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3000万円あれば老後にどれくらい取り崩しできるのか

お金と投資
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コツコツと投資を続けておかげで、何とか老後資産3000万円を作ることができました。

さて、貯まったは良いものの、どれくらいの期間取り崩せるかとかはあまり考えてないんですよね。

最近だと逃げ切り計算機を使ったところ、今の手持ち資産でも老後はけっこう余裕な感じでした。

 

今日の本題。

3000万円あったら、毎月どれくらいの金額を取り崩していけるんだろう。

自分が何となく思ってみたので調べてみました。けっこう意外な結果だったので記事にてシェアしようかな、と。

ざっくりでも数字で知ってると資産形成していくイメージ付けがしやすいと思うんですよね。

 

ちなみに2000万円バージョンもあります。(一年前くらいに作った記事)

関連記事2000万円あれば老後にどれくらい取り崩しできるのか

※リンクは新しいタブで開きます

 

では、記事にて3000万円の取り崩しを見ていきましょう。

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3000万円あれば老後にどれくらい取り崩しできるのか

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まずは結論からテキストで紹介を。

利回り3%で運用した場合、こんな感じで取り崩しが可能です。

  • 月7.5万円 → 60年以上
  • 月10万円 → 45年6ヶ月
  • 月15万円 → 22年11ヶ月

月7.5万円なら永久機関みたいに減らずにいけます。

月10円を使ったとしても45年持つので遺産を残すことも可能。

さすがに月15万円を使っちゃうと厳しい。

3000万円とはそんな金額なんですね。

 

今回はブロガーさんの中では良く使われているセゾン投信の取り崩しシミュレーションを使いました。

セゾン投信に入ってなくても良いし、登録なども不要なので興味のある人はどうぞ。

外部リンクセゾン投信|取り崩しシミュレーション

※リンクは新しいタブで開きます

 

ちなみに今回は65歳からの取り崩しシミュレーションです。

利回りは3%に設定していますが、4資産均等型のGPIFが直近リターン3.61%なので大幅に厳しい数字ではないかな、とも。

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GPIFのポートフォリオ

リバランスをきっちりすればS&P500やオールカントリーと現金でのカウチポテトポートフォリオも同じくらいで回るんではないでしょうか。

 

管理人はこれくらいの利回りで、60歳くらいには半隠居しつつ、65歳くらいから年金貰ってゆっくり過ごせたらなぁ、とか考えています。

では、画像なども入れて見ていきましょう。

 

資産3000万円、月7.5万円取り崩しのパターン

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毎月7.5万円取り崩し 資産寿命
利回り0% 33年4ヶ月
利回り3.0% 60年経っても寿命尽きず

まずは月7.5万円の取り崩し。

恐ろしいことに年3%の運用で回ればお金減らないんですね。。永久機関や。

実際には暴落や低迷期にガンガン減るので実際はそんなうまい話は無いんですけどね。

しかしリスク資産とキャッシュで分けていた場合、低迷期は現金だけ取り崩すなどすれば多少目減りは抑えられそう、とも思っています。株価は下がるのも早いですが、戻るのもやはり早いので。

ここらへんは分析好きなブロガーさんの記事を待ちましょう。(私は得意じゃないので。)

 

あと、月7.5万円を取り崩すなら運用しないという方法もアリですね。

33年4ヶ月使えるので98歳までは無リスク運用できますね。過去の金利とインフレだと、じつは定期預金でもインフレ負けしないというのもあります。

過去に読んだ本があったんですが、どこの出典か忘れちゃいました。Google先生もけっこう古い情報はネットの深海に沈めるので探しにくくなってますね。(データあるよ、という方がいたらコッソリご連絡ください。)

 

管理人の年金だと10~13万円くらいをイメージしてるので、月7.5万円だとインフレとか考えると生活ギリギリラインかも。。

利回り3%で減らないなら、もう少し取り崩しを増やそうと思い、毎月10万円も調べてみました。

 

