長期ウォッチ用に保有している投資信託を定期確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば3年を超えました。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。(バランスファンド中心で6万円→8万円と大満足。)
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論】
10月中旬からの株価回復を受けてオルカンのリターンがダントツでした。何度も書いてますが基本はオルカンと現金(暴落対策費)のポートフォリオが気楽な気がしますね。
ニッセイ4資産均等型と楽天バランス均等型の差が徐々に開いてきました。ここらへん為替ヘッジがあるんだろうな、と思いつつ、円高に修正されたときに恩恵受けるし、投信なので米CPI直後の円高巻き戻しはまだ反映されていませんので来月の楽しみにしたいと思います。
低迷期というのは積立投資家にとって一番の稼ぎ時。悲観的になり過ぎず毎月淡々と買っていきましょう。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
株価回復を受けてオルカンが前回比
オルカン積立を始めたので数字だけでスミマセン。
ファンド名 | 損益(%) | 評価額 | 先月比% |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 32.19 | ¥13,219 | 2.49 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 49.9 | ¥14,988 | 2.43 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 76.7 | ¥17,051 | 6.20 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | -3.4 | ¥9,661 | -0.26 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 34.2 | ¥13,418 | 2.79 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 29.4 | ¥12,942 | 2.95 |
数字で見ると株式100%のオルカン圧勝の一ヶ月でした。
先進国株式、日本株、新興国株式の3均等はバランスファンド以下のリターン。ここらへん新興国株が重しになってる感がありますが、反対に米国株一人負けのときは期待できそうです。
米国株少なめなのでオルカンよりは低いものの、バランスファンドよりはリターンがあり、リスク通りの動きというところでしょうか。
国内債券はジリジリ金利の影響が出てきています。しかしデュレーションが長いので金利低下局面になれば十分回復するレベル。
バランスファンドを見ていると持っているリスク通りの動き。今は債券が足を引っ張っていますが、金利低下時には債券価格上昇、株価暴落時にはリバランスでそれなりのリターンに合わせてくるでしょう。
楽天バランス均等型は債券部分に為替ヘッジをしているので円高局面での動きはウォッチしておきたいところ。
とはいえ、3年10ヶ月ホールドしているだけでバランスファンドは30%超、オルカンだと70%超のリターンです。
何だかんだでコレが一番強いと思います。
その他思ったことなど。
下落局面での4資産均等型の安心感。オルカン+6.2%のところ債券含んでるのに+2.9%と上昇局面も取り逃しが少ないです。10年ホールドすれば負けナシは伊達じゃない。
GPIFポートフォリオすごい。。
保有して4年近くもなるとバランスファンドでもばらつきが出てきました。しかしリスクとリターンは想定通りな感じです。
バランスファンドは金利が上がると債券部分がダメージ受けますが、後々は金利リターンが増える、不景気で金利下がる時期は債券価格上昇と長期目線は焦らずいきたいです。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは約3年10ヶ月で利回り76.7%となりました。
本来の株式リターンを考えると期待値高めを4年連続で引いた感じ。買ったタイミングもラッキーでした。
国内債券インデックスは金利上昇局面でしばらくマイナスが続きそうです。しかし暴落となった時はコイツより頼りになる投信はありません。
現金と何が違うの?と思うかもですが、コロナショックのときはしっかり+1.2%とかになっていました。
金融危機にリターンが出て、そのタイミングでリバランスを考えると、単品で持つよりもバランスファンドの中に入っててくれると助かる商品ですね。
ちなみにコロナショック前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
3年前でさえ「もう株価は限界だ…」と暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 76.5%
バイアンドホールド最強ぅ!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
青色:オールカントリー
ピンク:楽天バランス均等型
緑色:ニッセイ4資産均等型
上述しましたが持ってるリスク通りの感じですね。
バランスファンド対決でも、楽天バランス均等型が4資産均等型に逆転されてジリジリ差が開き始めています。為替ヘッジありの影響ですね。
直近一年でみると分かりやすいです。
それにしても直近一年でプラスのオルカン強すぎですね。。半面、円高・株安になったときの覚悟もしておきましょう。(管理人は諦めて5年積立して忘れておく予定。)
ただ、永遠に上がり続ける相場は無いし、株式の平均リターンは超長期で6.7%と考えるとバランスファンドが輝くターンもきっと来るでしょう。
しかし、ここ数年相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫だった人も多いのではないでしょうか。
今思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろ的な何かがあったと思います。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
しかし2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:76.7%(先月70.5%)
- 楽天バランス均等型:29.4%(先月26.5%)
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年7%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。
アクティブ運用しててS&P500をベンチマークとか嫌になるほど強い。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要
オールカントリーを持っているだけで約3年10ヶ月で76%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金だけで十分なんではないでしょうか。。
おわりに|オルカンのバイアンドホールドの強さを実感した一ヶ月だった
管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。
しかし実際に保有をしてみると
バイアンドホールド最強
となった一ヶ月でした。先月あたりはしばらく下落だろうなぁ、とか思っていたのでそれもまた意外でしたし。
円高巻き戻しがきているとはいえ、チキンな管理人はこの風船がいつ弾けるかビクビクしていたりします。。
とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。
悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。
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