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シンNISAに合わせて昔からの保有している投信をどうしたら良いか?

お金と投資
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新しいNISAが少し前に話題になりましたが、非課税枠が増大すると投資戦略がすこし変わる人も出てくるかも知れません。

管理人などは満額40万円(つみたてNISA)で精一杯なのでどうしたものかな、と思案中だったり。

皆さまは非課税枠増えても投資額増やしたりできます?

ちなみに、ななし家はこのタイミングで新しい習い事が増えそうで投資どころではありません。赤字にならない生活が最優先という状況。

 

ちょうど読者様より質問を頂いたので記事にて回答させていただきます。

自分だったらこうするなぁ、と思いながら読んでくださると幸いです。

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シンNISAに合わせて昔からの保有している投信をどうしたら良いか?

読者様からのご質問内容

いつものように事前バリアを張っておきますが、管理人はホントに低能なので国語ができません。

また算数も怪しいレベルなので間違い等あれば優しい目で見て下さる、もしくはTwitterなどで突っ込み入れて貰えると助かります。

 

では、読者様からの相談内容です。

以前にもご質問させて頂きました、
ななし様のご助言通り、やって良かったと感謝申し上げます。いつも拝見させて頂き、勉強にさせて頂いております。
また、質問があり問い合わせました。
よろしくお願い致します。

私は、ニーサ前から始めた特定口座の毎月積立で複数ファンドを持っています。
今の状態は…
●eMAXIS 全世界株式インデックス…評価額約100万円で損益+40万円
●セゾン投信(Vanguardと達人)…合わせて評価額約540万円で損益+200万円
●eMAXIS NYダウインデックス…評価額約100万円で損益+40万円

その他、多数ファンド保有(少額)です。

どれも細々と何とか止めずに10年以上続けてきて、これから、複利効果を実感出来ると楽しみしているところですが…

2年後に始まるであろう新ニーサ(恒久化になる?)で、上記のファンドを移そうか、悩んでおります。

新ニーサが始まり次第、特定口座の積立はストップして、定期売却をしながら、新ニーサの方へ移そうかと考えておりますが。

それをすると、楽しみにしている複利効果を見られないのも残念のような気がします。

ちなみに私は51歳主婦パート(金融資産約2000万円•他米国ETFや株式優待用の現金)です。

移さないで、特定口座のまま積立継続が良いのでしょうか?

入れ替えとなると、51歳で積立スタートすると複利効果を実感出来るまでには時間が無いように思えます。

 

特定口座で持ち続けた場合、新ニーサ枠を空けとくのもどうかなとも考えたりします。

新ニーサに充てたいお金が、ほとんど特定口座で保有してるので、新たに積立出来るのは、パート代の毎月6万円位です。

すでに、iDeCoと積立ニーサは、毎月MAX額済です。

確か、ななし様も特定口座をお持ちのようですし、ご意見を頂きたく思います。

税金免除と複利効果とどちらを優先すべきでしょうか?
入れ替えるとなると、同じ口数を買えない可能性と、約20%の税金免除とどちらを取るのか…

新ニーサ枠を埋まる程の投資資金があれば、こんな悩みはしないとは思いますが、確定とは言えませんが、恒久化の文字を見ると考えてしまいます。

長文になりましたが、私のお伝えしたい意図は伝わりましたでしょうか?

まとまりのない文章ですみません。
よろしくお願い致します。

 

投資を諦めず続けてきた効果がしっかり出てきていますね。

私も長く続けてきたのを最近になってやっと感じられるようになってきました。

 

さて、まとめるとこんな感じでしょうか。

  • 新しいNISA制度ができたら非課税枠が増えそう
  • しかし今の入金力だと枠を埋めるのは難しい
  • 古い投信を売って非課税枠を利用しても大丈夫か?
  • 51歳なので今からだと複利を実感できるか心配

管理人も似たような状況なので、私はこうしようかな、と思っているというのをご紹介してみましょう。

 

シンNISA(勝手に仮名)の非課税枠が多ければ古い投信、ETFを売って枠を埋める

読者様の現在の収入だとiDeCoと現制度のつみたてNISA満額で、これ以上の入金は厳しいという状況でしたね。

管理人もつみたてNISA満額でこれ以上厳しいのは同じです。

というワケで管理人は投資信託や古くから持っていたETFなどを売却して増えた非課税枠に充てようと思います。

でも税金どうするん?

