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1ドル140円超えの世界でどう投資を続けていくのか|積立投資でOK

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2022年3月より円安が止まりません。

米国株投資家にとっては積立投資であっても高く買わされている感があってモヤモヤしますね。

Nightwalkerさんが円安進行について記事を書かれていたので影響されて私も書こうかな、と。

外部リンク1ドル140円超え。円安進行中に思うことをつらつら。

※リンクは新しいタブで開きます

結論から言うと株式のボラティリティと期待リターンのほうが高い。

為替も無視はできないが30年くらいの長期投資ではおおむね許容できる範囲に収まる、だと思っています。

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1ドル140円超えの世界でどう投資を続けていくのか|積立投資でOK

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最初に書いた通り、円安でモヤモヤするけど積立投資を続けよう、ということで管理人は頭を使わず月10万円のオルカン積立を続けていこうと思います。

こんなときこそザ・ドルコストです。

  • 上がってたら喜び
  • 下がってたら安く買えたことに喜ぶ
  • 為替もその一部
  • 長期では為替リスクは消える(後述)

というか、どうせ使うのは20年、30年後なので気にせず日々仕事を頑張るのが正しいインデックス投資家でしょう。

Nightwalkerさんは心配してもしょうがない、と書かれていました。

円安も心配だが円高も心配。言い方を変えると、円安も円高も心配じゃない、というか、してもしょうがない。

 

Nightwalkerさんの記事で長期為替チャートがあったので引用させていただきます。

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1980年からみると円安の景色が変わります。

これを見るとまだまだ円安余力がありそう。

とはいえ、ドル固定相場などから時代も変わりましたし、ドルと円の価値はそれなりのところに落ち着くんじゃないかな、と。

 

直近のドル円推移。

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10年くらい続いていた100~120円のレンジ相場をいささか超えた感があります。

とはいえ、円という通貨は株式のように自らお金を生みだす力は持ってないので、世界各国の通貨との需給で価値が変わります。

私が為替をあまり気にしないのは株式のようにお金を生みだす力が無いのもありますが、複利で増えないこともあるかも。

 

ちょっと前に、S&P500とドル円の超長期チャートを合成して、株式のボラティリティのほうが大きいから、長く市場にいればいるほど為替の変動幅は無視できる、という分かりやすいブログ記事を見たんですが、探せなくて紹介できず申し訳ありません。

今のGoogleだと個人ブログを見つけ出すのは厳しいので、良い記事を見つけたらブックマークしておくべきですね。

 

参考になるか分かりませんが、株式長期投資と為替の記事。

外部リンク長期投資家は為替リスクを怖れない

※リンクは新しいタブで開きます

管理人の能力では説明が全然伝わらないので、もし良ければお読みいただけると。。

 

個人的に為替は金利差(インフレ差)によって動くと思っています。

JPモルガンのレポートより。

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出典:日米金利差とドル円

黒がドル円、青が日米金利差ですね。

日本の金融バブル崩壊、アメリカのITバブル崩壊、コロナショックなどで金利差が一気に動くことはあるものの、長い目でみると連動している感じ。

今の状況だとアメリカが不況になって金利を下げるまで円安は止まらないかもですね。

代わりにITバブル崩壊以降、徐々に金利を切り下げていった場面のように、何かしら暴落や調整を含めながらいつでも超円高になる可能性もあるわけで未来は全然分かりません。

ただ、為替は読めないものの、株式は超長期では企業が儲かるほどに成長をするので、為替にとらわれる必要はないんじゃないかな、と。

 

どこまで円安続くか不安。。という人にはこちらが参考になるかも。

外部リンクドル/円160円予想って本気ですか

※リンクは新しいタブで開きます
ななし
ななし

米国金利とドル円の動きが分かりやすく画像で紹介されてます。

 

オルカンならばドル円だけでなく世界の通貨に対して分散されています。またS&P500でも売上で見ると半分くらいは米国外なので、これもまた通貨分散として見ることができます。

 

あとは購買力平価という考えもありますね。

購買力平価とは、為替相場は、短期的に様々な要因で振れることがあっても、長期的には二国間の財・サービスの価格が均衡する水準に収束するという理論です。

よく使われるのがマクドナルドのビッグマックの価格です。

~中略~

購買力平価は、時系列的な均衡水準の推移を示すこともできます。日米間の価格差が小さい時点を起点として、その後1年のインフレ率が日本が0%、米国が3%だったとしますと、米国の方が通貨価値が3%下落しているのですから、1年後の為替相場も3%ドル安に均衡水準が移ったとみなします。

この計算を繰り返して均衡点を連ねていくと、ドル円の購買力平価のグラフが書けます。この線と比べて実際の円相場が割安なのか割高なのか目安がつきます。

引用元:購買力平価 | 公益財団法人 国際通貨研究所

アメリカで買うS&P500と日本で買うS&P500の価値に差が大きくでることは考えにくいので、ビッグマック指数とか関係なく長い目で見れば米国の人と同じリターンを取れるんじゃないかな、とか。

 

とりとめなく書いちゃいましたが、私の考えをまとめておくと

株式

  • 変動リスク15~20%程度
  • たまに2倍くらい動く
  • 状況によって2倍以上(100年に一度級)
  • 長期で見ると右肩上がり

為替

  • 変動リスク15~20%程度
  • 極まれに2倍くらい動く
  • 長期では需給による

値動きは雑ですがまぁこんなもんでしょう。

株式がリスクの3倍で動くときはリーマンショックとか世界恐慌的なときでしょうけど、為替も100年に一度級はドルペグから変動相場になったような歴史的転換がありそう。

そうなると心配していても仕方ないので、株式の未来に賭けて日々のお仕事を頑張ろうと思います。

 

・・・と、ここまで書いて私が一番最初に為替の心配をしなくなった画像を思い出したました。

こちら。

株式の超長期リターン

いわゆるシーゲル教授の神画像。

為替ではありませんが、現金の価値はインフレで削られるけど株式だけがそれを乗り越えられる感じ。

とくに1930年以降はインフレの恐ろしさが分かります。。

 

ちょっと話がブレたのでそろそろ終わります。

 

昔は円高になると輸出業の利益がーーみたいな心配ばかりしていたのに、最近では円安からのインフレで不安とか時代は変わるものですね。

私たちが今の積立投資を使うのはもっと先なので、ここらへんあまり気にせず、円高になったら安く買える、円安になったら資産が増えて嬉しいくらいの気持ちで緩く投資を続けていきましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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