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【悲報】俺たちのSPYD、再び試される時期がやってきそう

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SPYDという海外ETFがあります。(S&P500銘柄のうち高配当の上位80社に均等投資(1.25%ずつ)する変わり種。)

一時期人気商品だったものの、コロナショックで評判を落とした商品でもあります。

さて、そのSPYDがまた試される時期がやってきそうです。

参考にしたのはいつもお世話になっている東北投信みらいさんの記事。

外部リンクSPYDはもうじき試される時期がくる(と思う)

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ちなみに私もそのうち試される次期がくるだろうなぁ、とは思っています。笑

 

では、みらいさんの考える試される時期を一緒に見ていきましょう。(ついでに私の雑な考えも紹介します。)

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【悲報】俺たちのSPYD、再び試される時期がやってきそう

まずは結論から。

結論から述べると、今後アメリカがリセッション入りし、相応にクラッシュを伴うものであれば、SPYDは再び試される状況になると思ってます。

即アメリカ経済がリセッションに入るわけでないですが、経済は循環します。

今は経済時計のどこらへんでしょうか。

管理人が古くから参考にしている山崎式経済時計。

山崎式景気時計

12時を回り1時から2時になっている頃でしょうか。もしかするとまだ11時くらいなのかも知れません。

暴落を仄めかすものではなく、上がり過ぎた株価は下がる、というか大体やり過ぎて下がり過ぎるし、不況はくるものの安過ぎたら自律回復する、というのが分かりやすいので何度も見返しています。

 

SPYDの欠点といって良いと思うんですが、高配当ETFのなかではボラティリティが大きすぎるんですよね。

高配当=安定というイメージでは買うと痛い目をみちゃう。。これは実際にコロナショック前に人気商品になったとき、実際に体験した人がいるかも知れません。

 

みらいさんの記事ではこう評されてましたね。

財務的にはあまり優れていない高配当なバリュー株に、小型株効果が強調される形で投資している」のがSPYDです。

 

管理人も小型株効果はそこまで意識していなかったんですが、セクター比率が金融危機に弱すぎる組み合わせだろ、とは思っていました。

ちょっと古いけど、2019年に書いた商品紹介の引用。

また、均等加重で1銘柄当たりの下落リスクは安心感がありますが、不動産・金融というのは超景気敏感株です。

リーマンショックの時は地獄の様相をみせていたので、高配当=低リスクではないことは注意が必要かな、と。

関連記事SPYDは経費率0.07%で高配当銘柄を均等投資する海外ETF|利回り5%以上

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ただ、景気後退期には弱いと知っておくだけでも失敗は減るかな、と。

高配当たる理由は株価が評価されないからこそ配当利回りが高いという不都合な事実。。そしてクラッシュ時には他より投げられることが多い。高配当=ディフェンシブではないのですね。

 

景気とファクターの関係

では、景気状況とファクターの関係も見ておきましょう。

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出典:A Factor Portfolio for the Business Cycle | The Macro Investor

濃い緑が一番強く、濃い赤が一番弱い時期です。

みらいさんの解説。

上図において、Early Contraction(早期景気後退期)でサイズファクターは強いマイナスです。加えて、SPYDはクオリティファクターを持たないどころか、財務面で弱さがある銘柄ばかり集めているため、こちらもEarly Contraction(早期景気後退期)に弱いと解釈できます。

このようにSPYDが持つファクターと景気の関係から、SPYDは今後もクラッシュとともに市場平均を上回る大幅な下落が起こりえると予想できます。

 

ただ、ダメダメな商品かというと違っていて、もちろん輝く場面もあります。良い場面とはこちら。

ちなみに、バリューはContraction(景気後退期)に強い特性を持ちます。コロナショックの時と違って、次の景気後退ではこれが有利に働くかもしれません

金融危機に弱い特徴もありますが、ジリジリ続く不況には強いのかも知れません。ヨコヨコが続いたら高配当な分だけリターンが良いくらいと思いますけど。

 

さて、では景気後退なり危なそうな時期がきそうだけどSPYDとどう付き合えば良いのか。

 

管理人は次の下落をのんびり待つ

管理人にとってSPYDは高配当だけど金融危機に弱くて、勝手なイメージですがREITに近い位置付けなんですよね。

先日、リバランスしてキャッシュはあるので、また金融危機でお祭りがきたら買おうかな、と。落ちるナイフなので、おすすめはしませんけど。

SPYDは高配当のわりに景気回復期に爆上げしやすい変な銘柄です。

 

みらいさんが狙ってる時期や、もう少し詳しく知りたい方は記事にてどうぞ。

外部リンクSPYDはもうじき試される時期がくる(と思う)

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ちなみに週末に見たときのSPYDはずっと放置でええやろ、みたいなリターンになっていました。円安での水増しも大きいですけど。

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もっと上がるようなら半分利確して恩株→永久保有でも良さそうですね。老後まで配当チャリーンと貰えそうだし。

まぁ、でもまた暴落がきたら株数増やして長い付き合いをしたいな、と思っています。

 

おわりに|次の試される局面でも手を出せるだろうか

水族館で水槽を見る女の子

管理人の場合、試されるのは次の下落局面でも手を出せるかになりそうですね。暴落局面で日和ってたらププーーーと笑ってやってくださいw

もしかすると、ハイテクやグロースが叩かれてたらそっちを買うかもですけど。

 

高配当ETFを持ってる人にとっては厳しい時期がきそうですが、お互いじっくりと長期目線で頑張っていきましょうね。

買い向かう人は一緒に鼻水たらして耐えましょう。

 

お読み頂きありがとうございました。

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SPYD好きな方への再認識だったり、不労所得最高な話だったり。何だかんだで愛されてる商品と思います。

 

この記事を書いた人
ななし

1976年生まれ、超就職氷河期世代のインデックス投資家。投資情報を中心とした当サイトの管理とWebライターをしております。自己紹介は「ななし」をクリックで。

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