ドルMMFを見ていると金利が良い感じで上がってきました。
債券の値動きリスクを回避しつつ、ドルの置き場としては最良ではないでしょうか。
今日はドルMMFの金利や特徴について再確認していきます。
ドルMMFが意外と高金利になってきた件
2022年8月10日早朝時点での金利状況。
楽天証券でのドルMMFになります。
1.57%は魅力ですよね。
つい最近までほとんどゼロ金利でした。
ドルMMFの特徴こちら。
外貨建てMMFとは、外貨で運用される投資信託のひとつで、MMFはMoney Market Fundの略です。 主に米ドル建ての商品があります。 格付が高い、短期の国債や地方債、社債などで運用されるため、比較的安全性が高く、その通貨の金利水準が運用成績に反映されると考えられます。
数週間程度の超短期債なので、ほぼ元品固定で高利回り、日本だとネット証券で利回りの良い定期預金を投資信託にしてくてるような商品です。(超意訳)
昔は円MMFもあったのですが、証券会社が儲からないし売りたくないのか、ネット証券では見ることが無くなりました。
金利も毎月安定して入ってきて、なおかつ自動再投資されます。
画像だとこんな感じ。
来月には0.04ドルが入金され、合計が91.14ドルになる、という感じですね。
参考までに米国総合債券ETFであるAGGの利回りはこちら。
超短期債のドルMMFよりは高めの2.34%ですが、値動きリスクがあります。ドルMMFの場合、ほぼ固定。
これをどう受け取るかですよね。
あと、海外ETFからの配当の置き場として最適です。
楽天証券だとドル現物とドルMMFを合わせた余力で海外ETFや米国株を買うことができるので、基本的にはドルMMFで保有しておくのが有利です。
ドルMMFは証券化されているので利子は分離課税され、証券会社が税金支払い後の金額を入金してくれています。
これだけでも海外ETFを持っている人にはメリットですよね。
詳しくはこちら。
関連記事海外ETFや米国株の配当を生活でつかうなら為替利益は確定申告が必要
ちなみに管理人が使っている楽天証券だと、為替差損が出た場合、配当などの利益と自動で相殺してくれたり超便利。
関連記事米国株式、海外ETFの為替差益が気になる?楽天証券のドルMMFは超おすすめかも
今は為替がどうなるか分からないので、積極的にドルMMFを購入していこう、とは思いませんが、配当の置き場として使うには最良と思います。
もし海外ETFや米国株の配当をドルのまま寝かしている方がいればドルMMFにしておくのがおすすめです。
というワケで、今日はちょっと短いのですが、ドルMMFの金利が思ったより高くなっていた、というお話でした。
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ドルMMFを深堀したい方はこちらをどうぞ。
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