資産3000万円、月10万円取り崩しのパターン

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毎月10万円取り崩し 資産寿命
利回り0% 25年0ヶ月
利回り3.0% 45年6ヶ月

これがなかなか良い数字でして、運用しなくても90歳くらいまで毎月10万が使えます。

3%運用できた場合、45年持つので100歳以上まで資産を生き延びさせることができますね。これだと贅沢はできないけど、今と同じ生活レベルはキープできる感じでしょうか。

老後に入ったら月20万円あれば生活できる人も多いでしょうし。(私が貧しいだけかも知れませんけど。)

もはや3000万円を4資産均等型にぶち込んで脳死取り崩しでいける気がしてきました。

つみたてNISAで1500万円、現金で1500万円。もしかすると普通の人が目指す理想郷はここらへんにあるのかも。

※つみたてNISAは20年後の瞬間最大値が1500万円というワケじゃなくて、非課税の20年が終わったものから取り崩していって、そのトータルが1500万円くらいのイメージです。(800万投資してまぁ2倍くらいの想定が精神的にもお気楽と思います。)

 

せっかくなので散財パターンも調べてみました。

 

資産3000万円、月15万円取り崩しのパターン

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毎月15万円取り崩し 資産寿命
利回り0% 16年8ヶ月
利回り3.0% 22年11ヶ月

こちらは使い過ぎでした。。

3%で運用できても22年11ヶ月で資産寿命が尽きます。

65歳から取り崩すと87歳で資産ゼロ。長寿化を考えると不安だし、一番老化でしんどい時期にお金ないとかの地獄が待ってそう。。

 

これはさすがに却下。

ただ、今のペースだともう少し貯まってる気がするので資産の方を増やしてみました。

 

資産4000万円、月12.5万円取り崩しのパターン

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毎月12.5万円取り崩し 資産寿命
利回り0% 26年8ヶ月
利回り3.0% 52年8ヶ月

マジですか!

4000万円パワー恐るべし。。

運用せずに91歳まで取り崩せるし、運用してれば多少遺産が残せそうですね。

年金支給が70歳になっても副業+12.5万円取り崩しをすれば対応もできそう。副業が無理でも10万円くらいの仕事は見つかるでしょう。

 

資産4000万円、月15万円取り崩しのパターン

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毎月15万円取り崩し 資産寿命
利回り0% 22年3ヶ月
利回り3.0% 36年3ヶ月

これまた4000万円パワー恐るべし。。

個人的に月15万円というのは文化的最低限で生きられる金額と思うんですよね。年金無くても生きていける気がします。

もしインフレが続いているなら株式資産も増えているし、デフレなら少ない金額でも生活できるし。

ななし
ななし

4000万円を運用しつつ老後に取り崩すというのが私にとっての理想郷なのかも知れません。

 

セミリタイアとか考えなければ何とか老後を生き抜くことは大丈夫そうです。

副業を続けつつ、コツコツとETFを買ってまずは4000万円を目指したいと思います。

 

おわりに|3000万円の取り崩しはほぼ老後の不安を取り除ける

ヒントと電球

思い付きで調べたのですが、3000万円あると老後の不安はほとんど取り除けると思いました。

運用しつつ、生活をコンパクトにしていけば老後を乗り切る目安にできる人も多いかも知れません。

もちろん人によっては退職金もあるでしょうし。(私は転職ばかりなので無いものと考えてます。。)

あと、私たち世代は70歳定年とかになってるかもですし、そうすると老後までの運用期間は伸びるので、そこまでリスクを取った運用をしなくても年3%を目標にしつつ、そのまま続けていくというのも良いな、と思いました。

 

というワケで、今日は3000万円の取り崩しシミュレーションのお話でした。

 

お読み頂きありがとうございました。

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外部リンクセゾン投信|取り崩しシミュレーション

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セゾン投信、中野社長の本ですね。低コスト投信全盛の時代でもセゾン投信の人気があるのはこの人のおかげかと。

運用しながら使っていくという考えに納得したのは中野さんの本か記事でした。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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