ニッセイのS&P500に関するレポートが面白かったので記事にてシェアしようと思います。
記事はこちら。
外部リンク米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~
要旨は以下の3点です。
- 2022年の米国株式は、米国で収まらないインフレと急激な金利上昇や企業業績が弱含む中でも年後半は底堅く推移した。
- ただ、現時点で米国株式自体に割高感があることに加えて、2023年は米国企業の業績が一段と厳しくなることが見込まれる。
- 米国株式は2023年前半に米国企業の業績見通し引き下げに伴って下落し、S&P500種株価指数が2,800ポイントから3,600ポイント程度で推移することを予想する。
2023年前半に業績見通しが悪くなれば株価も下がり、S%P500は2800~3600ポイントで推移する様子。
2022年11月27日時点のS&P500は4026なので、最大30%くらいの下げを覚悟しておく必要がありますね。
S&P500が2019年くらいの時点に戻る感じですね。
最高値から見ると42%の下落で、さすがにダメージは避けられません。
管理人のリスク資産が1900万円ほどだったので、為替変動なしでも1330万円に減ってしまうのはしびれますね。。
円高も一緒に襲ってこられたら半額級もありそう。
1900万円 → 1330万円
文字にすると更に痛みが増しました。
さて、現状を画像で見ていきましょう。
出典:米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~
アメリカの長期金利が上がり、教科書通り株価が下がっています。
予想EPS(一株当たり利益)が下がりはじめ、予想PERも順調に下がっています。PER16倍なら割安感がありそうですね。
出典:米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~
EPS次第では当然株価も下がるという感じ。
PER16倍だと割安では無いけど割高でもない、と思ってしまいますが、記事によると現在の金利状況を考える必要がある、と。
株式のリスクプレミアムを見ると現在は割高な様子。
出典:米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~
で、業績予想を見てみると、これまた厳しそう。
出典:米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~
業績が下がれば株価も下がるでしょうし2023年は私たち個人投資家にとっても厳しい一年になるかも知れません。
インフレが終息しない場合、さらにもう一段落ちる可能性も十分にあります。
しかし逆にインフレが収まり、企業業績が底打ちすれば上昇局面になるかも知れず、今まで通り淡々と積立投資を続けるのが良さそうです。
最後に記事を書いていた金融研究部主任研究員 前山さんの引用をして終わります。
米国株式が筆者の予想通りに下落しても、慌てることなく余裕をもって気長にそのうち戻るのを待っていただきたい。長期投資の場合は慌てて売買しない方が、特に下落時に下手に売却しない方が結果的にうまくいくことが多いためである。
見方を変えると、2023年前半は2020年3月のコロナ・ショック以来の米国株式への絶好の投資タイミングになる可能性もある。投資余力がある方は米国株式が大きく下落した場合にそのタイミングで思い切ってさらに追加投資していただくと、長い目でみたときに資産形成がより進むことが期待できるだろう。
前山さんの言うとおり、慌てず余裕をもって気長に続けるのが良いかな、と。
また下落したとしても長い目で見たときには絶好の買い場になるし、コツコツ入金と投資を続けられるよう本業を頑張りたいと思います。
というワケで今日はちょっと短いのですが、S&P500が2023年前半に厳しい状況になるかも、というお話でした。
ピンチはチャンスと捉えてお互い頑張りましょうね。
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あとから見ると円安前にリバランスしてて大失敗なのですが、現金があると余裕が出ますね。
割安になったら資金投入していこうと思います。
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