長期ウォッチ用に保有している投資信託を確認しました。
下記の投資信託は2019年1月1日に1万円ずつ買って長期ウォッチをしています。早いもので気付けば3年になりました。
※リンクは詳細記事が新しいタブで開きます。
2018年に副業で稼いだ6万円がこんな育つとは思ってなかったけど身銭切りつつ遠目から確認できるのは良い体験になってます。
コロナショック以降はすっかり株式100%のオールカントリーVSバランスファンドをウォッチする記事になっています。
【最初に結論書いときます】
今月もオルカンの圧勝で終わってしまいました。しかし3地域均等型、8資産バランスも着実に回復しておりバランスファンドの良さを感じさせる3年となりました。
※個人的にはバランスファンドもしくは現金リバランスを推しています。そこも踏まえて管理人の考えなども書いています。
では、実際に保有している投資信託がどうなっているか見ていきましょう。
先月に引き続きオルカン強し
ファンド名 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 31.0 | ¥13,103 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 49.2 | ¥14,924 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 69.7 | ¥16,967 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 0.3 | ¥10,035 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | 32.0 | ¥13,196 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 37.0 | ¥13,696 |
今月もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が圧倒的です。ただし株価軟調で11月に見たときより2.7%ほど下がっています。
管理人が好きな楽天バランス均等型は先月比1.3%減ということでバランスファンドの妙を見せてくれています。この下がったときのリバランスが株価暴騰で効果を生む、そんな期待をしています。
コロナショックにREITが被弾して冴えない状況が続いていたSlim8資産バランスが地味にリターンを取り戻しつつあります。そろそろ4資産均等型を追い越しそう。
3地域均等型も値動きがオルカンと同じようになってきたので、日本、新興国の上がり方次第では面白そうな局面がくるかも。
やっぱりポートフォリオとリスク設定の加減がよく分かる一面ですね。
2019年、2020年と大きな調整もありましたが、今年も終わってみればバイアンドホールドが報われた形で終わりました。
2022年もリスク許容度を見ながら投資を続けた人が良い結果で終わる気がします。
コロナショック前は相場の過熱感でいつ暴落がくるかハラハラしていました。先月・今月になって少し天井感が出てきた気がします。
この先は分からないけども油断ないようにいきたいなぁ、と。そういった意味でバランスファンドとオールカントリーの値動きを月一回見るのは面白いですね。
これは身銭がかかっているからそう思うのかも。
金額は小さいのですが、2019年1月1日に買ったオールカントリーは約3年で利回り69.7%となりました。本来の株式リターンを考えると異常値ですね。買ったタイミングがラッキーでした。
国内債券インデックスはプラスなだけ儲けもの。しかし暴落となった時はコイツより頼りになる投信はありません。(現金と何が違うの?と思おうかもですが、コロナショックのときはしっかり+1.2%とかになっていました。)
ちなみに暴落前の最高潮だった2020年2月23日。
商品名 | 現在値 | 損益% | 評価額 |
Slimバランス8資産均等型 | 10,302 | 16.3% | 11,983 |
Slim全世界株式(3地域均等型) | 9,416 | 17.6% | 11,801 |
Slim全世界株式(オール・カントリー) | 9,694 | 26.2% | 12,241 |
Slim国内債券インデックス | 10,147 | 1.7% | 10,323 |
ニッセイ4資産均等型 | 10,850 | 12.7% | 12,228 |
楽天バランス均等型 | 9,565 | 16.1% | 11,107 |
2年前でさえ暴落が叫ばれていましたが何だかんだでバイアンドホールドの勝利ですね。
おまけで暴落中も。
商品名 | 損益 | 損益(%) | 評価額 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | -728 | -7.29 | 9,271 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | -605 | -13.85 | 8,615 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | -1,210 | -12.10 | 8,790 |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 120 | 1.20 | 10,121 |
ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型 | -456 | -4.56 | 9,544 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | -287 | -2.88 | 9,712 |
関連記事長期ウォッチ|eMAXIS Slim国内債券インデックス以外全てマイナスに
オールカントリーはピークから40%くらい下がった感じでしたね。売らずに投資を続けた人はめちゃ凄いです!
