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今から農作物ETF「DBA」を持つのはどうだろうか

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Twitterで農作物ETF「DBA」について質問をいただきました。

全然調べていないETFだったので商品情報と、私だったら買う買わないの判断を記事にしました。

Twitterはこちら。

ハルさん、いつもありがとうございます。

 

では、どんな商品なのか見ていきましょう。

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今から農作物ETF「DBA」を持つのはどうだろうか

農作物ETF「DBA」の商品データ

種類 海外ETF
銘柄名 パワーシェアーズ DBアグリカルチャー・ファンド (DBA)
PowerShares DB Agriculture Fund
運用会社 インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメント
ブランド 『 パワーシェアーズ 』シリーズ
連動インデックス DB 農作物指数
大カテゴリ コモディティ
取引通貨 米ドル
上場市場 米国 NYSE Arca
信託報酬 0.89% (年率・税抜)
決算 年1回 (12月)
配当 あり
設定日 2007/1/5
信託期間 無期限
純資産総額 2200億円

参考:myINDEX

DBAは、農作物などの先物価格に基づいた指数への連動を目指すETFです。運用会社はQQQで有名なインベスコ。

組み入れ銘柄は株式じゃなくて当然穀物などになります。

インベスコのデータより。

FUTURES % OF NET ASSETS
Soybeans大豆 13.84
Cornコーン 13.79
Wheat小麦 13.76
Live Cattle牛乳? 11.44
Coffeeコーヒー 11.43
Sugar砂糖 10.81
Lean Hogs豚肉? 8.74
Cocoaココア 8.73
Feeder Cattle牛肉? 3.55
Cotton綿 2.59

2022年9月26日時点

英語分からないのでミスあったらスミマセン。

大豆、小麦あたりは昨今のインフレでは上がってる感じがしますよね。

ウクライナは小麦の穀物庫的な記事も一時期よく見ました。

ウクライナとロシアは、かなりの量の穀物やその他の食料を生産・輸出している。ウクライナは、国際市場で取引される食料の全カロリーの6%に相当する食料を生産している。しかし、これは世界最大の核保有国に侵略されるまでの話だ。ロシアは世界最大の小麦輸出国で(補足:ウクライナは世界5位)、国境を越えて取引されるすべての小麦の17%以上を供給している。しかしこれも、国際的な制裁を課されるまでの話だ。

引用元:ウクライナの小麦収穫が半分以下に。世界に及ぼす影響とは

こういった情報を見ているとコモディティETFが欲しくなりますね。

実際、我が家の食卓でも食パン、うどん、パスタなどジリジリ値上がりを感じます。

 

しかし、冷静になって身銭を投じるかはちゃんと考える必要もありそうです。

とりあえずDBAの5年チャートを見てみましょう。

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コロナショックでは13.6ドルまで落ち込みました。

そこからインフレで上がり続けましたが一段落といった感じでしょうか。

ただ、底値で買っていても13.6→20.36なので大した値幅が取れたワケではないんですね。めちゃくちゃ儲かってる気がしていたので意外でした。

 

さて、私がポートフォリオに加えるかどうか。

 

現状はDBAを買うほどの状況ではない

インフレヘッジとしてコモディティは面白いと思います。

しかし、個人的にはゴールドと同じく「お金を生みだす性質がない」ので眺めておくだけかな、と。

ここらへん、為替も原油も同じで、超長期で見れば株式(S&P500やオルカン)に内包されていくだろう、という雑な考えです。

資源が上がればそれに連動する銘柄が値上がりするでしょうし、仕入れが上がる企業にしても、最終的に値上げという形で企業価値に連動するはず。

もちろん長い時間をかけてですけど。

例えばヤマザキパン、キッコーマンなどは小麦、大豆高騰があっても超長期では株価上昇みたいなイメージをしています。

世界中の生活必需品メーカーがそうでしょうから、生き残った勝ち馬企業の集合体である時価総額インデックスで良いかな、と。

 

異なる値動きをする商品を組み込むことがリスク低減ではあるのですが、どれをどのくらい組み込めば良いかは流動的です。

管理人はそれが分からないので、株式の値動きをキャッシュでマイルドにするだけで十分かな、と。あと、株式が上がり過ぎなときはリバランス。下がり過ぎなときもリバランス。

20~30年後に3%くらいのリターンが出てれば良いので何とかなるでしょう。

 

DBAを積極的に組み入れないといけない状況だとすると、リアル北斗の拳みたいな世界かもなので体を鍛えておこうと思います。

そのときが超絶円安だった場合、もしかすると日本が米大国となって輸出しまくってるかも知れませんけどね。(でも肥料とか輸入だから厳しいか。。)

 

さて、組み入れない理由としてはお金を生みださないからと書きましたが、もう一つ。

値動きがあまりに小さいので、キャッシュで十分、みたいなこともあります。

DBAの最長チャートです。2007年から。

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緑:DBA 青:S&P500 黄:GLD

ゴールドの値動き荒すぎですね。

2008~2009年はDBAもGLDと似たような動きをしていました。ちょうどリーマンショックで世界が終わるのでは・・・みたいな時期でした。

それ以降は需要に合わせて、という感じでしょうか。

 

リターンを求めて買うとすれば

  • 値下がりした株式をリスク込みで買う
  • 金利で膨れ上がった債券ETF(長期債のTLT、米国総合債券のBNDなど)を金利低下に賭けてリスク込みで買う
  • もしくは上記の両方を買う

私の場合は、こんな感じになりそうです。

地味に経費率0.89%も痛いですしね。

 

ちなみにDBAほど分散してないですが、東証でも農産物ETFが買えるようです。

農産物ETF(1687) 信託報酬:0.49%

どうしても欲しくなったら、こっちを買うかも。

 

というワケで、商品としては面白いし、リスク分散をしたい人は良い選択と思いますが、管理人は今のところポートフォリオに入れることは無いかな、と思いました。

知らない商品を調べるは面白いですね。

ハルさん、ご質問ありがとうございました。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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