当サイトを読んでくださる人は、老後に向けて資産形成をしていると思うのですが、いったんの区切りとして1000万円、2000万円、3000万円があります。
収入が多かったり、退職金が数千万円期待できたりする人は老後の心配などあまりしないのかも知れませんけど、大半の人は自分の老後って不安だと思うんですよね。
振り返ると管理人はずっとお金の不安と過ごしてきた気がします。
ただ、最近はあまり不安に思うことが無くなってきて、理由を考えてみると老後資産にある程度目途がついたからかな、と。
3000万円という金額はそういったものかも知れません。
投資ブログを良く読むのですが、どういった推移でお金が貯まったのかはあまり見たことがありません。せっかくなので低収入なりに貯めてきた道程(みちのり)を記事にしようと思います。
過去の記録を載せるだけなので、老後資産だったり、生活防衛費を含んだ全体資産だったりしますが、そこらへんは多めに見て頂けると幸いです。
- 私の老後資産3000万円まで貯めた道程【年度ごとに振り返りました】
- 現在の資産状況(2022年1月時点)
- 資産推移のざっくり一覧
- 2007年12月|3,768,047円
- 2008年12月|1,482,868円
- 2009年12月|4,543,010円
- 2010年10月|6,145,876円
- 2011年12月|7,722,883円
- 2012年12月|10,983,498円
- 2013年12月|14,525,725円
- 2014年12月|14,853,411円
- 2015年11月|15,223,236円
- 2016年11月|14,557,943円
- 2017年12月|16,781,232円
- 2018年12月|17,519,171円
- 2019年12月|21,004,690円
- 2020年12月|24,655,732円
- 2021年12月|32,025,351円
- 何だかんだで増えてるが停滞はある
- おわりに|老後資産3000万円まで貯めたので、60歳までには5000万円を貯めたい
私の老後資産3000万円まで貯めた道程【年度ごとに振り返りました】
管理人のお金の貯め方はいたってシンプルです。
入ってきた収入のうち20%を事前に取り分け、10%を投資、10%を貯金するというもの。
これが自分に合っていたのかな、と思いますし、誰にでもおすすめしたい資産形成かな、と。
投資をし始めるとリターンなどに目が移りがちですが、多くの人は投資で資産を築いたというより、規則正しい入金によってというケースが大半なのでは無いでしょうか。
管理人の場合、元本に対して数倍増やしたなんてことは無く、単純に入金の結果という身も蓋もない事実があります。
ちなみに、オフ会などで「投資でどれくらい儲かりましたか?」と尋ねられることがありますが、昔は信託報酬1%とかの世界だったので乗り換えを繰り返した結果、「儲かった金額は全然分からない」という状況です。
さて、本題。管理人の資産です。
現在の資産状況(2022年1月時点)
2022年1月3日時点の現状はこちら。
生活防衛費とか混ざってますが、老後資産としてはざっくり3200万円くらいな感じです。リスク資産はほとんど楽天証券で運用しています。
ユーザーフレンドリーで使いやすく初心者にはおすすめ。メールでの質問がしやすく子供用の口座を作るなら一択です。
公式リンク:楽天証券
あとは住信SBIネット銀行と楽天銀行で無リスク資産を管理しています。
子供の資産や日常の生活講座、給料の支払口座などは妻によって分別管理されています。(子供の貯金額は去年聞いたけど忘れました。)
さて、そろそろ過去の記録を遡りつつ、どんな感じで資産が増えてきたか見てみましょうか。
資産推移のざっくり一覧
楽天のざっくりした資産推移です。
インド投信やSBI証券を使っていた時期があるので、全体ではありませんが2013年頃からはほとんど楽天証券になったような気がします。
とりあえず2018年からの伸びがスゴイ。
稲妻が輝く瞬間だったんでしょうね。
この時期に始めた人は全員爆益なんじゃないでしょうか。ただし積み立ててても全然資産が増えない時期も長期間あるのは忘れないようにしておきたい。。
各年の推移はテキストで紹介します。
2007年12月|3,768,047円
サブプライムローン問題でダメージ受けてたときですかね。当時は辛かった気がしますが、今から見ると金額が小さいのは不幸中の幸いなのかも。
とはいえ、給料は20%カット、ボーナス無し、仕事は減ってるのにサービス残業当たり前というブラック環境でした。そう思うと今は恵まれていますね。