コロナショック前の高値 26.2%
現在の損益率 69.7%
バイアンドホールド最強!
バランスファンドは暴落と急回復を通してみても安心してみることができました。コロナショックでのマイナスが小さかったのも好印象。
投資なんて、ちょっと退屈くらいで良いと思います。
実際、管理人もカウチポテトポートフォリオというリスク資産半分、現金半分といった比率なので同じような感じです。
何だかんだでオールカントリーが強すぎるので改めてチャートを確認してみました。
オールカントリーVSバランスファンド
ピンク:オールカントリー
青:楽天バランス均等型
緑:3地域均等型
黄:8資産バランス
改めて見ると思うこといくつか。。
いつまで続くんだろうか、この上昇相場は・・・
オールカントリーはちょっと下がったと思ったら、また盛り返してる。。
ただ永遠に上がり続ける相場は無いし、株式の平均リターンは超長期で6.7%と考えると楽天バランス均等型が輝くターンもきっと来るだろうな、と。
高いときに株を処分しつつ、下落時に安くなった株式を仕込んでいけるので長期で見たらオールカントリーに勝てるかな、とか。
実際、コロナショックでのバランスファンドの防御力は素晴らしかったです。
しかし相場が好調だったので含み益バリアもあり、意外とメンタル大丈夫だったのではないか?とか考えちゃったり。
今思い出すとコロナショックで管理人が平気だったのは、過去に買っていた資産がほとんどマイナスにならなかったのが大きいのかも。
ガンガンお金は溶けてたけど、長い時間かかってもそのうち回復するやろう的な何かがあったと思います。
バイアンドホールドを改めて実感
管理人は無能なので個別株は触っていないんですけど、仮に何度もトレードしたとして、運以外の要素でオールカントリーをバイアンドホールドしたより上手く運用できないでしょう。
しかし2019年1月1日に買った投信ですが、
- 純正オールカントリー:69.6%(先月72.7%)
- 楽天バランス均等型:36.9%(先月38.3%)
と、かなり高リターンなんですよね。お気楽運用の楽天バランス均等型も年10%以上で回ってますし。。
よくあるパターンとして、瞬間的には爆益が出ていても、
- 銘柄乗り換えをミスしたり
- 分散している銘柄が足を引っ張ったり
- 調整後すぐに資金投入できず上昇を逃したり
- 税金や手数料を取られたり
といったことで、頑張ったのにオールカントリーどころか楽天バランス均等型にすら勝てないという結果に終わってそうです。
というか、実際に楽天バランス均等型に勝てない投資家さんも多いかも。。
アクティブ運用しててS&P500をベンチマークとか嫌になるほど強い。味方にすると超心強いけど、敵にすると恐ろしい子。
実際にはオールカントリーだけでなく暴落時のキャッシュも必要とは思う
オールカントリーを持っているだけで約3年で70%というのは、インデックス投資の基本と凄さを思い出せてくれるに十分な数字です。
ただ、投資をしていると必ず大きな調整や大暴落と付き合う必要があります。損するタイミングだけ上手く逃げるとかはできませんので。というか、逃げることができても暴騰の瞬間に飛び乗るのは不可能。
これを忘れず、コツコツと買いながら、大きな調整や暴落がきたら余剰金で淡々と買い増しをする。そんな風に投資を続けていきたいですね。
この考えをコツコツやっていくなら難しい商品選びとかは何も考えず、オールカントリーと現金だけで十分なんではないでしょうか。。
おわりに|今月もオールカントリーの大勝利だった
管理人のつみたてNISAはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)なので、まったく長期ウォッチと関係ない商品です。
しかし実際に保有をしてみると
バイアンドホールド最強
となるので今後もウォッチしていこうと思います。
円安もあって資産がチキンな管理人はこの風船がいつ弾けるかビクビクしていたりします。。
とはいえ、暴落で逃げずに投資を続けた人が勝利したのは記憶に新しいです。悲観しすぎずにコツコツと一緒に頑張りましょうね。
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