となりますが、管理人の考えはこちら。

 

税金を払ってしまうと複利効果は下がるけど、どっちみち取り崩すときに課税されるから税金の先払いで諦める

過去に買って利益の乗っている投信などを売ると課税はされちゃいますけど、将来取り崩すときは結局課税されちゃうので、先払いと思って諦めるのが良いかな、と。

将来、もしかすると30%課税とかになってるかも知れませんし。

未来が誰にも分からないなら今課税されても諦めるパターン。

 

ただ、管理人の古い資産は一般口座で確定申告が面倒なので悩み中です。。

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一般口座の保有状況20221109時点

円安パワーでVTも2倍になってました。

こういうの見ると長期保有で複利というのを感じると共に、税金払うの勿体ない・・・となりそうですね。

ただ、売ったから複利効果がなくなるワケではありません。(けっこう重要)

 

古い投信を売ったから複利効果が無くなるワケではない

読者様は

入れ替えとなると、51歳で積立スタートすると複利効果を実感出来るまでには時間が無いように思えます。

という心配をされていました。

ただ、入れ替えをしても大して複利効果はなくなりません。

完全に無くならないワケじゃなく、大して無くならない、ではありますが。。

 

お持ちの商品を例に出して計算してみます。

セゾン投信、540万円で損益+200万円

売却した場合、ざっくり200万円に課税され、利益は160万円。

トータル資金は500万円に下がりますが、40万円くらいなら、未来にも課税されるし全体で見るとトータルの7%くらいなので許容範囲かな、と。

 

少しずつ積み立てたものを少しずつ移管していく

あと一気にすべてを移し変えるワケでもないですよね。

少しずつ積み立ててきたものを、少しずつ移管していく感じになります。

時期によっては儲かってて税金いっぱいのときもあれば、暴落中で税金少なめのときもあるでしょう。

非課税枠がどれくらいか分かりませんけど、下落局面だけ多めに乗り換えておく、とかありかも知れませんね。手間ではありますけど。。

 

利確で税金を払うが低コスト投信で利回り改善も

セゾン投信(グローバルバランスファンド)の信託報酬はジリジリ下げてくれていますが、それでも年0.56%です。

同じファンドはありませんがオルカンに少しずつ移し替えると信託報酬の差は0.4%で、15年運用すると6%くらいの差になります。

多少は税金コスト払っても良い気もします。

管理人の場合は海外ETFでコスト安いので悩み中ではあるんですけど、ご質問頂いた読者様の場合、メリットそこそこあるのではないでしょうか。

 

最後にもう一つ。

入れ替えとなると、51歳で積立スタートすると複利効果を実感出来るまでには時間が無いように思えます。

とありましたが、51歳からでも十分複利を実感できる時間はあると思いますよ。

 

51歳からでも十分複利を実感できる時間はある

今回、NISAの改訂にあたって注目されているのは枠増大と非課税の恒久化です。

12月の大綱次第ですが、すんなり通ったとして私たちが享受できるのは2023年、遅いと2024年からですかね。

ただ、52歳、53歳で乗り換えて投資をした場合、取り崩すのはいつ頃になりそうでしょう。

意外と70歳とか75歳とかになる気もするんですよね。ざっくり20年くらい非課税で運用できるのは大きいメリットかと思います。

 

数年レベルなら今までのiDeCoやつみたてNISAの取り崩しで対応できそうですし。

管理人なら低コスト運用が20年となると、セゾン投信をオルカンにちょこちょこ振り替えていく気がします。

 

というワケで長くなったので終わります。

 

おわりに|新しいNISAで非課税枠が増えたら古い投信を少しずつ売って乗り換えていく

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リターンがけっこう出ていると利確するのに悩みますね。

とはいえ、まだまだ運用期間はあるので非課税枠が使えるなら課税の先払いと思って、使えそうな非課税を使うとオトクなのではないでしょうか。

管理人も今のつみたてNISAがいっぱいっぱいなので、一般口座のリスク資産を売って非課税枠を取ろうと思っています。

 

こんな悩みができるのも今までコツコツ頑張ってきたからと思います。

まずはトータルでどれだけお金があるかを見て、それからゆっくり決めても良いかな、と。それでも十分な投資リターンがあるはずです。

お互い最後の取り崩しまで時間は長すぎるほどあるので、ゆっくり取り組んでいきましょうね。

ご質問ありがとうございました。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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