転職しようにも仕事が全然無かった。。
エクセルのメモを見たらセゾン・バンガード・グローバルバランスに投資していました。なつい。。
翌年くらいに解約してどこかの外国株式に乗り換えしたような。。
2008年12月|1,482,868円
リーマンショック被弾で大ダメージ喰らってます。
ちなみに投資額は3,431,169円で半額どころじゃないダメージを受けていた様子。株安と円高のダブルパンチ恐ろしい。。
ただ、記録を見たら無リスク資産が260万円あり、合計400万円くらいなので実際のところお金全体は増えてたようです。
この頃は老後資金なんて考えは無かったと思います。バリ島に行ったり雪山に行ったりと、それなりに散在もしていた様子。
2009年12月|4,543,010円
この頃にはキャッシュとのバランスが半々くらいになるように調整しだした感じです。
ただ、ずっと株安だったので株式比率は59%くらいでした。ただし生活防衛費は薄々で150万円程度。しかも奨学金返済が60万円くらい残っていました。
会社倒産でリストラ。けっこう大変な年だった気がしますが、10年以上過ぎると記憶が曖昧ですね。
ちなみにeMAXISが登場したようです。エクセルを見るとeMAXIS先進国株式に投資を固めていました。当時は信託報酬激安だったんですよね。
あとから見れば大底の年でしたが、全然資産は増えてませんし、そもそも入金できる余裕も無ければ仕事も無かったようです。
2010年10月|6,145,876円
年末に記録付けるの忘れてたようです。
リスク資産比率57%と手堅くなってきていた様子。たらればをいうなら全部株式にしておけば、いや、GAFAかQQQに全力してればウハウハな未来が待っていましたね。
ちなみに、この年の10月に日経平均8,824円、1ドル80.21円という地獄で、暴落後の二番底を脳みそに焼き付けてくれました。
とはいえ、米国株は大底からの回復と入金で徐々にお金が増え始めた時期なのかも。
2011年12月|7,722,883円
あまり記憶にない一年。
リスク資産が63%となっているので、そこそこ株高だったんでしょうか。
この頃にはeMAXISとかは書いてなくて、外国株式、日本株式(合わせてリスク資産)と現金くらいに分かれています。
2012年12月|10,983,498円
はじめて1000万円を超えたんですね。感慨深さとかはあまり無かった気がします。
あまりにユーロ円が安いのでフランス旅行にいっていた様子。当時1ユーロ100円割れで、98円を付けた記憶があります。
旅行中に政権交代があり、アベノミクスとともに毎日1ドル1円切りあがっていたのを覚えています。資産が増えたのは株高のおかげでしょう。
現金欄にマンション用とあったので、マンション購入を検討しいたときで、リスク資産が51%になっていました。QQQ全力買いしておけば良かったのに。
2013年12月|14,525,725円
このあたりから投資の興味が無くなってて記憶が無いんですよね。たぶん、年末にリバランスしてるだけだったような。。
急速な株価回復の年だったんでしょうか。リスク資産比率は52%と快適な状況。
翌年にリストラされちゃうんですが、リストラ準備金という項目があって笑いました。
2014年12月|14,853,411円
リストラされた年です。
あ、でも結婚した年でもあるので人生トータルではプラス。
資産微増の一年。リスク資産56%だったので、株安で多めに買っていたのかも知れません。このあたりって、ホント投資の記憶が無いんですよね。
2015年11月|15,223,236円
全然お金が増えてませんね。
子供ができて家計に余裕もなかったのかも。お祝い金は強制徴収、親戚付き合いの出費は家計からでダブルパンチ。
もしかすると株が下落していた可能性も。
2016年11月|14,557,943円
前年より減ってる。。
リーマンショック以降、右肩上がりの株価だった気がしますが、けっこう下落していたのかも。
リスク資産比率を見ると57%とあるので、何か買ってたのかも知れません。
2017年12月|16,781,232円
たぶん買った株はなんでも上がってた年の記憶。
日経15連騰したときがあり、日本株を全部売ってリバランスしました。リスク資産比率48%になっていましたね。
見た目ほど増えていませんが、子供用の資産を積み上げていたようで、子供用の楽天証券に100万円と入力されていました。なので老後資産額はあまり伸びず。。
