投資を始めると、常に長期投資という言葉が出てきます。インデックス投資の本でも書いていますね。
言葉や文字、過去チャートで分かるものの半信半疑だと思います。私もそうでした。
記事内容は、単純に私の13年前の資産と現在の比較です。
低所得サラリーマンが貯蓄と投資で貯めた金額をリアルに見れて参考になります。
一番驚いたのは私自身でした。
ざっくり7倍になりました。
これは投資スキルではなく、お金への接し方が重要だったという事です。
これから投資をしよう、お金を貯めていこう。そういう方への参考になれば幸いです。
投資で大切なことは退場しない。続けること。
3年前に書いた記事が読まれていたので更新しました。
関連記事リーマンショックで退場をせず投資を続けた結果、10年で資産4倍に
4半期ごとにお金の管理をしているので過去のデータを出します。(時折、更新を忘れます)
もう少し絵心が欲しいところです。。雪だるまが大きくなっていくように書きたかったのです。
しかし、数字を見ると分かりやすいでしょう。
2008年6月30日時点での資産4,117,440円
2018年6月24日時点での資産17,415,049円(参考)
2021年6月27日時点での資産28,755,826円
ざっくり13年で7倍ですね。
特別なことはしていません。たんたんと貯蓄をしてリスク資産の買い増しだけです。
この間、リーマンショック、リストラ、結婚、子供が生まれた事、コロナショック、いろいろありました。
このうち妻の資産(私は妻の貯金を知りません…)が乗っかったり、遺産で増えたという事もありません。
単純に働いて給料の20%を積み上げた結果です。
金額は小さくとも、少ない給料のなかからでも貯める事が出来たのは精神的に得るものがありましたね。
関連記事2021年6月時点の老後資産状況|それなりに増えてて資本主義を実感
もちろん投資の失敗談もあります。
2007年、外国債券代わりにFXでスワップポイントを貰う方が手数料も少ないと思いレバレッジをかけて最大5万ドルくらいを保有していました。
サブプライムローン問題等で円安相場が終わり円高へ振れたことで損失を受けています。70万くらいです。ここで諦めて損切りをしています。
1ドル123.45円を記念で保有したあとに下落した事だけ覚えています。
2,667,445円が1,637,440円になっているので、じつに38.6%の損失を抱えています。
2007年当時はアメリカとの金利差が5%くらいありました。今ならやめておけと言えるのですが。。
これも経験とすると小さい損失ですんで良かったと思います。
この頃からリスク資産は株式、無リスク資産は現金で保有をしていくようになりました。
13年間の資産を比較してみます
2008年6月30日
リスク資産 | 無リスク資産 | 合計 |
1,637,440円 | 2,480,000円 | 4,117,440円 |
2018年6月24日
リスク資産 | 無リスク資産 | 合計 |
8,320,235円 | 9,094,814円 | 17,415,049円 |
2021年6月27日
リスク資産 | 無リスク資産 | 合計 |
14,886,716円 | 13,869,110円 | 28,755,826円 |
主力は海外ETFです。無リスク資産は現金です。
2008年からの10年間も驚きますが、そこからの3年が凄まじいですね。リバランスしつつ半々でも資産は育ちました。
ちなみに現在は生活防衛費や子供の学費などを別に用意しています。
当時は1年間180万円あれば生活が出来ていました。
無リスク資産が68万円だったと考えると、かなり攻撃的なポートフォリオになっています。若かったのでしょう。
反面、リーマンショック以降もリスク資産を買い続けた事で大きく報われている部分もあります。
賢い投資法では無いものの、退場しなかった事は評価をして良いでしょう。
まとめ
- 途中でリーマンショックを食らっても400万円が13年で2800万円に育った
- 働いて給与の20%は貯蓄や投資にまわしただけ
- 投資法としては完全にNGなこともあるが続けたことは良かった
人間というのは忘れる生き物ですね。ブログを書いていなければ、13年前を比較しようと思わなかったでしょう。
もう少し投資を勉強した方が良かったのですが若気の至りです。現在の若い方は賢いので、資産形成がしやすい時代になったと思います。
また大変な時期がやってくるかもですが、それに負けずお互い頑張っていきましょうね。
お読み頂きありがとうございました。
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関連記事です。
リーマンショックの体験談です。記録をつけておくというのが役立ちました。
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