せっかくだし単元未満株もやってみるかという人は下記よりどうぞ。
公式リンク:楽天証券
公式リンク:SBI証券
公式リンク:マネックス証券
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