沖縄と北海道に小さい子供を連れて旅行という散財もしているので、景気良かったのかな、とも。
2018年12月|17,519,171円
あまり増えていませんが、たしか年末にかけて大きな調整があった年だったような。
リスク資産比率が45%になっていました。ここでリバランスして大きく買っていたらなぁ、とか思うんですが、当時は上げ相場が終わって本格的な長期低迷が来るとみんな思っていましたね。
年明けすぐにドル円がレーザービームみたいに落ちてました。
あと世界的にも景気が悪く、管理人のリストラがチラチラ見えてきた時期でもあります。
ちょうど、この頃に2000万円問題があった気がします。管理人は生活防衛費とか入れると何とか2000万円をクリアしていた様子。
2019年12月|21,004,690円
この年、リストラされました。
が、爆上げ相場のおかげで資産自体は増えているという不思議な状況。
働き疲れもあり、しばらくセミリタイアするという暴挙にも出ていましたね。
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株高だったのでリバランスをして、リスク資産、無リスク資産はキレイに50%となっていました。
2020年12月|24,655,732円
コロナショック、その数ヶ月後に爆上げ、とワケの分からない一年でもありました。
カウチポテトでも十分株高の恩恵にあやかれるんですね。ただリバランスを検討しているうちに年を越したのでリスク資産比率が56%と直近ではそこそこ高め。
新型コロナが蔓延する前に転職を決めていたので、幸い路頭に迷うことが無くて良かったです。いつも運だけで生きている気がします。
2021年12月|32,025,351円
とにかく買った人が勝った一年。
S&P500を年初に買っていれば25%くらい増えてました。高値圏?などと思いつつも愚直に買い増しするのが正解と教えてくれた一年でもあります。
資産が大幅に増えていますが、投資以外でも副業収入がバグっていたおかげでもあります。
ただ、ここ数年調子が良かっただけというのは覚えておきたいところ。。
何だかんだで増えてるが停滞はある
何だかんだで数字だけ見ると増えているのは分かりますが、市場に合わせて増え方が低迷する時期もありますね。
金額の流れだけ見るとこんな感じ。
- 2007年12月|3,768,047円
- 2008年12月|1,482,868円
- 2009年12月|4,543,010円
- 2010年10月|6,145,876円
- 2011年12月|7,722,883円
- 2012年12月|10,983,498円
- 2013年12月|14,525,725円
- 2014年12月|14,853,411円
- 2015年11月|15,223,236円
- 2016年11月|14,557,943円
- 2017年12月|16,781,232円
- 2018年12月|17,519,171円
- 2019年12月|21,004,690円
- 2020年12月|24,655,732円
- 2022年12月|32,025,351円
ただ、仕事の状況や家庭環境でも資産の増え方なんかは全然変わります。
あまり参考にはならないかもですが、一例として見ていただければ何よりです。(参考になればけっこう長文になったので管理人も救われますけど。笑)
おわりに|老後資産3000万円まで貯めたので、60歳までには5000万円を貯めたい
調べてみると意外に山あり谷ありで増えていたんですね。
次は欲張りつつ50歳、4000万円を目指したい。ここまでくれば余裕が見えてくる気がします。子供も大きくなってくるし、つみたてNISA以外は投資にお金使わなくてもいいかな、とか。
最終目標としては60歳くらいまでに老後資産として5000万円を用意したいところ。
そういえば2000万円を超えたくらいから、無理に節約して投資に回すよりも人生を楽しむためにお金を使った方が良いとか思っていましたが、普通に散財していましたね。
まだまだリタイアできるような金額でもないですし、先も見えてきたのでコツコツと増やしていければと思っています。
何だかんだで積立投資を続けていると、資産も比例して増えてくるのは管理人の記録でも効果がありました。なかなか増えないなと思う方もいるかもですが大丈夫と思いますよ。焦らず一緒に頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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